NXT年間最高興行受けRストロングVドリーム、JデブリンRラッシュ他

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 先にRAWの視聴率結果からいくと、米国President’s Dayの週はあがる法則があるようで、全体では前週よりよい平均視聴者数244万人となったものの、本誌の予言通り、3時間目の「マンデイナイト・メサイヤ=セス・ロリンズ」セグメントでドカンと落ちて、1時間目の267万人からは22%も急激に下降した208万人だったそうだ。ちなみに瞬間最高は、お仕事の出来るエリック・ローワンvs.アリスター・ブラックだったという。


 そんな流れを受けて、早くも「これぞ年間最高興行賞確定」と後出しジャンケン組の大騒ぎが続いている『NXTテイクオーバー:ポートランド』の興奮冷めやらないなかで、宴のあとのフォローを含む生中継大会である。NXT UK勢が多数参加して、ダブリン大会も予定していることからレベルの高さを魅せる国際色テーマの2時間番組となった。

■ WWE NXT
日時:2月19日(現地時間)
会場:米フロリダ州オーランド近郊 フルセイル大学スタジオ


 最初の試合はNXTクルーザー級王座戦から。『WE NXT vs. NXT UK Worlds Collide』のフェイタル4 way戦でベルトを巻いた際、こんな凄い奴がいたのかと驚かせた”アイリッシュ・エース”ジョーダン・デブリンが、リオ・ラッシュとの高速戦を披露。RAWでこういう試合はやらせてもらえないのだから、日本のジュニア部門様式というか、濃い試合を堪能できるところがNXTなのだ。最後はデビル・インサイドが決まってデブリンの防衛なんだが、会場人気でベビー扱いのリオの職人ぶりが際立っていた。


 元EVOLVE王者オースティン・セオリーは、ジョニー・ガルガノに裏切られたトマソ・チャンパの『テイクオーバー』怒りおさらいの生贄役というか、ゴングは鳴ってないままなんだが、何度も何度も客席を隔てる左右のバリケードに打ち付けられる。ただ、チャンパは「ガルガノはNXTを去るべき!」との注目発言も。これは何を意味するのだろうか。


 続いてはダスティ・ローデス杯準優勝のリバプールの風グリズルド・ヤングベテランズ(ザック・ギブソン&ジェームス・ドレイク)が、メキシコのラウル・メンドーサ&フィリピン系ヨアキム・ワイルド(DJZ、ジーマ・アイオン)と対決する国際色豊かなカードも。後半はラウルのルチャ殺法が見せ場にされていたが、ここは当然、ギブソンのコードブレイカーが決まって準優勝組の勝利だ。


 さらにはポートランドから凱旋のピート・ダン&マット・リドルの英米凸凹コンビと、NXT UKのオニー・ローカン&ダニー・バーチ組のタッグマッチが続き、こちらもマットがローカンにヒザをブチ込むエンディングである。色々言われているマットは「ウェルネス・ポリシーにはパスしたが、ダスティ杯の有効期限は30日!」とインサイド・ジョークかましていたが、良くも悪くも危ない男である。


 おさらい回でもあるから、キース・リーの出番にはドミニク・ダイジャコビックが出てきて、ちゃんとお客さんの反応を予想して”Fight Forever”を会場客に生中継番組で合唱させるというのは、作る側からしたらもの凄いこと。狙い通りになるのだからフルセイルの常連さん、素晴らしい。まぁ、両雄は確かにまたやってくれなんだが、ここではコナ・リーブスがキースにグランド・ゼロで秒殺スクワッシュされる役であり、ゴング鳴ったから一応これは試合らしい。


 仕切り直し再紹介のカナダ出身チェルシー・グリーン(ローレル・バン・ネス)だが、簡易的にオーランド近郊と表記するフルセイル大学であるも、正確にはウォーターパークであり、今はそこに住んでいるそうだ。フィリピン出身のケイデン・カーターとの試合は、途中でESTことビアンカ・ブレアがなぜか乱入、やっぱりというか、シャーロットはリア・リプリーだけでなくビアンカも襲っていたから、このカードも近くあるということ。ビアンカもトップ戦線という証になろう。それで中断された試合がまた始まるんだが、まぁいいか。別に悪い試合ではなかった。


 最後は妻マリア・シェイファーをネタにされたロデリック・ストロングとヴェルべティーン・ドリームの遺恨戦だ。さすがに職人のロデェリックの試合運びに魅了されたが、どっちがベビーフェイスなのか含めてややお客さんが疲れてしまい名勝負にはならなかったかも。二度目のドリームバレー・ドライバーが決まるフィニッシュであった。


 水曜生TV戦争の平均視聴者数はAEWが893,000人、NXTは794,000人といずれも前週よりアップしている。


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