[ファイトクラブ]諸岡秀克の手記掲載!ハム・ソヒ選手が言う「15年間騙された」は・・・

[週刊ファイト3月5日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼諸岡秀克の手記掲載!ハム・ソヒ選手が言う「15年間騙された」は・・・
 by タダシ☆タナカ
・独占公開!「15年間騙された」は言えない
・横領出来るわけない!ハム・ソヒ2007年2月16日初来日からの歩み
・受理された告訴状日本語訳一挙掲載!
・論考整理:SNS告発の不審点は「なぜ諸岡を告訴しなかったのか」
・真実の道標:映画『記者たち 衝撃と畏怖の真実』と知性ある懐疑心から


 本誌としては一般公開ブログ、ファイトクラブ/電子書籍収録記事から数えるなら第三弾になるが、再びハム・ソヒとROAD FCの告訴に踏み切った当事者の諸岡秀克との長時間インタビューを敢行、また膨大な資料も入手した。最初の接触ではハングル語から日本語への翻訳が正確ではなく、このままでは使えないとの判断があったが、専門家がチェックした訴状や資料ということになる。
 ジャーナリズムの原則に従い、重ねてどちらの言い分も掲載していく。ハム・ソヒ、あるいはROAD FC、またはRIZINやDEEP、関係者等が反証するなら歓迎であり、日本語か英語なら取材する用意があることはあらためて明確にしておく。今回の問題は、格闘技界の様々な蓋をされてきた課題をも浮かび上がらせたケース・スタディでもあり、本誌が引くことは今後もありえない。

 インタビューでは突っ込んだ話もしているが、まずは独占手記として本人がスマホで打ってきた分をオモテの冒頭箇所に掲載する。

日韓格闘技界の発展に尽くしている20年来のパートナー李さんと諸岡秀克氏

 ハム・ソヒ選手は2007年に、韓国の格闘技関係者から「ハム・ソヒ選手を育てて欲しい。その間はファイトマネーは要らないが、航空券、宿泊、食事の世話をしていただけると幸いです」と頼まれてスタートしました。
 GLADIATOR出場の時は、航空券、ホテル、食事の他に、お土産代として3万円渡してました。

 その間にスマックガールやジュエルズ、DEEP、シュートボクシングにも徐々に出場させていきました。その当時スマックガールやジュエルズから頂いた金額は航空券、ホテル代の5万円。その後は2014年、ハム・ソヒ選手がUFCに行く前辺りにようやく10万-15万円。最高額で20万円になりましたが、その頃から選手セコンド2名が来るようになり、食事代やら空港からの送迎代でいつも赤字でした。

 ハム・ソヒ選手が告発している言葉の「15年間騙された」は言えないはずです。今回の問題は誰か日本人が絡み、言わされた言動だと思います。

 なお、以下に韓国の告訴状の日本語訳を収録するが、それぞれの団体がいくら支払ったかも詳細に書いてある。また、今のLCC航空券が普及した時代とは違い、当時の羽田空港着の国際戦飛行機だと結構な額だったことを補足する必要もあろう。

横領出来るわけない!ハム・ソヒ2007年2月16日初来日からの歩み

記事の全文を表示するにはファイトクラブ会員登録が必要です。
会費は月払999円、年払だと2ヶ月分お得な10,000円です。
すでに会員の方はログインして続きをご覧ください。

ログイン