11月8日タイ・バンコク・チャンネル8のムエタイ・テレビマッチ『Muay Thai Super Champ』にWLCラウェイ・バンタム級1位(WLC2戦2勝)のソー・ミン・オン(ミャンマー)がセミ・ファイナルで出場、対戦相手ヌアペット・ケラ・スポーツ(タイ)の右前蹴りで3RKO敗けを喫した。この大会メインは伝統ラウェイにも数度出場している※アバタン・トー・モリスリ(タイ)がビクター・アりメディア(ブラジル)に判定勝ちをおさめた。
ソー・ミン・オンはタイ在住のムエタイを主とする選手だが、ムエタイでは通常の選手、日本ではMMAからラウェイ専業に転向した渡慶次幸平が、現在のパンデミック下でラウェイ大会が開催できない為、キックボクシングに参戦し、デビュー戦こそフィジカルベースの釼田昌弘を圧しきりKO勝利をおさめたが、今月行われた2戦目ではムエタイ技術のある小原俊之に肘でカットされTKO敗けを喫しており、改めてムエタイとラウェイは別競技であることを感じた。
渡慶次プロキック3戦目は12月6日「REBELS.68」でキック技術のある津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)と対戦する。
※アバタンはラウェイ67-71㎏トップクラスのソー・リン・ウー、トゥェィシッ・ウィン・ラインとダウンしながらも5R戦い抜き引分ている。
© Muay Thai Super Champ
■『Muay Thai Super Champ』
日時:2020年11月8日 19:00開始
会場:タイ・バンコク
<メインイベント ムエタイ 68㎏ 3分3R>
○アバタン・トー・モリスリ(タイ)
判定
●ビクター・アりメディア(ブラジル)
<セミ・ファイナル ムエタイ >
○ヌアペット・ケラ・スポーツ(タイ)
3RKO ※右前蹴り
●ソー・ミン・オン(ミャンマー)
今週末の22日開催される『Muay Thai Super Champ』でもタイ在住のミャンマー2選手が出場するが経歴は不明。おそらくラウェイ戦績もないか数戦と思える。