[ファイトクラブ]RAW豪華(必死)Rレインズ投ビッグE巴Bラシュリー!RオートンAJ女子タッグ交代

[週刊ファイト9月30日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼RAW豪華(必死)Rレインズ投ビッグE巴Bラシュリー!RオートンAJ女子タッグ交代
 ©2021 WWE, Inc. All Rights Reserved. 編集部編
・いつもと違う番組構成!SmackDownの主軸がごっそりこちらにも
・AEW対抗!? ランディ・オートン対AJスタイルズ等がテレビ番組で次々実現
・シェイナー・ベイズラーがタップ勝利後もナイア・ジャックスの腕を破壊
・前週のタミーナ-ニッキー戦ミス談義のどこよりも深い検証と本誌の見解
・ガン基金告知リア涙目から「なんじゃこれは」2分半女子タッグ王座交代まで
・シャーロットお人形アレクサ遊び場リング設置から会場客ゾロゾロ帰りだす
・ジェフ・ハーディ、シェイマス、ダミアン・プリースト3way戦にした理由
・PPVよりもAEWニューヨーク侵攻の方を恐れていたのが露呈したRAW総括


■ WWE RAW
日時:9月20日(現地時間)
会場:米ノースカロライナ州ローリー PNCアリーナ

 今週のRAWは特別仕様で豪華だったと評するのは楽なのだが、要するにAEWに18-49歳デモグラフィックの視聴率で抜かれたから非常ベルが鳴り響き、もうなりふりかまわず必死の反撃に出たというのが現実的な分析になる。なにしろ現地2日後水曜夜に、AEWは本丸ニューヨーク市クイーンズに侵攻、最大規模の大会を開催するのだ。なんとかせねばらなない、SmackDown所属のローマン・レインズとウーソズのBloodlineご一行まで投入。ブランド分けの意味を形骸化してまでも、死に物狂いの迎撃で番組構成してきたのである。
 但し、MSG大会などと違ってノースカロライナの州都Raleighはカタカナ表記ローリーとなるが、会場の話はなぜか番組中に出てこない。例えばボストンからの中継だと、数回は街の風景までもBOSTONと大きく出てくるのだが、コロナ対策なりで役場とケンカしたのだろうか。メインにはThis is AWESOMEの合唱になるお得なサービス回に大満足だったことは間違いないのだが・・・。


 ニュー・デイのコフィ・キングストンとゼイビア・ウッズはSmackDown所属なのだが、ブランド分けをうやむやにして新WWE王者ビッグEと合流。対して同じくトリオ全員SD所属のローマン・レインズ&ウーソズが花道に現れ、そのまま火花を散らして6人タッグ戦に突入するのだ。


 試合途中に突如現れた前WWE王者ラシュリーがビッグEにスピアーを放ち、ゼイビア・ウッズやウーソズを無差別に蹴散らすとその隙にレインズがウッズにスピアーを叩き込んでタッグ戦に勝利する。試合後にはレインズとビッグEがラシュリーにスピアーで襲われるとその後、レインズ、ビッグE、ラシュリー3人のトリプルスレット戦が決定するのであった。ローマンはいきなりのRAWにも参戦だけでなく、2試合ということになる。


 新婚のドゥードロップは、またエヴァ・マリーにクリーンで勝利します。ただ、エヴァは米国ではNBCピーコック配信の番組に出ていることがあとのセグメントで紹介されていた。他の役割をこなしているということなのだろう。


 リドルのしゃべりプロモを経てのランディ・オートンvs.AJスタイルズがテレビ番組で実現。これまたPPV級カードということになる。そのリドル、ローマンの発言に噛みついて文句を出していたんだが、そのせいでロッカールームでヒートを買っていたんだが・・・。ということで、セコンドとしてはちょっかい出すので退場となるオモスがリドルを食らわす場面は、インサイド・ジョークなのだろうか。

 オートンがリドルの技であるエクスプロイダーを使うとか、いつも通りではなく考えて練られている。AJがスワンダイブ式のフォーアームをやろうとする、オートンがRKOをやろうとする、リドルも絡んでお互い見合うだけで不発に終わるとかもあった。明らかに通常のTVマッチ展開ではなかったのだ。

 最後は強引にRKOを決めてオートン勝利となるのだが、絶対にWWEはそんなことを認めないだろうが、本物レスリングを強調するAEWを意識したのは明らかだ。
 今回はPPV大会並みのカードが以降も続くのみならず公式写真も普段より多いので、専門媒体観点から論点が豊富にあるため他媒体には出来ない深淵分析は本誌収録とさせていただく。その前に、せっかくWWEジャパンが戸澤陽のスキットを別途写真付きで配布してくれているのでそれは公開にしておく。

◆“忍者”戸澤陽ら24/7奪取作戦仕掛けるも再び王者レジーに逃げられて失敗

 “忍者”戸澤陽がRトゥルース、ドリュー・グラックと共にドレイク・マベリック指示の下で24/7奪取作戦を仕掛けるも、今回も24/7王者レジーに逃げられて王座奪取に失敗した。バックステージでマーベリックに「作戦はシンプルだ。網でレジーを捕まえて24/7を奪取するぞ」と指示を受けた戸澤はRトゥルース、グラックと3人でレジーを捕まえようとしたが、網はレジーにかわされてグラックに誤射。さらに戸澤が機材置き場で王者を追い詰めたかに思われたが、レジーは華麗なジャンプで機材から飛び降りるとそのまま余裕の表情でその場を後にした。

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