photo by George Napolitano
■ AEW Dynamite
日時:9月17日(現地放送時間、録画番組)
会場:米ニュージャーシー州ニューアーク プルデンシャル・センター
現地水曜夜Dynamite2時間番組に続いて同じ会場で収録されたRampageの1時間番組。こちらにはクリス・ジェリコが解説員を務める。
試合はルチャ兄弟とブッチャー&ブレイドのAEW世界タッグ王座戦から。レイ・フェニックスのヒザが悪いそうで、割りとペンタゴンの方が試合をする格好だったのがやや心配ではあったのだが、フィニッシュもクレバーに考えてあった。ブッチャーがそのペンタゴンのマスクの紐をロープに結び付けてフェニックス一人にするのだ。
ところがマスクマンの命であるマスクを脱ぐことになるが、素顔になることで危機から脱出、フェニックスに繋げて上からガツンとやってのウラケンラナが決まっての王座防衛である。
ただ、それだけでは終わらずマット・ハーディ軍がルチャ兄弟を襲うのだが、そこに救援に駆けつけたのはサンタナ&オルティーズである。ジェリコのインナーサークルは、今はもう完全にベビーフェイスなのだ。ということでプエルトリコ系とメキシカンだからスペイン語が通じる4人と通訳が手を挙げる最後の絵にしていた。
リング復帰したアナ・ジェイにバニーとのシングル戦が組まれ、最後はお仲間のタイ・コンティのアシストもあってスクールガールで丸め込んで勝つんだが・・・。なんといってもこの試合のハイライトは、バニーのお仲間ペネローピー・フォードがブラスナックルを手に装着してブン殴る場面。解説のクリス・ジェリコが「セメント!」と言っちゃいました。WWEは禁止用語だらけだけど、AEWはケーフェイ用語もそのまま出します(笑)。
続けてうまくいかないことだらけの狂人マット・ハーディが、最前列にオレンジ・キャシディの格好している太っちょ(業界用語プラント=やらせ要員)を発見。オレンジの格好しやがってとハサミで太っちょの長い髪を切るだけでなく、一味のジャック・エバンスは電動バリカンで坊主にするセグメントもありました。この写真のみ公式のを使用してます。
次週ニューヨーク市クイーンズでの女子王座戦が発表済みのDr.ブリット・ベイカーD.M.D.と、ルビーSOHOの悪態プロモ合戦もお互いしゃべれるから面白い。「アンタはRunaway(逃げた)んじゃない。解雇されたんだ!」、「刺青増やして何度もキャラ変えてやってもうまくいかなかった」とガチに迫るブリットだが、あっさりと「AEWに来ておかげでワタシにとって最高のことになった」とやり返すルビーである。ブリットの尻軽女ぶりとか危ない暴露もやっていたから、なにがどこまでリアルなのかわかりません(笑)。
番組トリは「前回はもう少しのところまで追いつめた」と主張するアラバマ出身の覆面戦士フエゴ・デル・ソルが、再びミロのTNT王座に挑むカードだ。
確かにフエゴは善戦、追い詰める場面もあるが最後はアコレード(らくだ固め)が決まる。尚も痛めつけようとするミロに、花道からサミー・ゲバラが現れる。逃げるミロはベルトをリングに置き忘れていた。それを拾ってTNT王座への挑戦をアピールするサミー。ここにドラマはクライマックスへと向かうのであった。
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’21年09月30日号AEW制圧NYC RIZIN G1大阪Stardom ブッチャー+砂男ECW復興 風間ルミ