ONE米国進出第3週大会「ONE on TNT Ⅲ」若松佑弥が判定勝でONE3連勝!澤田龍人は昨年勝利した相手にリベンジを許す!

©ONE Championship

 ONE Championshipは米国進出として米ケーブルテレビ「TNT」で放送される「ONE on TNT」シリーズの第3弾「ONE on TNT Ⅲ」をシンガポール・インドアスタジアム開催した。「ONE on TNT」は、4月、4週4回シリーズ化放送するが、米国中継のゴールデンタイムを的に絞った為、開始時間は日本とは―13時間の時差が生じる。
 
 大会は“ONE Championship”APPでも配信された。

■ ONE Championship “ONE ON TNT Ⅲ”
配信日時:2021年4月22日 日本 9:30/米国 4月21日 20:30
会場:シンガポール・インドアスタジアム

全試合

※体重表示と計量時とハイドレーション・テストの数値
ONEでは水抜きによる急激な体重増減を禁止しており、規定体重をクリアしてもハイドレーション・テストをパスしないといけない。尿比重(尿中の水分と水分以外の物質の割合を算出した割合)が1.00250以下が基準上限とされ、1.0250以下は合格。1.0251以上の値は不合格となり、1日目または2日目に体重とハイドレーション・テストに失敗した選手は、大会当日朝にもテストを行う。

<第5試合 メインイベント ONE MMA バンタム級(61.3㎏–65.8㎏) 5分3R>
○ジョン・リネカー(ブラジル/1位)65.65 KG, 1.0040
 1RKO 4分35秒 ※右ストレートから追い打ちのパウンド  
●トロイ・ウォーゼン(米国)65.80 KG, 1.0078 

 強打のジョン・リネカーは、サウスポーに構えるトロイ・ウォーゼンを右ストレート一撃で倒し、現ONE王者のバンタム級王者ビビアーノ・フェルナンデスへの挑戦をアピールした。

<コーメイン 第4試合 MMA フライ級(56.8㎏‐61.2㎏)5分3R>
○リース・マクラーレン(オーストラリア/5位)60.80 KG, 1.0014
 判定0-3 
●若松佑弥(日本/4位)61.20 KG, 1.0210

 不利なポジションを許さず、打撃をヒットさせ好印象をあたえた若松がユナニマス判定でONE3連勝、日本人初のONEフライ級王座奪取に意欲をみせた。

<第3試合 MMA MMA ライト級(70.4kg-77.1㎏) 5分3R>
●マラット・ガフロフ(ロシア)77.10 KG, 1.0244
 判定0-3 
○オク・レユン(韓国)76.65 KG, 1.0226

 元HEAT MMAライト級王者のオク・レユンはONE初参戦で、元ONEフェザー級世界王者のマラット・ガフロフ(ロシア)に打撃で優位に立ち判定勝利。

<第2試合 MMA ストロー級(52.3㎏―56.7kg) 5分3R>
●澤田龍人(日本)56.70 KG, 1.0222
 判定0―3
○ミアオ・リータオ(中国)56.50 KG, 1.0023

 ONEへの登竜門大会「ONEウォリアーシリーズ(OWS)」で勝ち上がり、シンガポールのイヴォルブMMAに拠点を移し、2019年8月16日『ONE: DREAMS OF GOLD』でONE本戦参戦。対戦相手のミアオ・リータオ(中国)とは、昨年10月の配信大会『ONE ”INSIDE THE MATRIX”』で対戦して判定勝利をおさめているが、再戦となる今回の試合ではミアオ・リータオがグランドでも澤田に優位なポジションをとらせず、打撃も印象良くヒットさせ、判定勝利でリベンジに成功した。

<第1試合 ムエタイ 80.9kg契約 3分3R>
○ニキー・ホルツケン(オランダ/37歳/キックボクシングライト級1位/元GLORY世界ウェルター級王者)77.10 KG, 1.0144
2RKO 1分23秒 ※左ハイキック
●ジョン・ウェイン・パー(オーストラリア/44歳/キックボクシングライト級4位/)80.80 KG, 1.0241
・国際式タイトル
オーストラリアミドル級王座(0度防衛)
OBAライトミドル級王座(0度
・キックボクシングタイトル
WKAオーストラリアスーパーライト級王座
WMCオーストラリアジュニアミドル級王座
WKA南太平洋スーパーライト級王座
IMF世界ミドル級王座
ISKAムエタイ世界ミドル級王座
WMC世界ミドル級王座
第2回S1世界選手権優勝
WKBA世界スーパーウェルター級王座
WKNムエタイ世界スーパーウェルター級王座
WKAムエタイ世界ミドル級王座
WKAオリエンタル世界ミドル級王座

 ニキー・ホルツケンはk-1、Gloryで活躍し、国際式ボクシングにも参戦してWBC世界スーパーミドル級25位にランクしたことがあるが、2018年11月からONE参戦しているベテラン、これに対する、ジョン・ウェイン・パーは、さらに上をいく超ベテランのオーストラリア伝説的キックボクサー、日本大会では新日本キックボクシング協会でWKBA王座獲得、シュートボクシング、K-1、RIZINにも参戦している。

 試合は1Rからスピードで上回るニキー・ホルツケンがペースを握り1Rバックスピンキックを側頭部に火ヒットさせダウンを奪う、2Rも左フックでダウンを追加、立ち上がったところで今度は左ハイキックでダウンを奪い、立ち上がるもレフェリーが試合を止めた。ジョン・ウェイン・パーは、体力レベルは維持していたが、反応が落ちていた。


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