[ファイトクラブ]RVDババレイD組がマット・ハーディAEW組下す旧ECWアリーナBattleground

[週刊ファイト9月30日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼RVDババレイD組がマット・ハーディAEW組下す旧ECWアリーナBattleground
 photo by George Napolitano タダシ☆タナカ編
・バディ・マシューズ(マーフィー)お披露目!AEWのKCナバーロに勝利
・懐かしのレイヴンFBIリトル・グイド抗争も!MCWアレック・オーディン
・ロード・ウォリアーズ殿堂入りブリー・レイ橋渡しポール・エラリング授与
・問題児エンゾNZO名参戦!ロックンロール・エクスプレスRモートン戦
・WCW初黒人王者ロン・シモンズ、昔のブロマイド売るリッキー・モートン
・AEW前座Bear Countryがビリーと息子たちガン・クラブに寝る試合も
・カード変更で大型レックリングボール・レガスキー対スティーブ・ギブキ
・真目玉はバディ・マーフィー対ボビー・フィッシュもレイ・ジャズ戦に変更
・太目ケイティ・フォーブスが双子MKのステフをフォール女子カード挿入
・コンベンションにはクリスタル・マーシャルと英国人DIVAレイラも参加
・新作映画『The Legend of Dirty Ron』出演のRVDとケイティはカップル
・ブリー・レイRVD w/Bアルフォンソ-マット・ハーディAEWマーク・クイン
・RVD-狂人マット軸に20分強大熱闘!プライベート・パーティのクイン仕事
・もうひとつの隠し玉サンドマン登場:ビール飲み芸グランドフィナーレへ
・砂男メタファー底なし沼考:経済再開後withコロナ時代のインディー金字塔


■ Battleground Championship Wrestling
日時:9月18日(現地時間)
会場:2300 Arena, Philadelphia(旧ECWアリーナ)

バディ・マシューズ(マーフィー)お披露目!AEWのKCナバーロに勝利

 午後のコンベンションに続いて、夜は深夜の時間までインディー団体Battleground名義での大会が行われ、なんとメインイベントでは元ECWのRVDとババレイ・ダッドリー組が、現AEWのマット・ハーディ&プライベート・パーティのマーク・クイン組を下すという驚きのマッチメイクも実現している。さすがに旧ECWアリーナでやる大会というのも大きいが、AEWは自由にさせているという確認でもあった。

 大会開始はそのAEWの番組『Rampage』にインタビュー役で出ている”World Strongest man”マーク・ヘンリーの開幕宣言から。最初に出てきたのはWWEを解雇されたバディ・マーフィーことバディ・マシューズである。本誌は活字に残してきた通りでWWEは判断間違ってるとしか思えない。最後の方はレイ・ミステリオの娘アリーヤちゃんとの恋仲アングルやらされていたんだが、滅茶滅茶上手い逸材である。

 試合はCZW他インディー界では名が通り、インパクト・レスリング⇒現AEWのKCナバーロと白熱の攻防を展開、目の肥えたお客さんを満足させている。最後は丸め込んでバディが勝利した。米国の専門媒体事情、WWEが公式マガジンを始めた際に東海岸のは全部潰してしまったので、有力なのはシカゴやカリフォルニア拠点のものが残るだけ。地の利のある本誌こそが世界で唯一、単なる結果だけでない正確に自前写真交えたレポートがやれる。今回も週刊ファイトだけの独壇場、完全先行報道となろう。いよいよバディもAEWかと噂されたが見送ったから変更とも聞いた。

懐かしのレイヴンFBIリトル・グイド抗争も!MCWアレック・オーディン

 左のセコンドに付いた方、誰だかわかりますか? Quoth the Raven “Nevermore.”の呪文を唱えていたレイヴンです。ということで、これまた本誌だけの独占だったのだが、先日のIndependent Superstars of Pro Wrestlingで元気だったジェームス・ストーン、ヌンジオ、ここでのリングネームはFBI(フル・ブラッデッド・イタリアンズ)のリトル・グイドが、インディー団体MCWのアレック・オーディンをやっつけます。

 但し、いくら旧ECW同窓だからって、あの時のレイヴンはFBIと抗争していたから、何年たってようがグイドの首を絞めるんです(笑)。ということで、結果だけ出しているサイトあったけど間違っていて、現地記者からはグイドの反則勝ちと本誌に報告あり。まぁ、それはどうでもいいのであって、昔のECW見ていた方はこのカードに大喜びなのであった。

ロード・ウォリアーズ殿堂入りブリー・レイ橋渡しポール・エラリング授与

 WWEによるご都合主義のHall of Fameと殿堂式典にはなんの権威もないため、ハードコアなファンの多い東海岸のファンは『2300 Arena Hardcore Hall of Fame』を勝手にやっている。出てきたのはBusted Open Radioのポドキャストをやっているデイブ・ラグレカと、現在はブリー・レイ名義だが、本誌はわかりやすくババレイ・ダッドリー表記にするも、現地では知名度のあるコンビである。

 そして選ばれたのがロード・ウォリアーズであった。昨年9月23日にアニマルまでもが60歳の若さで亡くなり、早くからこの企画は持ち上がっていたのだが、なにしろパンデミックであり、お客が入ってないならやる意味がないと延期されていた経緯。当然ここにはプレシャス・ポール・エラリングが来場してきた。お客さん全員、これには異議なし。これが本来のプロレス殿堂入りなのであった。

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