『アメトーーク!』でプロレス大好き芸人が爆笑ネタを披露!

 テレビ朝日系の人気番組『アメトーーク!』で先日、『プロレス大好き芸人』の特集が放送された(一部地域を除く)。『アメトーーク!』と言えば、お笑いコンビの『雨上がり決死隊』をMCにして(現在は“大人の事情”によりMCは蛍原徹のみ)、マニアックな趣味を持つ芸人を集めて濃いネタを披露するトーク番組である。

 今回、集まったプロレス大好き芸人はケンドーコバヤシ、お笑いユニット『ザ・プラン9』の浅越ゴエ、漫才コンビ『博多華丸・大吉』の博多大吉、漫才コンビ『麒麟』の川島明、コント『東京03』の豊本明長(妻は世界プロレス協会のミス・モンゴル)、コント『GAG』の宮戸洋行。
 さらに、平成初期までしかプロレスを見ていなかったという漫才コンビ『タカアンドトシ』のタカとトシも、蛍原と同じく『マニアックなプロレス話には付いていけない』立場で出演した。

▼大合唱で晴れてロスインゴがビギニング! KENTAを破って2冠防衛の内藤哲也が高橋ヒロムとの師弟対決に合意

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▼4年半の計はダブルドームにあり 内藤哲也ドームメイン初勝利&2冠 新日年始決戦総括

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獣神サンダー・ライガーの爆笑解説に海野レフェリーの試合裁き

 プロレス大好き芸人はマニアックなネタを、オープニングから飛ばしまくる。今年の東京ドーム1.5の内藤哲也vs.オカダ・カズチカの頂上決戦を紹介した。
 今のプロレスはスピードある技の応酬で、息つく暇もない。結果はご存じの通り、内藤がオカダを破ってIWGP二冠を達成したが、蛍原とタカトシは昭和プロレスとの違いに驚いていた。

 トシは、今のプロレスと昭和プロレスを比較して、
「テンポの速さ、技の多さ、そして滑舌のいいマイク! (昭和のマイクは)『●×△■! ◆※#◎!!』」
と、何を言っているのか判らない長州力のマイク・アピールの真似をする。
 タカも、
「今のレスラーはカッコいい体ですよね。女子が観に行くのが判るぐらい。昔はオジサンが好きな体のヤツしかいなかったですからね」
と言えば、蛍原も、
「星野勘太郎さんとか、木戸修さんとか」
と、マニアックな名前で切り返す。
 さらにタカは、
「僕が一番好きだったのは本田多聞選手の体でした」
と、プロレス大好き芸人に負けていない。

▼内藤哲也vs.オカダ・カズチカの試合から、なぜか星野勘太郎にまで飛び火

 そして、同じ日の東京ドームで引退した獣神サンダー・ライガーの話になる。ライガーのレスラー人生を振り返った後、川島が解説者としてのライガーについても触れた。
「とにかく『ウォー!』『スゲェー!』『人間じゃねえ!』、この3つでやり繰りしてるんですよ」。
 実際に、石井智宏vs.鷹木信悟でのライガーの解説を聞くと、以下のようになる。
「前に出るんだ? おかしいだろ!」
「コイツら、人間じゃねえぞ!」
「ウソつけー!」
「ウソだー!!」
「有り得ねえだろー!!」
 そんなライガーの解説を、川島は『プロレス界の松木安太郎』と称した。

▼サッカー界に松木安太郎あれば、プロレス界には獣神サンダー・ライガーあり!?

 さらに話は、レフェリーのレッドシューズ海野の話になる。海野レフェリーは、レスラーが大技を出すたびにお馴染みのオーバー・アクション。驚いて両手を広げているため、カウントのタイミングが遅れて3カウントが入らない。
 しかも、選手が危険な技を出そうとすれば、「それはやめてくれ!」というようなゼスチャーをする。もはやレフェリーとしての立場を超えているとしか思えない。

小川良成にザ・ロード・ウォリアーズ、全日系の選手も登場

 テレ朝の番組のため、どうしても新日本プロレス中心となるが、インディー団体のレスラーも紹介。小仲=ペールワンと怨霊(いずれも暗黒プロレス組織666)、がばいじいちゃん(九州プロレス)らの試合がテレ朝の電波に乗った。

 そして博多大吉が、プロレスリング・ノアの小川良成を『火の鳥を食べた男!』と称する。
 小川は現在53歳。デビューして35年、見た目が全く変わっていない。美容業界から注目されるのではないか、と博多大吉は語った。
 さらにケンコバは「(小川は)20年前から髪の毛が乾いてたことがない」と指摘。ずっと髪が濡れっぱなし!?
 年代順に写真を並べると、ライガーや佐々木健介に比べたらその違いは一目瞭然。ライガーは髪の毛すらウィッグになってしまった。
 しかも、普通のレスラーは歳を重ねるごとにコスチュームも変わってくるが、小川の場合はほとんど変わらない。しかも、ファイト・スタイルもほぼ同じだ。

▼若い頃からほとんど変わらない小川良成が、故・三沢光晴とタッグを組んでいた

 ここで遂に、トシのプロレス魂に火が点いた。トシが最も熱くさせたプロレスラーはザ・ロード・ウォリアーズ。当時のトシは、まだ小学生だった。
 テレ朝は、全日本プロレスに登場していた頃のウォリアーズの映像を、わざわざ日本テレビから借りてきたのである。昭和時代には考えられないことだ。まさかテレ朝で、倉持隆夫&山田隆コンビの実況および解説が聴けるなんて……。

 1985年5月31日のメイン・エベントで、ウォリアーズは石川敬士&ターザン後藤と対戦する。どう考えても、ウォリアーズを引き立てるためのマッチメイクだ。
 結果は、もちろんウォリアーズの圧勝。メインなのに、勝負タイムは僅か1分25秒である。

 トシはさらに、伝説の漫画『プロレス・スターウォーズ(原案:原康史、漫画:みのもけんじ)』について語った。ちなみに、原案の原康史というのは、東京スポーツの記者で『ワールドプロレスリング』の解説でもお馴染みだった故・桜井康雄氏のことである。
 この漫画の中で、ホーク・ウォリアーは鋲の付いた首輪を「ブォー!」と息を吹いただけでブッちぎってしまった。まあ、所詮は漫画の中だからと当時のトシが高を括っていると、初来日のテレビ中継でホークが本当に息を吹いただけで首輪をちぎったのである。
「もう、兄貴と驚愕ですよ!」とトシは度肝を抜かれたという。

▼子供の頃のトシが度肝を抜かれたザ・ロード・ウォリアー
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 他にも、世間で話題になっている長州力のツイッターなど、ネタは尽きなかった。お笑いという形でも、プロレスのことを伝えるのは良いことである。
 コロナ騒ぎでプロレスが見られないとファンのストレスが溜まっている昨今、絶好の番組となっただろう。


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