Bellatorフランク・ミアがロイネルソンに判定勝ち!12・29チャンドラーvs.ベンヘン発表

(C)Bellator

 10月25日(現地時間)にコネチカット州アンカスビルで『Bellator 231: Mir vs. Nelson 2』が開催された。
 BELLATOR(ベラトール)は、アメリカを本拠地として2009年に設立された、総合格闘技団体。本国アメリカでは「スパイクTV」で放送され、設立わずか7年で世界第2位の団体に上り詰めた。ド派手な演出やファンの心を鷲掴みにするマッチメイクは、スポーツライクな路線を突き進む他のプロモーションとは一線を画している。
 今大会はメインのヘビー級戦の他、重量級の試合が並んだビッグマッチ。メインではフランク・ミアとロイ・ネルソンという大物同士の対戦が組まれた。元UFCヘビー級王者のミアと“ビッグカントリー”と呼ばれ人気者のネルソン。この二人はUFC時代に対戦しており、その時はミアが判定勝ちしている。試合はヘビー級らしい豪快な試合が期待されたがスタンドでの展開が続いた。前に出るのはネルソンだが、打撃を当ててポイントを稼ぐのがミア。特にローキックでネルソンにダメージを与えるミア。ネルソンも3Rにはテイクダウンに成功するも、その後、攻めあぐね、結果、判定でミアが勝利した。

 元WWEスーパースターで、現在はAEWでも大暴れしているジャック・スワガー(ジェイク・ヘイガー)がMMA三戦目に挑んだ。WWEでは最高位王座である世界ヘビー級王者(現在はWWE王座と統一されている)にもなっているスワガーは2017年にWWEを退団し総合格闘技挑戦を表明。2019年にベラトールでMMAデビューを果たしてJW・カイザーに肩固めで完勝。二戦目ではTJ・ジョーンズを相手に肩固めで完勝。三連勝が期待されたが、アンソニー・ギャレットへの膝蹴りがなんと急所に命中してしまい試合続行不可能となった為、残念ながらノーコンテストとなってしまった。今回はWe the people!!!(我々は真のアメリカ国民だ)という事を満天下に知らしめる事は出来なかったが、次の試合に期待したい。


 また、大会内で12月29日にさいたまスーパーアリーナで開催されるBellator大会の追加カードとして、ユニファイド MMAルール(160ポンド契約)の5分3Rとして、マイケル・チャンドラーvs.ベンソン・ヘンダーソンの再戦が告知されている。


スコット・コーカーとデイブ・バティスタ
 会場には元WWEスーパースターで現在は映画俳優として活躍しているデイブ・バティスタも現れ、スコット・コーカー代表とポーズを取っている。

■ Bellator 231: Mir vs. Nelson 2
日時:2019年10月25日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国コネチカット州アンカスビル

<ヘビー級>
○フランク・ミアー(米国)
 判定 3-0
●ロイ・ネルソン(米国)

<ライトヘビー級>
○フィル・デイヴィス(米国)
 3R 3分06秒 TKO
●カール・アルベクツソン(スウェーデン)

<ウェルター級>
○エド・ルース(米国)
 判定 2-1
●ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)

<女子フライ級/5分3R>
○イララ・ジョアン(ブラジル)
 2R 3分35秒 サブミッション
●ベック・ローリングス(豪州)

<ヘビー級>
-ジャック・スワガー(ジェイク・ヘイガー)(米国)
 ノーコンテスト
-アンソニー・ギャレット(米国)


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