誰が出てないか祭典後RAWローガン・ポール大ブーイング他読み違い

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 宴のあとのRAWとなると、誰がリハビリでこちらでは勝たせて貰ったとか、専門媒体目線ではそっちが重要となり、RAW放送終わるまで『サマースラム』総括の詳細拡大版は安易に出せないとなるのだが・・・。
 なにしろ、ブロック・レスナーの投入は当初の長期計画では2023年の『レッスルマニア』であって、2021年の間違いではない。つまり暫くは寝かせておくハズだったのがAEWの攻勢、CMパンクの投入で慌てて顔見世という有様。さらに産休だったベッキー・リンチも、予定では10月頃の復帰だったのに、サーシャ・バンクスが出れないとなって慌てて投入だから、まだ試合準備が出来ておらず、他のやり方もあっただろうに「秒殺」という試合にしたのはアチコチで叩かれることに。レスナーは現在カナダ在住なので、いくら米国カナダは今は往復制限が解除されたとはいえ、ラスベガスとサンディエゴならいくら物語的にはSmackDown側になるとはいえ、同じく顔見世でRAWに出ても良さそうなものなのに、やはり姿はない。アスカもずっと番組に出てこないままのRAWなのであった。


 サマースラムのリキャップに続いては、MVPがゴールドバークの15歳の息子を襲ったことの弁明をスポンサー様からクレーム来ないように再度またやって、ダミアン・プリーストが出てきて試合になったから、これは良いカードだと大いに期待させたのだが・・・。

 CM挟んでシャツとズボン脱いだボビー・ラシュリーとダミアンの試合が始まるんだが、そんなPPVカードの白黒を無料番組でつけるわけないじゃないかと、途中でシェイマスが現れ、結局はドリュー・マッキンタイアも駆けつけてタッグ試合になりましたと。

 クレイモアキックのケツだったが、お茶を濁してるなぁとの印象は拭えない。


 キャリオン・クロスが中世騎士の鎧仮面かぶり、新たなコスチューム姿はともかく、ドゥームズデイ・サイトー・スープレックスからRAWではドゥームズデイ・スープレックスになっているのはいかがなものか。ましてリコシェはまたjobberに逆戻りである。


 ああ、やっぱりボクシングのローガン・ポールに、お客さん大ブーイングじゃないかと。いくら人気YouTuberで影響力あるとデータが認定していても、プロレスは作る側の思い描いたようにならないのです。


 (本当はプライベートでガイジン同志で仲のいい)ドリューに負けたジンダー・マハルは、RAW番組ではリハビリの番だと思うのだが、マンスールに反則負けって・・・。ムスタファ・アリがマンスールがやられても知らん顔という絵は面白かったけど。


 熱心に現地専門媒体と本誌拡大版を比べてくれている読者から、最初に「いつのまにかシャーロットの戴冠回数からNXTの2回がなかったことにされて回数が減っている」を指摘したのは本誌で、現地は書いてないと誉めていただいたんだが・・・。ただ、現在の回数にDIVA王者が入ってるのってアホかと思うんだけど。
 女王様が「ワタシがTHE QUEENだ」とミエ切るマイクのセグメント、なんでも「ファミリーは要らない、ワタシにはベルトがある」んだそうで。これは事実婚のアンドラデと、親父リック・フレアーがAEWであることの当てつけなんだろうが、それはシナリオ班に言わされた台詞なんじゃないのか。
 それでこういうセグメント、だいたいオチは、そこに音楽が鳴って次の挑戦者となるんだが、出てきたのがお人形リリーを抱えたアレクサ・ブリスという。マッチメイク煮詰まってるなぁ。


 最大の祭典『サマースラム』に呼ばれなかったナイア・ジャックス&シェイナ・ベイズラーなんだが、リア・リプリーに万年ダウン役のベイズラーがリップタイドを喰らうタッグ試合も。ニッキーA.S.H.はハウスショーではブーイング受けていたとのレポートもあり、中途半端なことになっているのだ。


 文句を書くんだったら、「じゃぁお前がマッチメイク構成やってみろ、どれだけ大変なことか」と言われかねない。『サマースラム』本戦第1試合だったけど、お客さんをHappyにさせて出だしはうまくいったのだから、リドルとランディ・オートンのRK-Broを番組トリにというのは「確かに」となる。
 リドルがAJスタイルズにブロデリックを決めるシングル戦が組まれ、オマケでオートンもRKOをAJに見舞ってました。プロレス出来ないオモスの子守り役だから、AJさん、今はしょうがないです。お疲れ様でした。

■ WWE RAW
日時:8月23日(現地時間)
会場:米カリフォルニア州サンディエゴ ペチャンガ・アリーナ

◆ザ・ミズがYoutuberローガン・ポールと一触即発+ジョン・モリソンと仲間割れ

 ザ・ミズがゲストとして登場したYoutuberローガン・ポールと睨み合って一触即発となると、ゼイビア・ウッズとの試合後にはアシストに失敗したパートナーのジョン・モリソンを襲撃してスカル・クラッシング・フィナーレを叩き込んだ。モリソンが司会を務めるモイストTVのゲストを呼び込むと大ブーイングの中、ポールがリングに登場した。ポールは「俺はみんなのことを愛してるし、WWEも大好きだ」と言ってモリソンとのトークをスタートするも、お客さんの不満表明が止まらない。なんとかミズが「俺の紹介を忘れているぞ」と遅れて姿を現してマイクでなんとか場を取り繕う。ミズは「ポールにリスペクトを! ポールはYoutubeを席巻してメイウェザーとボクシングで対戦したすごい男だ」と持ち上げるも続けて「ポールの弟がノックアウトされるのは何ラウンドだ?」と弟のジェイク・ポールの試合に触れると怒ったポールがミズを睨んで一触即発となった。アドリブも出来るミズは役者なんだが、サマースラムのどうでもイイ出番の酷い出来が未だに非難されているから分が悪い。

 過小評価賞を続けているジョン・モリソンが割って入るとポールは「俺は帰るわ」と言ってリングを後にしたが、入れ替わるように現れたゼイビア・ウッズがそのままミズと対戦。試合ではミズが果敢に攻め込んだが、モリソンのアシストが逆にミズの妨害になってウッズに敗戦してしまう。試合後には怒ったミズが背後からモリソンに襲い掛かって仲間割れとなると、最後はスカル・クラッシング・フィナーレを叩き込んだ。

 ようやくギーク・コンビの解消である。遅すぎとか、手遅れ説もあるのだが・・・。

◆“ゴミ箱”に扮する戸澤陽がアイスクリームにつられて再び24/7王座奪取に失敗

 戸澤陽が先週に続いて“ゴミ箱”に扮して24/7王座奪取を狙うも、王者レジーに華麗にかわされて失敗した。王者レジーがフードトラックのアイスクリーム2個を購入していると、そこへ草を付けたRトゥルースと“ゴミ箱”に扮した戸澤が襲撃を狙うもレジーは2人にアイスクリームを渡して逃走。一時はピーナッツ味アイスクリームに気を取られた戸澤とRトゥルースだったが、すぐさま王者襲撃を再開するとレジーは木に登ったと思えば、華麗に飛び越えたフードカーを運転してその場を後にすると襲撃に失敗した戸澤とRトゥルースは互いを罵倒した。

◆新タッグ王者RKブロが祝勝会を妨害したAJスタイルズ&オモスを撃退

 新RAWタッグ王者リドルが祝勝会を妨害したAJスタイルズ(with オモス)との対戦に勝利すると試合後には“毒蛇”ランディ・オートンもRKOをAJに叩き込んで撃退した。新タッグ王者となったオートン&リドルのRK-Broが祝勝会を開催するとリドルはお祝いに名前入り、ワンタッチで畳める高級キックボードをオートンにプレゼントした。困惑気味のオートンだったが、そこへPPV「サマースラム」でタッグ王座から陥落したAJスタイルズがオモスと共に現れると「オートンはリドルにプレゼントを用意してないようだな。それなら俺からリドルにフェノメナール・フォアアームをプレゼントしてやるから対戦しろ」と試合を要求。
 これをリドルが受諾して試合となるとオーバーヘッドキックからスープレックス、セントーンと連続攻撃で攻め込んだ。AJもDDTからカーフ・クラッシャーを決めるとリドルもブロミッションで応戦して白熱の攻防を展開すると、終盤にはリドルがリップコード・ニーストライクを決めてコーナートップからトドメを狙うが、オモスが睨みを利かせて妨害するとオートンとオモスが乱闘に。

 オートンは持ち出したキックボードでオモスを滅多打ちにすると、リドルが油断したAJにブロデリックを叩き込んで3カウント。試合後にはオートンもRKOをAJに叩き込むと2人でポーズを決めて勝利をアピールした。


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’21年09月02日号CMパンク-SスラムTakeover天王山 新日巡行 湘南プロレス Mミラー号