[ファイトクラブ]大島慶山の「素敵にシバター・コンプレックス」

[週刊ファイト1月27日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼大島慶山の「素敵にシバター・コンプレックス」
 photo: RIZIN FF by大島慶山 w/編集部編


 毎日、今にも「ペギラ」が現れそうな妄想が浮かぶほど寒い毎日が続く。季節が夏と冬の繰り返しの様に感じる。春と秋は感じる間もないぐらいに通り過ぎる。歳時記に乗っとったお祭り事やイベントを体感しないと、四季それぞれの味わいを感じにくくなってきた。

※ペギラ
円谷プロ制作のSF特撮テレビのウルトラシリーズに登場する元祖冷凍怪獣

 よく、子供の時に大人が、「年とってきたら、あっという間に時間が過ぎ、1年間早いわ!」と、語ってるのを聞いた時に、「時間のスピードがSFじゃないのに変わらないよ。何を言ってるんだ大人たちは」と、内心馬鹿にしていたが・・・。実際に自らが大人になり、毎年年を重ねていくと、実際に早く感じる。

 昨年の大晦日は、RIZINさいたまスーパーアリーナから、「井岡一翔のプロボクシング世界戦」(大田区体育館)と、観戦黄金リレーを試みてからもう3週間が経とうとしている。インターネット上やスポーツ新聞、YouTube上では未だに格闘家にしてYouTuber、シバター絡みの内容が頻繁にでてくる。
 著名格闘技選手やOB、有名人や著名ライターが、それぞれの意見や感想を未だにあれやこれやと述べたり記載している。

 RIZIN側としてもネガティブな印象も受けたが、世間の耳目を惹きつけた宣伝効果もあるだろう。
 ハイリスクハイリターンかな? アントニオ猪木の環状線理論に繋がるかも。まさにシバターは、時代の寵児なのである。

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