[ファイトクラブ]AEWアンドラデ(ラ・ソンブラ)登場!金曜夜LIVE観客声援合唱が主役

(c) AEW

[週刊ファイト6月10日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

■ AEW Dynamite
日時:6月4日(現地放送時間)
会場:米フロリダ州ジャクソンビル デイリーズ・プレイス

 NBAプレイオフのせいもあるが、AEWとしては金曜夜のRANMAGEが始まることもあり、金曜というのを覚えさせる目的もあってのDynamite番組である。但し、いくら本誌がスグに見ていても、AEWは公式写真の配布が異常に遅いのが欠点なのだが・・・。


 PPV大会『Double or Nothing』の成功を受けての最初の番組となるが、ヤングバックスとPAC&ペンタゴンのタッグ試合からで、DIORではないが、今回も高そうなシューズを磨かせるヒールのバックスである。

 例によってとてもメモなんか取れない目まぐるしいスピード展開で、見てくださいとしか評しようがないんだが、SCU解散で一人になったフランキー・ガザリアンが、今やエリート軍キラーとなってヘッドセットでパソコンいじっているリングサイド役員(通常はキューサインや時間を知らせる)のマイケル中澤を襲うとか、スティーブ・コトラーの介入からPACを丸め込むフィニッシュまで、純然試合ではなく外部の介入はあった。

 また、終わってからもなおも痛めつけようとすると、エディ・キングストンが救出という意外な絵も。その後のスキットでは、バックスの敵という共通項がある以上、敵の敵はトモダチの理論を唱えていた。


 PPV見てない視聴者に、再度金曜夜のRAMPAGEの実況席にはマーク・ヘンリーが加入という紹介のあと、Excuse Meのビッキー・ゲレロおばさんが出てきて、紹介するのは・・・

 やはりアンドラデ。正確にはAEWではアンドラデ・エル・イドロなんだそうだが、新日本プロレスのラ・ソンブラである。彼だけ90日間の競業禁止規定がなかったから、すぐに他団体に登場もありだったものの、なんでも大物ぶってクリエイティヴ・コントロール権の条件を付けていたそうで、ようやく今回のお披露目となったらしい。

 なんでも「これまではラティーノのスターだったが、これからは俺様がAEWの新しい顔だ」と大きく出ていたんだが、ルーシュの新団体フェデラクション・レスリングの旗揚げ現地6月19日にも参戦は発表済みだし、8月14日、AAAの『トリプレマニア29』でケニー・オメガのAAA世界ヘビー級王座に挑戦と、収まるべきところに納まったのもかも。今後のWWEと新日本プロレスの交渉により変わる可能性あるにせよ、恐らくはAAAにも、新日本プロレスにも出ても良いとの契約だと推定されている。もっともCMLLのブラックリストには載せられているのだが・・・。

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