[ファイトクラブ]GW総括:前号読者反響~スターダム~福岡どんたく~日米明暗対比

[週刊ファイト5月13日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼GW総括:前号読者反響~スターダム~福岡どんたく~日米明暗対比
 タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・あらためてAEW-Impactの王座総取りがHISTORYと歴史に残る意義
・モノが違う狂気アルト・リヴェッロ・カバリワン暴走逃避行の行方’91-21
・どんたく6選手欠場Damage Done暗黒の静寂Dark Tranqillity瞬間
・5試合になった2日目Wオスプレイ鷹木信悟を評価しないでどうする!
・新日を襲ったコロナ逆風と映画『殺しは静かにやって来る』の悲惨結末
・WWE契約満了ダニエル・ブライアン去就などグローバルに週間総括
・民主主義と専制主義の闘い?米中覇権争い大局観点からのマット界考
・赤いベルト狙いの朱里、林下詩美にちゅ~して動揺誘う4・29仙台大会
・元Uインター鈴木健さんの脳腫瘍かなりやばいとか暗いニュースばかり


―― まずCMLLのROH提供解消、ルーシュらの新団体をどこよりも早く我々の担当稿では触れたんですが、「その少し前に新日とはこれからも長く提携すると発表している」と、ちゃんと有料版記事を最後まで読んだのかと首をかしげるメールがありました。本来は読者コーナーにこの種のやりとりを掲載するんですが、あえて時系列でゴールデンウィークをみていくのが今週号の議題なのでここで紹介します。

オフレコ ご意見、感想は大いに歓迎だけど、最後まで読んでからにして欲しい。安威川敏樹の記事だって、『プロレス・ブーム』はオカシイという主旨なのに・・・。

▼『プロレス・ブーム』は本当か!? プロレス界と一般社会とのズレ

[ファイトクラブ]『プロレス・ブーム』は本当か!? プロレス界と一般社会とのズレ

―― 今の新日は菅林社長がCMLLと仲が良いので提携切れないと思う。まぁインパクトやエリートは「CMLLと提携してるから協力できない」とかまでは、もはや力関係が変わってきているから言わない、言えないとは思うけど。それが先週号の「永田裕志vs.ジョン・モクスリーがDynamiteで実現」の分析でした。

▼有観客UFC後日談-歴史初Kオメガ:緊急事態宣言マット界After Dark

[ファイトクラブ]有観客UFC後日談-歴史初Kオメガ:緊急事態宣言マット界After Dark

オフレコ フェデラクション・レスリングの旗揚げは現地6月19日やな。要注目になるやろう。

あらためてAEW-Impactの王座総取りがHISTORYと歴史に残る意義

―― あと、「オメガがインパクト王座を奪うのは誰でも分かっていたことなのでは? もともとエリートとインパクトは最初から仲が良いし、スタッフは一部貸し借りしていた(照明とかそういう裏方)。今もトニー・カーン社長がインパクトのCM枠を金で買った(という設定)で次の週のエリートの宣伝している」と、これまた記事を最後まで読んで書いてきたのか判然としないメールも受け取りました。

オフレコ こっちは毎週、流れの詳細も拡大版で活字にしてきたのに・・・。そんなのは『読者コーナー』の項で叩くべきなのでは? 

―― そりゃ最初から計画ではそうする予定で話がまとまったものですけど、ではカーン代表と(Impact重役でもある)ドン・キャリスが合意すればすべてOKなのかというと、親会社のテレビ局の合意はちゃんと取れたのかとか、世界王座vs.世界王座となってくると、そんなに簡単ではないものです。

オフレコ だから現地の専門媒体で、予定通りには行かないんじゃないかとの懐疑論が出始めた。それでカーン代表が”Must be a winner”とあえて明言するようになり、両リンだの反則だのの決着にはならないとの確証を得て、本誌はそれも事前に活字にしてあるじゃないか。

―― きっちり読まずに早とちりでメールしてくる輩はいますから。インパクトとしてもオメガが王者なら定期的にImpact番組で使える、視聴率が上がる。AEWにはオメガは四冠王で箔がつく。両団体にとってメリットの方がマイナス要因より上回るとの決断だったんでしょう。

オフレコ 問われているのは、ではROH-CMLLと提携する新日はどこまで踏み込む気なのか否か。

モノが違う狂気アルト・リヴェッロ・カバリワン暴走逃避行の行方’91-21

―― GWの時系列に従うなら、取材予定だったスターダム大阪大会が緊急事態宣言で飛んでしまったんですが、逆に5・2広島大会がその分濃い内容になって、これは岡山在住の猫山文楽拳記者が広島産業会館に行ってくれました。

▼ジュリア&朱里=テルマ&ルイーズよりヤバい二人が広島大暴走!

[ファイトクラブ]ジュリア&朱里=テルマ&ルイーズよりヤバい二人が広島大暴走!

オフレコ 上谷沙弥の技のキレ味が写真で際立ってるなぁ。あと、ジュリアと朱里は映画『テルマ&ルイーズ』なんだと。この作品は本誌でもう5回以上はアチコチ引き合いに出してある。シャーロットとベッキー・リンチの友情物語の回だと、WWE実況が映画について触れていた。

―― 1991年の作品ですから30年前になりますよ。それだけ大勢の記憶に残る名作なんですかねぇ。スーザン・サランドンとジーナ・デイヴィスがハマり役でブレイクしました。映画やテレビへのゲスト出演や端役を除けばブラッド・ピットの実質映画デビュー作になり、これで知名度が上がったとかもあります。

オフレコ 未だに「テルマ&ルイーズは死んでない。車が大破とかの場面がなく画面から消えただけ」とか声高に言い出す熱心なファンが少なくない。それだけ感情を揺さぶった作品だった。「オメガがインパクト王座を奪うのは誰でも分かっていたこと」とか、本誌になんらかのいちゃもんを付けてくる輩と同じようなモンか(笑)。

―― ジュリア&朱里は「モノが違う狂気アルト・リヴェッロ・カバリワン」なんだそうで、諸君は略して「アリカバと呼びなさい!」と、ジュリア様が申しております。坊主頭にミリタリールックだから、明日なき暴走が映えるんです。

オフレコ ただ、暴走逃避行は悲劇で終わるのがお約束なんだけどな。まぁ緊急事態宣言下で、スターダムは華やかで明るい話題だったことになる。

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