[週刊ファイト3月4日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼武藤敬司が加わって始まる新航海 アフター武道館の闘いとデジタル戦略
ノア2・24後楽園レポート&アフター武道館展望
photo & text by TERUZ
・清宮海斗の1歳下、デビュー3年半の宮脇純太がベルト初挑戦へ
・拳王と大乱闘カシン「高木三四郎をクビにして武藤と秋山を・・・」
・カシンやりたい放題!? ノアで3・3ストロングスタイル大会宣伝
・初陣“ノア所属”武藤「清宮が期待の星っていうのはわかるけど」
・細かすぎて伝わっていないところも気になるノアマニア向け情報
・新日後楽園上回る観客数だが「さほどチケット販売にこだわらず」
・デジタルライブ市場は2020年140億円、2024年1000億円市場
■ ノア STEP FORWARD 2021
日時:2月24日(水)18:00
開場:東京・後楽園ホール 観衆475人(主催者発表)
武藤敬司がGHCヘビー初戴冠となった2・12日本武道館大会、ならびに武藤入団が発表された三夜明け会見での余韻が続くノア。3・7横浜武道館でのGHCナショナル戦、GHCタッグ戦。3・14福岡国際センターでのGHCヘビー級戦というアフター武道館への期待と同期するように、2月24日の後楽園ホール大会では前哨戦タッグマッチで火花が散った。大会前にはノア新ロゴTシャツを着てTwitterでの選手集合写真のセンターに立った武藤は、メインではエムズアライアンスTシャツとベルトをまとってリングイン。後楽園ホール大会を振り返りつつ、そこにある闘いとデジタル戦略を概観する。
清宮海斗の1歳下、デビュー3年半の宮脇純太がベルト初挑戦へ
<第4試合>
●岡田欣也
小峠篤司
原田大輔
15分06秒 ムーンサルトプレス⇒体固め
進祐哉
〇HAYATA
小川良成
ユニット再編成、タイトルマッチ組み合わせが目まぐるしいノアのジュニア戦線だが、また新展開。“全選手出場”の日本武道館大会を急性虫垂炎で欠場した宮脇純太が、試合後に乱入して大暴れ。STINGER勢を得意のドロップキックで蹴散らす。「原田大輔&小峠篤司」での挑戦の流れが一転、原田からのマイクは「俺と宮脇で挑戦するぞ」。
宮脇は香川県高松市出身。デビュー3年半であり清宮海斗のデビュー6年のキャリアよりまだまだ短いが、年齢は清宮の一つ下。ベルト挑戦を経験することで突き抜けることを期待したいし、どういった選手像を確立していくかが待ち遠しい。
原田「さっきも言ったように、俺と宮脇であいつらのベルト、挑戦するぞ。いくぞ、宮脇!」
宮脇「はい! 今年のノアジュニアの主人公になるのは俺だ!! 絶対ベルト獲るから!」
原田「俺たちがタッグにいく。(小峠は)シングルもいく。俺たちで3本のベルト獲るぞ!」
小峠「よっしゃ! いったれ、いったれ」
宮脇「ベルトが欲しいです!!」