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いよいよ週末に迫ったカナダはトロントでの『NXT:テイクオーバー』、『サマースラム』であるが、最後の仕込みがお茶の間向け番組で展開された。
前夜RAWの女子4 way戦がそうであったように、すでに真夏の祭典カードが多すぎてまた6時間になりそうとの危惧がアチコチで指摘されたこともあり、予定されたアリスター・ブラックvs.サミ・ゼイン戦はこちらにスライド。それは結構なことなんだが、番組として「こりゃ絶対サマースラムを見ないといけない」と思わせる構成になったかと問われるなら、またも独裁者ビンス・マクマホンが当日、直前ギリギリになって「こんなシナリオじゃダメだ!」と怒って書き直しになったという・・・。「う~む」、それで良くなっったのかどうかは前の台本がどうだったかと比べないと冷静な検証は出来ないが、笑えたのはドルフ・ジグラーの入場で、前もアンダーテイカーとか色々やっていた焼き直しで、ゴールドバークの入場曲がかかるもののドルフが出てくるスキッドくらいかも。
会場はプロレスでも馴染みで、ちょうど映画『デトロイト』が洋画専門チャンネルでまた再放送されている最中なのだが・・・。
■ WWE SmackDown 205 Live
日時:8月6日(現地時間)
会場:デトロイト リトル・シーザーズ・アリーナ
◆シェイン「お前は終わりだ」とオーエンズを罵倒
ケビン・オーエンズがPPV「サマースラム」で対戦するシェイン・マクマホンをKOショーに呼び出した。オーエンズはアナウンサーによる“ベスト・イン・ザ・ワールド”コールを途中でカットして「シェインも進退をかけて試合をすべきだ」と条件追加を要求すると、会場からは“イエス”チャントが起こった。しかし、シェインはこれを拒絶すると、「この条件はお前が決めたことだ。お前は俺に負けて去ることになる」と反論。さらに「度胸がない」と侮辱するオーエンズに対して「PPVの前哨戦をしてやる」と言い放って2人は乱闘に発展。しかし、アライアスが加勢して数的不利になったオーエンズはアライアスをスタナーで沈めたものの、シェインがオーエンズを解説席の下敷きにすると身動きできない状態に。最後はシェインがパイプ椅子を使ったドロップキックで止めを刺すと「お前は終わりだ」とオーエンズを見下げながら罵倒した。
シェイン対オーエンズの遺恨戦が行なわれる真夏の祭典PPV「サマースラム」は日本時間8月12日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)でライブ配信される。
◆レインズの不審な事故はローワンの仕業なのか?
突如鉄骨が倒れたり、車が衝突するなど不審な事故が続くローマン・レインズは「事件の映像を見て確かめたいことがある」と言って205 LIVEからの”秘密兵器”バディ・マーフィと対峙した。レインズは「映像でお前を見たぞ。何か知っていることを話してくれ」と問いただすも、マーフィは「知っていたとしても言わない」と抵抗。するとレインズが怒りを爆発させてマーフィに襲い掛かって「誰がやったんだ」と詰め寄ると、観念したマーフィは「ローワンだ。ブライアンは見なかったが、ローワンを見た」と白状した。果たして本当にレインズに起こった事故はローワンの仕業なのか?
今回のローワンTシャツはドイツのブラインド・ガーディアン”night in middle earth tour ’98″のである。メタルマニアのわかる人にはわかる。ニンマリである。どうやら襲撃アングルは、あのダニエル・ブライアンが真犯人という真夏の祭典のクライマックスへと動き出した。
◆戸澤、PPV「サマースラム」での王座挑戦権獲得ならず
戸澤陽がPPV「サマースラム」でのクルーザー級王座挑戦権をかけた6パックチャレンジ戦に出場した。オニー・ローカン、アリーヤ・デバリ、トニー・ニース、ジャック・ギャラハー、カリストと対峙した戸澤はいきなり場外に回避したデバリにトペ・スイシーダで先制するとカリストにスーパーキックを放って躍動。さらに戸澤はギャラハーにオクトパスホールドを決め、カリストには得意のダイビング・セントーンを炸裂させたが、最後はローカンがスープレックスでニースを沈めて3カウント。戸澤は王座挑戦権に届かず、ローカンがクルーザー級王者ドリュー・グラックとPPV「サマースラム」で対戦することが決定した。
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