[鷹の爪大賞シュート活字年間総括①]ROH全選手解雇の衝撃とリアルタイム配信時代のさらなる普及・浸透

[週刊ファイト11月04日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼鷹の爪大賞シュート活字年間総括① タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
 ROH全選手解雇の衝撃とリアルタイム配信時代のさらなる普及・浸透
・10月21日号スターダム表紙3パターン案から吟味、オカダの場合は
・10月14日号オカダG1 中嶋勝彦N1 独占MLW がむしゃら九州プロ
・シュート活字G1総括「ジェフ・コブなら改革本気もコロナ禍保守的選択」
・ハッカー身代金-親会社シンクレアROH全選手解雇:来春再開予定も?
・世界で最もコロナ対応厳しかったROHの経営危機と大丈夫か?新日
・WWEネットワーク買収NBCピーコック第3四半期$520MM巨額赤字
・見果てぬ夢だったアントニオ猪木”プロレス市民権”の確立:アメプロ今


―― 掲載が11月4日号になりますから、今週から鷹の爪大賞・年間総括をやる季節になりました。一応はTIME誌からマット界までマスコミの慣例に従って対象は2020年12月1日から、2021年11月末まで。というより本誌の場合の本音は、あとから出てくる連中のランキング付けなりに影響されたりが絶対に耐えられないことですから、毎年どんどん、どこよりも早く言いきる、先に活字にしたいだけなんですが・・・(笑)。

オフエコ こちらの「鷹の爪大賞」こそが本物の権威との専門媒体としてのプライドがあるからな。もっとも本誌は投票制ではないので、各記者がバラバラのを随時出してくることになる。

10月21日号スターダム表紙3パターン案から吟味、オカダの場合は

―― シュート活字委員会としてのG1総括や、いわゆるブレイキング・ニュースになるROHの「事実上の解散か?」は後半でやりましょう。

オフレコ いつも言ってることだが、年間総括にせよミクロ視点になってはいけない。もっと大局的な観点からグローバルなマット界の2021がどうだったのか、そこから始めないと「肝心のことが抜けてる」となりかねない。

―― やはりグローバルの大局的観点からだと「世界同一条件、リアルタイム配信時代がさらに普及・浸透」というのが真っ先にくるとの話ですね。ここ数年はもう、毎回この件を取り上げていると思いますけど。

オフレコ 直近例なら時期が重なったこともあり、WWEはTVマッチなのにPPV級カードのシングル戦切り札ベッキー・リンチvs.サーシャ・バンクスのSmackDownをAEWとの対抗上出してきて、さらにはRAWでシャーロットvs. ビアンカ・ブレアを投入してきた。これはJ-Sports加入者ならリアルタイムで視聴可能、一週間以内に字幕版でより多くの日本在住のファンも見ることが出来たかと。そこに、スターダム大阪城ホールでは、紅白ベルトの30分競演があった。

―― さて、中野たむvs. 岩谷麻優と、林下詩美vs. 彩羽匠のどっちが良かったかの団体内、あるいは大会内続けて見ての比較もありますが、WWEとスターダムの4カードをじっくり吟味して、「レスリング重視の女子プロ2021」考察がファンレベルでも可能になったということですね。

オフレコ 実際、後者はサムライTVで生中継やってくれたので、これまた見れた方が少なくない。これはアメリカ在住者(あるいは世界各地)にも同じことが言えて、意識的なファンは(日本だと750円の)stardom world英語実況ありPPVとしてこれまた視聴しているから、実際にこの4つの比較吟味がやれている。

―― 本誌10月21日号表紙はスターダムだけで3パターン、どれにするかの編集会議でした。

オフレコ そうなると、「世界で最も鋭く濃い分析がやれているのは週刊ファイトなのか、それとも米国の専門媒体なのか」も、日米両方を読み比べている先端層の定期購読者から直接吟味されるのであって、本誌としては「喜んで挑戦を受ける!」なのは述べるまでもない。

―― 10月28日号に至っては、上記の3点いずれも没案でした。採用されたのは『’21年10月28日号オカダG1 AEW熾烈WWE金曜戦争 Stardomタッグ開幕 新日本キック 非道』のリンクにあります。

10月14日号オカダG1 中嶋勝彦N1 独占MLW がむしゃら九州プロ

オフレコ G1総括はTERUZ記者、西尾智幸記者から既に2本入稿してくれていて感謝なのだ。

▼G1総括 リアルとキワモノ 希望と危うさ 創立50周年キングダムへの狂想曲

[ファイトクラブ]G1総括 リアルとキワモノ 希望と危うさ 創立50周年キングダムへの狂想曲 新日本

▼本年G1ちょい総括!高山善廣長期欠場G1 CLIMAX 14大阪大会回顧

[ファイトクライブ]魔物が棲むG1/本年大会をプチ総括!高山善廣長期欠場G1 CLIMAX 14大阪大会回顧

―― シュート活字委員会からの3本目ですが、すでに10月14日号の書名で「オカダG1 中嶋勝彦N1 独占MLW がむしゃら九州プロ AEW2年 RIZIN配信」と明言してあります(笑)。

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