レジェンド・レスラーが集結し大爆笑! 『脳ベルプロレスリング』

トップ画像:BSフジ 番組公式サイトより

 本誌でもたびたび取り上げているBSフジの『クイズ!脳ベルSHOW』。その特別2時間番組が2月27日(土)の19時から放送された。題して『脳ベルプロレスリング』。その名の通り、レジェンド・レスラー達が続々と登場する。
 この番組には、レギュラー放送枠でもプロレスラーが何度も登場していたが、年に一度放送される『11時間テレビ』(昨年は新型コロナウイルスにより中止)でも、レスラー達が『叩いて被ってジャンケンポン(TKJP)』で大熱戦を繰り広げるなど、番組に欠かせない存在となった。

 今回は、通常のクイズに加えて、様々なゲームでレスラー同士が対戦する。もう、大爆笑は間違いない!?


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『雪の札幌テロ事件』の因縁再び!? 長州&武藤vs.藤原&越中

 田中ケロのコールにより、まず入場してきたのは武藤敬司。実況はもちろん辻よしなりアナだ。続いての登場は、初代TKJPチャンピオンの長州力。長州はチャチなチャンピオン・ベルトを腰に巻いてリングに上がった。
 長州力と武藤敬司が王者チームとしてタッグを組む。長州&武藤は次々に向かって来る挑戦者の3チーム連合軍と、ゲームやクイズで対決するという趣旨だ。

 MCは、通常放送と同じく漫才コンビ『ますだおかだ』の岡田圭右と、フジテレビの川野良子アナ。川野アナは何故か、タイガー服部のコスチュームを着て、レッドシューズ海野の赤い靴を履いている。
 ゲストは、プロレス大好き芸人の神奈月、ユリオカ超特Q、ハチミツ二郎。彼らがどこで乱入するのかも注目だ。

 さらに、アメリカにいるスタン・ハンセンからビデオ・メッセージが届いた。以前の11時間テレビにハンセンは登場している。ハンセンはなんと、32歳の息子と『叩いて被ってジャンケンポン』の特訓をしているそうだ。普通、大の大人がこんな下らないことを特訓するか?
 ハンセンは長州に「俺はお前の噛ませ犬じゃない!」と英語で吠えた。

 まず、第1試合で長州&武藤に挑戦するのは藤原喜明&越中詩郎。1stステージで行うのは『ゴブレット・ゴブラーズ』というゲームだ。このゲームは以前、長州の冠番組であるBSフジ『次課・長州の力旅』で紹介されていた。○×ゲームだが、3種類の大きさの駒が2つずつあって、作戦により相手より大きな駒を被せることができるという、かなり頭を使うゲームである。

▼いなり寿司とボードゲームの謎に迫る! 『次課・長州の力旅』

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 ラウンド1は長州力vs.越中詩郎。長州はこのゲームを経験済みにもかかわらず、要領を飲み込めずにアッサリ負け。何のために冠番組をやってるんだか。横から武藤がアドバイスを送っても「判ってる!」と逆ギレする始末だ。
 ラウンド2は武藤敬司vs.藤原喜明。今度は長州が横からヤイノヤイノと煩いが、それでも武藤はなんとか藤原に勝った。
 1勝1敗で、決勝のラウンド3へ。対決するのは『雪の札幌テロ事件』で因縁の長州力vs.藤原喜明。しかし長州は、たった5手で完敗した。ホントにルールが判ってるのか?
 藤原からは「やっぱり脳ミソ小さいな!」と言われてしまった。

 王者チームが初戦を落として後が無くなり、2ndステージへ。ここで行われるのは、通常放送でお馴染みの『クイズ!すごろく大逆転』だ。クイズに正解した者がサイコロを振り、すごろくの要領で駒を進めて、ゴールすると200ノーベルを獲得する。
 ただし、途中のマスには様々な指令が書かれており、ふりだしに戻ったり、首位と最下位が入れ替わったりと、運の要素が強いクイズだ。

 王者チームには、武藤に期待がかかる。何しろ武藤は、通常放送で週間チャンピオンに輝いた実績があり、この週も優勝できなかったとはいえ週間チャンピオン大会に進出した。
 しかし、『独活』の読み方は?というクイズで(正解は『うど』)、川野アナがヒントとしてウド鈴木のモノマネをしたものの、武藤は『キャイ~ン』と答えてしまう。どんな漢字や。
 それでも、このメンバーではさすがに武藤はダントツに正解が多い。ところが、ゴールまであと2マスの所まで来て、痛恨の『場所チェンジ』。これにより、トップの武藤は最下位の藤原と入れ替わる。
 結局、漁夫の利を得た藤原が、たまたまマグレで正解し、ゴールとなって200ノーベルを獲得、藤原&越中の勝利となった。

 2つのステージが終わり、挑戦者チームの2勝0敗で、王者チームの敗北が決まる。挑戦者チーム連合軍は100点を得た。長州&武藤は、防衛に黄信号が灯る。

新日プロと全日プロの代理戦争! 長州&武藤vs.天龍&小橋

 第2試合、登場する挑戦者チームは天龍源一郎&小橋建太。共に全日本プロレス出身者として、新日本プロレス出身の長州力&武藤敬司に挑む。まさしく全日本プロレスvs.新日本プロレスの代理戦争だ。
 1stステージの闘いは、スーパーファミコンの『ストリートファイターⅡ』。しかし、4人ともやったことのないゲームだという。リング上では一流の彼らが、スーファミではどんなファイトを魅せるのか!?

 最初の対戦は、長州力vs.天龍源一郎というライバル対決。長い年月を経て、ようやくWJプロレス6連戦が完結するのか!?
 しかし、世紀の決戦はアッサリ終わった。3本勝負で天龍が2-0で勝利。長州の完敗だった。

 ラウンド2は武藤敬司vs.小橋建太のムーンサルト対決。だが、この勝負も小橋が2-0で圧勝した。全日勢の2連勝である。
 これにより、1stステージの挑戦者チーム勝利が決まったが、あまりにもつまらないので長州力vs.小橋建太のエキシビジョンが行われることになった。現役時代は対戦がなかった、ラリアット対決である。
 1本目、長州は噛みつき攻撃を繰り出し、見事に初勝利。2本目は小橋が取って1-1。決勝の3本目は熱戦となり、セコンドの武藤が「噛み付け! 噛み付け!」と絶叫する。この指示が功を奏して(?)長州が勝ち、3本勝負は2-1で長州の勝利となった。
 ますおか岡田は「現役時代では聞けないセコンドの『噛み付け長州!』」と言う。プロレスではもちろん噛み付き攻撃は反則だ。
 長州は勝ったものの、なぜ勝ったのか判らない様子。長州がコンピューター・ゲームを覚えることは一生なさそうだ。

 2ndステージはもちろん『クイズ!すごろく大逆転』。ここでは、優勝経験者の貫録を見せ付けて、武藤が独走でゴール。王者チームの勝利となった。
 だが、あまりにも早くクイズが終わったので、次の出題を準備していたゲストの神奈月、ユリオカ超特Q、ハチミツ二郎のクイズがお蔵入りになった。3人で扮した天龍三兄弟のネタがボツになったのである。

 1勝1敗となったので、初のエクストラ・ステージへ。雌雄を、いやオスメスを決するのは(by遠藤幸吉)『黒ひげ危機一発』。長州には秘策があるようで「(『黒ひげ危機一発』は)上の段は絶対に飛ばないようになっている」のだそうだ。
 トップバッターの長州が、上の段に剣を突き刺す。すると、黒ひげが一発目で飛んだ! 王者チームの惨敗である。「上の段は絶対に飛ばない」という長州説は、一体なんだったんだ!?
 結局、長州の迷言「飛ぶぞ!」は自分に向けられたわけだ。

 これで王者チームは2連敗。挑戦者チーム連合軍に100点が入り、合計200点となる。普通ならこれで挑戦者チーム連合軍の勝利だが、最終の第3試合の勝者チームには300点を与えられるというインチキ・ルールが採用された。

蝶野がプロレス界のタブーを暴露!? 長州&武藤vs.蝶野&船木

 運命の第3試合、長州力&武藤敬司の前に立ちはだかったのは、蝶野正洋&船木誠勝。2連敗で意気消沈の長州は蝶野に「(TKJPチャンピオン・ベルトを)持って行ってくれよ」と言い出す始末。しかし、蝶野も「俺もあんまり欲しくない」と、番組の存在意義を否定する発言をした。
 さらに長州は「(『黒ひげ危機一発』を)操作しただろ?」と、ますおか岡田に詰め寄る。まだ『上段は飛ばない説』を信じ込んでいるのだ。

 1stステージは、伝説の駄菓子屋さんゲーム『ファミリーボールⅡ』での対決だ。これも前述の『力旅』で紹介されたゲームで、この時に長州と武藤は体験している。ダイヤルを操作して盤面を傾かせ、ボールを進めて穴に落ちないようにゴールすれば勝ち、というゲームだ。
 しかし、長州は「どういうゲームか、1回試させてくれ」と、『力旅』の時のことを全く覚えていないらしい。冠番組も形無しだ。

▼BSフジ『次課・長州の力旅SP』にライガーと武藤も参戦!

BSフジ『次課・長州の力旅SP』にライガーと武藤も参戦!

 外野が煩い中、黙々とゲームに興じる船木。見事なダイヤルさばきに、ますおか岡田は「もうファミリーボールのプロやで。朝10時から並んでやってるね、この人」と船木を評した。
 結局、船木は上段をクリアし、下段の2番目の穴までボールを進めるという好成績を残す。
 武藤は、長州のアドバイス通りに操作すると、上段2番目の穴でアッサリ陥落。蝶野は上段の3番目の穴でボールを落とす。勝負の行方は長州の肩にかかることになった。
 しかし、長州は船木と同じ下段の2番目の穴にボールを落としたため、この勝負はドロー。決着はサドンデスでつける。

 王者チームは武藤、挑戦者チームは蝶野という三銃士対決。蝶野は最初と同じ上段の3番目の穴で終わった。武藤はどうなるか?
 なんと武藤は、1回目と同じく上段2番目の穴でボールを落とすという大失態。この低レベルの闘いは、挑戦者チームの蝶野&船木の勝利となった。

 2ndステージの『クイズ!すごろく大逆転』。ここ敗れると王者チームの長州&武藤は全敗だ。
 スペシャル問題で、登場したのは神奈月、ユリオカ超特Q、ハチミツ二郎の3人。神奈月が長州力、ハチミツ二郎が橋本真也、ユリオカ超特Qが藤波辰爾に扮し、プロレス史に残る名言を答えるというクイズだ。
 いきなり『コラコラ問答』から始まるが、それが答えではない。「ハシモトー!」と叫びながらラリアットをブチ込む長州モドキに、耐える橋本モドキ。殴り合いをしている最中に、藤波モドキが入って来た。藤波モドキは、しきりに手を振って試合を止めようとする。
 ここで船木が「ドラゴン・ストップ」と答えるが、そこが問題ではなかった。藤波モドキが「◎×▲□、☆●♯▼!(対訳:我々は【?】をしているんじゃない!)」と叫び、その【?】を答えるクイズで、長州が「殺し合い」と正解した。まあ、当事者なのだから正解して当然なのだが、何を言っているのか判らないユリオカ超特Qの見事な藤波のモノマネを、よく理解できたものだ。
 ハチミツ二郎は、問題が出る前にドンドン答えるレスラー達を「カラクリTVみたい」と評した。

 マスクマンの中身の有名人は誰か? というクイズで、獣神サンダー・ライガーのマスクを被っている人物がVTRで登場する。蝶野がいち早くボタンを押して答えた。
「山田恵一!」
「んなわけないやろ!」
 ますおか岡田が思わずツッコむ。「誰がそんなガチなクイズ出すかぁ!」呆れるますおか岡田に長州は「蝶野は1回休みだ!」と提案した。何しろ、ナゾの覆面レスラーの正体を暴くという、プロレス界のタブーをアッサリ破ったのだから。
 マスクの中をよく見ると、ペイントしているようだ。武藤は「コウメ太夫」と答えるが、これも不正解。再び蝶野がボタンを押す。
「グレート・カブキ!」
「ややこしい! グレート・カブキさんにライガーを被せるって、プロレス+プロレスの被せはないです!」
 また、ますおか岡田がツッコんだ。蝶野は長州以上に『飛んでる』のかも知れない。正解はトランプマンで、武藤が答えた。

 ここからは泥沼のクイズ・バトルが続く。何しろレスラー達はやたら答えたがるが、ほとんど不正解。たまに正解しても、サイコロを振ると『ふりだしに戻る』や『場所チェンジ』のオンパレードで、なかなかゴールできない。思わず長州が「ここから進まねぇなあ」と呟く。
 いつまで経ってもクイズが終わらないので、業を煮やした番組スタッフはサイコロを2個振ることができる『サイコロチャンス』を発令。正解した船木が最大の12を出して一気にゴールへ。200ノーベルを獲得し、総合でも2勝0敗で挑戦者チームの蝶野&船木が勝利した。

 結果、王者チームの長州力&武藤敬司は3連敗で、チャンピオン・ベルトは剥奪。蝶野は長州&武藤について「チャンピオンに相応しくなかったと思います。まだプロレス界には沢山いいOBがいますから」と辛辣に言い放った。
 武藤は「疲れた……。俺、明日も試合だよ」とグッタリしている。この収録の翌日、午前中から武藤は後楽園ホールで本業のプロレスの試合だったのだ。
 長州は「いやー、ホントに操作されましたね」と、まだ『黒ひげ危機一発』の疑惑に拘っていた。

 それにしても、予想通り爆笑の連続。『脳ベルSHOW』はまだまだ、プロレスラー頼りになりそうだ。


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