[ファイトクラブ]スターダム西武ドーム+葉月-RAW変更NXT改悪-女性に影響大コロナ

[週刊ファイト9月9日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼スターダム西武ドーム+葉月-RAW変更NXT改悪-女性に影響大コロナ
 タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・今週号表紙は「アントニオ猪木の退院!」or「スターダム汐留」なのか
・シャーロット女王ナイア・ジャックス一部専門媒体シュート?アホかいな
・今週RAW変更だらけの恥部、別世界NXT恍惚と上層部介入の不安項
・ルナ・バションの命日~アントニオ猪木が退院!元気な姿を見せる!
・アフガン女性人権だけでなくコロナ精神的苦痛は世界の女性を襲う説
・「スターダム大嫌い」葉月復帰NEMOPHILAは別人もTrooper入場曲に
・コロナ禍?Marvelous響・田中盟子、神童ミコト、星月芽依の退団了承
・WCWやTNTでゴス系の吸血鬼キャラだったダフニーの自殺:享年46歳


―― トップ画像の選択は9・4-5メットライフドーム2連戦にスターダム提供試合が追加、それは999円新日ワールドでも見られると。渡辺桃&上谷沙弥組が両方に参戦、4日が舞華&レディ・C組、5日がジュリア&朱里組との対戦カードで、上谷のフェニックス・スプラッシュが映えることになる。他団体に食わず嫌いのままの新日信者もいますから、「諸君、西武ドームに来たまえ!」という絵にしました。深い意味はないんですが、上谷にした方が目を惹くだろうと。

オフレコ 今週の表紙は「アントニオ猪木の退院!」なのか、「スターダム汐留」かの議論になったんだけど、昭和プロレス特集はタイガー・ジェット・シンの初出し写真、貴重エピソードも収録してあるので、表紙は”今のプロレス”でいいんじゃないか。


▼別冊元祖「シン特集号」、これは週刊ファイトでなかったら出来ませんよ

[Fightドキュメンタリー劇場⑧]別冊元祖「シン特集号」、これは週刊ファイトでなかったら出来ませんよ

―― 昭和プロレス回顧、レトロ特集も本誌の売りというのは隠し味ですからね。コーヒー代の値段で一度ダウンロード購入してみて下さい。初めての方はずっしりと、そのボリュームに驚かれるようなので。あくまで毎週の電子書籍ジャーナル発行が我々のメインになります。

オフレコ その先週号が「アメプロの夏の天王山週間」だったんだけど、その余波が続いているというか、遅れて出てくる専門媒体の方が多いんだから、サマースラムがどうだったのかとか、CMパンクの復帰がどうのと、今もそれが続いている。そりゃそうだ、サマースラムのビジネス規模を出したら、日本のマット界なんか10倍、100倍どころかもう桁が違い過ぎて話にならない。

―― ではアメプロの今週の話題からいきますか。とかくファンは「自分の関心は団体〇〇」とか、「贔屓の選手は〇〇」なので、「アメプロなんか興味ない」となりがちなんですが、そのビジネス規模からもいずれは影響が国内マット界に来ますからね。

シャーロット女王ナイア・ジャックス一部専門媒体シュート?アホかいな
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オフレコ ということで現地の専門媒体の議論というか、関心を呼んでいたのが「やはりビンス・マクマホンがRAWの台本にダメ出し、直前に何度も変わった」というのが漏れてきたことと、シャーロトvs.ナイア・ジャックスの「なんじゃこれは」騒動がどんどん大きくなっている(笑)。

―― ところが、「シュートになった」とか、「ガチだぁ」とか、わかってないライターがやると、頓珍漢な記事になっていて、それもまた「なんじゃこれは」なんですが・・・。皆が皆、ネット時代の評論家になれる弊害なんですが、恥ずかしい分析内容に笑ってしまいます。

オフレコ プロレスは怖いジャンルであり、書き手の理解度が丸裸にされる。別にガチになったわけじゃない。こっちは速報で主観を活字にしている通りや。寝る役なんで女王様、やる気ないのが顔に書いてあったことが発端というか、もちろんちゃんとセール(受け)しない下手くそのナイアも悪いんだけど。

―― 顔に書いてある(笑)。その昔、佐々木健介がUWFとの『全面対抗戦』、東京ドームの花道入場してくる時点で、「ああ、ダウンなんや」とシュート活字評やってましたね。そこがピーチク、パーチクやってるだけの素人サイトと、専門媒体記者の違いです。

オフレコ シャーロットがビックブーツやってカバーしても、セールしないでスクっと立ったんで、怒った女王様が平手打ちやる。ナイアもパンチでやり返すんだけど、あのバケモノが本気でパンチやったら、かの有名なベッキー・リンチの鼻骨骨折で大流血(それが人気の原点になったのだが)以下、えらいことになってる。試合予定にないパンチではあるが、ガチではないよ。

―― 英語表現で「同じページを読んでない」となりますが、二人とも段取り通りにやらなくなってグタグタになり、最後だけなんとか予定のフィニッシュに戻したという顛末でした。


’18年11月29日号シャーロット覚醒 NXT 新日 AllEliteWrestling RISE天心 長与千種
photo by George Napolitano

オフレコ 女王様も「ご機嫌斜めの時はダメだなぁ」と批判やるのは簡単なんだけど、『サマースラム』翌日RAW見たなら方向はアレクサ・ブリスvs.シャーロットが次の『エキストリーム・ルール』だったのに、恐らく「アレクサじゃ抗争プログラムにならない」と直前で変えたんだろう。

―― 実際、アレクサはオハイオ州入りしているのに、使われなかったとSNSで出してます。

オフレコ アレクサとお人形リリーの呪術ギミックに女王様というのは絵的にも勘弁願いたい。しかし、シェイナ・ベイズラーがお仕事するタッグ戦ならともかく、ナイアにシングル戦で王座戦の抗争プログラムというのも、これまた「そんなの誰が関心持つのか」と思う。

―― アントニオ猪木vs.タイガー・ジェット・シンなら、「長年ずっと抗争やってもお客さんが来た」と、故・I編集長も申しております。

オフレコ ガチと言うなら、半ばガチ混じりの「ファミリーは要らない、ワタシにはベルトがある」とやった女王様。事実婚のアンドラデと、親父リック・フレアーがAEWに行ったからなぁ。イライラも募ってたんだとは思うが、ナイアとの試合でお互いの技にセールしなくなったらプロレスではない。ただ、各サイト論評に戻ればそれをガチと騒ぐのもオカシイというこっちゃ。

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