鈴木秀樹が緊迫の攻防！船木誠勝に激勝でWRESTLE-1トップにロックオン～ZERO1・十四周年記念大会

　1日、ZERO1の14周年を記念し後楽園にて興行が行われた。冒頭は14周年にあたって大谷社長よりご来場頂いたファンに挨拶。「プロレスは見ている皆様に元気を与えるもの。」と自らがこれまで体を張って実践してきた信念を語った。
　8団体参加で記念興行にふさわしく、三大タイトルマッチが開催、2つのタイトルが移動するという波乱含みの大会となったが、中でも注目はノンタイトルマッチながら、セミファイナルで行われた船木誠勝vs.鈴木秀樹の完全決着戦だ。
　試合は1037秒、一瞬たりとも気を抜けない、緊張感漂う緊迫の一戦となった。最後は鈴木がエルボースマッシュで船木を崩したところで、ワンハンド・バックブリーカーから畳みかけるようにダブルアーム・スープレックス、見事な勝利を飾った。試合に勝った鈴木は、WRESTLE-1のトップを狙いに行く宣言。
　ジュニア王座がZERO1からWRESTLE-1へ、タッグ王座がWRESTLE-1からZERO1に移動し、益々両団体の抗争が激化、目が離せない状況になってきた。
　メインでは、田中将斗、杉浦貴の弾丸ヤンキースに佐藤耕平、関本大介のZERO1＆大日本の強力コンビが挑むNWAインターコンチネンタルタッグ選手権。試合は田中将斗のスライディングDで終止符がうたれたが、21分に渡る一進一退の大激闘となった。

■　ZERO1　「FOURTEEN」
日時:3月1日開始:18:00
会場:東京・後楽園ホール


＜第8試合 NWAインターコンチネンタルタッグ選手権　60分1本勝負＞
○田中将斗、杉浦貴（NOAH）（王者：弾丸ヤンキース）
　21分44秒、スライディングD⇒方エビ固め
●佐藤耕平、関本大介（大日本）（挑戦者）

＜第7試合シングルマッチ　「完全決着」　60分1本勝負＞
○鈴木秀樹
　7分17秒、ダブルアーム・スープレックス⇒体固め
●船木誠勝（W-1）

＜第6試合タッグマッチ　30分1本勝負　ZERO1 vs ヤンキー二丁拳銃＞
日高郁人、●藤田峰雄
　13分41秒、ファイヤーサンダー⇒体固め
○宮本裕向、木高イサミ（ヤンキー二丁拳銃）

＜第5試合第試合シングルマッチ　30分1本勝負＞
○大谷晋二郎
　16分49秒、変形キャメルクラッチ
●LEONA（ドラディション）

＜第4試合 NWAインターナショナルライトタッグ選手権　60分1本勝負＞
近藤修司、●吉岡世起（王者：W-1）
　17分43秒、十三不塔⇒エビ固め
○菅原拓也、“brother”YASSHI