[週刊ファイト9月2日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼ブロック・レスナーまで投入4時間11試合祭典:全容と詳細辛口評の肝
ベッキー・リンチ復帰SD&シャーロットRAW新女子王者!サマースラム
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タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・映画スターJシナ奢らず23分ローマン帝国とお仕事+玉葱頭Bレスナー
・当初の長期計画では2023年レッスルマニアがレスナーだったのに・・・
・ゴールドバーグ立てないSaleケツ不評!ボビー・ラシュリー長期政権
・期待通り良い試合だがエッジに21分強必要なのか?セス・ロリンズ戦
・マイルス・ケネディAlter Bridge♪Metalingus入場のThe Broodエッジ
・決めた順通りに緩くダンス!シャーロットRリプリー客受けなきニッキー
・どうでもいい試合やセグメント長くもDマッキンタイアは5分弱Jマハル
・ずっとサーシャ出ると煽りVまでやってベッキー・リンチ秒殺戴冠どうか
・新IC王者中邑真輔&リック・ブーグスRocks王座戴冠Pマカフィー踊る
・どうにも関心喚起させないウーソズとミステリオ親子のタッグ王座再戦
・最高試合賞ダミアン・プリーストUS王者!ギア剥がれるシェイマス職人
・一応バンプも取ったがエヴァ・マリー酷すぎ不要勧告アレクサ・ブリス戦
・スタジアム本戦最初はHappy Endingランディ・オートンRK-Broリドル
■ WWE サマースラム
日時:8月21日(現地時間)
会場:米ネバタ州ラスベガス アレジアント・スタジアム(観衆51,326=主催者発表)
―― まず、画面にテロップまで出して強調したのが主催者発表で51,326人。ラスベガスはうるさいから、実数は6000人引かないといけないことまでバレてますが、それでも日本のお寒いマット界の現状からしたら、とんでもなく凄い集客数という評価はあります。
オフレコ なにしろ『レッスルマニア』、まだ早いと言われながら客も入れてやったのに、野外会場に豪雨のスコールだの、イマイチ思い描いたようにいかなかった。そのリベンジも兼ねて2021年は「こちらを年間最大の祭典にする」と発表、可能な限りの豪華カードを詰め込んだ体裁だったのだが・・・。
―― やはり長い。いや、長く感じたという点が問題なのであって、実際の時間が4時間越えでも、中身充実で長く感じさせなかったケースもありますから。
オフレコ だいたいボクシングのパッキャオ最終試合があって、会場のオーナーが同じだから、ボクシングの場合は前座はどうでもよくて、最後のメインだけ見に来る客が大半なので、それまでに終わらせるとオーナーと約束したとかで、今回は本戦3時間だと喜んでいたのに・・・。
―― 口約束はしたけど、ビンス・マクマホンはハナから守る気なんかなかったのか、それともあんまりボクシングの客とかぶる層は少ないと判断したのか。
オフレコ そのクセ、RAWにはローガン・ポール出してきて、ところが大ブーイング喰らうという・・・。トホホというか。
映画スターJシナ奢らず23分ローマン帝国とお仕事+玉葱頭Bレスナー
<第10試合 ユニバーサル王座戦>
[王者]〇ローマン・レインズ
23分00秒 スーパーマンパンチ⇒スピアー
[挑戦者]●ジョン・シナ
―― とにかく、もはやロック様に継いでとんでもない額を稼ぐハリウッドの大スターだというのに・・・。もうプロレスなんかやらなくてイイ、ケガするリスク思えば止めた方が映画関係者も安心なのに、ちゃんと出てきて、しかもメインに相応しい素晴らしい試合をやってくれた。これは強調して足りないことです。誉めないといけません。
オフレコ そうやな。事前の煽りの顔見世だって、SmackDownだけでなくRAWにも出るとか、ダークマッチ扱いで出ることになったら数千枚のチケットが伸びたとか、感謝しかない漢なんやけどな。
―― ただ、どれだけ煽り段階で「お前なんか1,2,3だ」と、子供にもわかりやすい英語というか、それこそ海外から英語力に不安ながらも見ている大勢含めて、滅茶滅茶シンプルなマイクしかしない選手なんですが、大人のファンは誰が挑戦者になろうが、当面「ローマン帝国政権」が続くことは余りにも明らかなんで、勝負がどうなるのかという興味がもとからありません。
オフレコ 全くないな(笑)。
―― ローマン対シナ、過去に何度もやっているというのもあります。それでも順番とか考えてあるし、シナが一通りのレパートリーを全部やってくれるというのも、大変なことなんであって、身体はしっかり作って来ていた。