猿田洋祐王座陥落!和田竜光GP突破!マーティン・ニューイェン防衛~ONEマニラ

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 One Championshipが巡回コースのフィリピン、マニラに帰還。両国大会での対戦が予定されながら相手の負傷によって試合中止となっていたフライ級GPは、DEEPフライ級王者の和田竜光がロンドン五輪レスリング・グレコローマン出場のキューバからの亡命者グスタボ・バラートを下し一回戦を突破。マイティ・マウスDJデメトリアス・ジョンソンとの対戦カードを決めた。一方、1月19日にジャカルタ大会でストロー級世界王者となった猿田洋祐だが、ニンジャの入場こそコスプレも決まっていたものの、再戦となる地元フィリピンのジョシュア・パシオの膝が頭部に命中して前のめりに倒れ込んだ。
 メインはONEの顔役でもあるマーティン・ニューイェンが、日本での戦歴も長いモンゴルのジャダンバ・ナラトンガラグに真空飛び膝蹴りでKO。海外メディアが大勢集結した大会を締めている。

■ One Championship 92:Roots of Honor
日時:4月12日
会場:フィリピン・マニラ モール・オブ・アジア・アリーナ

<第15試合 ONEフェザー級(70.3kg)チャンピオンシップ5分5R>
○マーティン・ニューイェン(ヴェトナム/オーストラリア)
 2R 1分7秒 ローキック⇒真空飛び膝蹴り
●ジャダンバ・ナラトンガラグ(モンゴル)

 現王者のニューイェンと元王者のナラントンガラグが激突。オープニングからお互い激しい打撃戦を展開。第2ラウンド、ニューイェンが強烈なローキックを効かせると、そのまま飛び込んでフライングニー。この一打がモンゴルの英雄の顔面を捕らえ、王者が劇的なKO勝利を飾った。

<第14試合 ONE世界ストロー級チャンピオンシップ5分5R>
●猿田洋祐(和術慧舟會HEARTS)
 4R 2分43秒 膝蹴りTKO
○ジョシュア・パシオ(フィリピン)



 第1ラウンド、王者の猿田洋祐が強烈な右ストレートをジョシュア・パシオの顔面に当てダウンを奪うが、パシオはこの危機を凌ぐ。一進一退の攻防が続く中、第4ラウンド、猿田は飛び込んでの右フック、パシオは右ハイキックと、両者はほぼ同時に放ったが、パシオの蹴りが僅かに速く、猿田は前のめりでダウン。レフリーが直ぐに試合を止め、パシオが念願の世界王者のベルトを奪い返した。

<第13試合 ONEフライ級(61.2kg)ワールドGP準々決勝>
○和田竜光(DEEPフライ級王者)
 判定3-0
●グスタボ・バラート(キューバ)

 “ザ・スィーパー”のニックネームで登場した和田竜光がキューバ出身のレスリング・グレコローマン世界王者、グスタボ・バラートを3-0の判定で破った。DEEPフライ級世界王者の和田はリーチ差を活かし有効打をヒット。フルラウンドの攻防で、世界トップクラスのグラップラーの強烈な圧力を凌いだ。和田は同GP準決勝で、トーナメント優勝最有力候補のデメトリアス・ジョンソンと対戦する。

<第12試合 キャッチウェイト68キロ契約>
〇レアンドロ・イッサ
 1R 3分03秒 アームバー
●フー・チャンシン
 ブラジリアン柔術の世界王者レアンドロ・イッサが第1ラウンド、中国のフー・チャンシンから腕十字を決め、世界トップレベルのサブミッションテクニックを披露した。三角絞めからのアームバーの展開にチャンシンは為す術がなかった。

<第11試合 ONEスーパーシリーズ・キックボクシング・ライトヘビー級>
〇アンドレイ・ストイカ
 3R 判定3-0
●イブラヒム・エルブウニ
 ONEスーパーシリーズ・キックボクシング・ライトヘビー級で“ミスター・KO”のストイカと”ミスター・クール”のエルブウニとの巨漢対決。一進一退の激しい攻防が続き、ストイカが判定勝利を飾った。

<第10試合 ONEウェルター級>
〇ジェームズ・ナカシマ
 2R 56秒 負傷によるTKO
●ルイス・サントス
 米国出身で無敗のナカシマがブラジル強豪の”サッポ”ルイス・サントスと対戦。序盤、スタンドでの打撃で優位に試合を運んだサントスだが、第2ラウンド、ローを被弾したナカシマが倒れこむようにテイクダウンすると、サントスが左脚を負傷。レフリーが試合を止めた。

<第9試合 ONEフェザー級>
〇エドワード・ケリー
 2R 2分51秒 パウンドTKO
●イ・スンジョン
 フィリピン出身でフェザー級トップコンテンダーのエドワード・ケリーが、韓国のイ・スンジョンと対戦。第1ラウンド、ケリーのパウンドを被弾しながらもイ・スンジョンがヒールフック、ヒザ十字の連続攻撃で見せ場を作ったが、第2ラウンド、同じ展開の中、ケリーが強烈なパウンドを叩き込み続け、遂にレフリーストップ。地元のファンを大いに沸かせた。

<第8試合 ONEスーパーシリーズ・キックボクシング・ヘビー級>
〇アンデウソン・シウバ
 1R 1分14秒KO
●アンドレー・ムニエ
 ONEスーパーシリーズ・キックボクシング・ヘビー級の一戦。ブラジルのキックボクシング世界王者の”ブラドック”アンデウソン・シウバがオーストラリアの”ザ・ジャイアント”アンドレー・ムニエと対戦し、シウバが強烈な右フックをムニエにヒットさせ、秒殺KO勝利を飾った。

<第7試合 ONEフェザー級>
◯クォン・ウォンイル
 1R 19秒KO
●エリック・ケリー
 “プリティ・ボーイ”の愛称を持つ韓国人ストライカーのクォン・ウォンイルが“ザ・ナチュラル”エリック・ケリーをワンツーからダウンを奪い、そのままパウンドアウト。僅か19秒で地元フィリピンのベテラン選手を下した。

<第6試合 ONEスーパーシリーズ・ムエタイ・バンタム級>
◯セーマーペッチ・フェアテックス
 3R判定(MD)
●オグニエン・トピッチ
 ONEスーパーシリーズ・ムエタイの一戦、タイのムエタイレジェンド、セーマーペッチ・フェアテックスがオグニエン・トピッチから判定勝利を飾った。開始直後から倒しにいくセーマーペッチが第1ラウンドにダウンを奪ったが、試合終盤はトピッチのペース。しかし、トピッチは仕留めることが出来なかったため、セーマーペッチが逃げ切った。

<第5試合 ONEバンタム級>
●アフマッド・カイス・ジャスール
 2R 2分27秒 ダースチョーク
〇シェ・ビン
 中国のシェ・ビンが第2ラウンド、アフガニスタン出身のアフマッド・カイス・ジャスールをダースチョークで仕留め、タップアウト勝利を飾った。

<第4試合(ONEフライ級)>
◯ニコ・ソー
 1R 3分3秒 ドクターストップTKO
●エコロニ・サプトラ
 シンガポール出身のニコ・ソーが第1ラウンド、インドネシアのレスリング王者エコロニ・サプトラに強烈な右ヒジのカウンターをヒット。ドクターチェックの結果、試合続行不可能と判断され、ソーがTKO勝利を飾った。

<第3試合 ONEスーパーシリーズ・ムエタイ・フライ級>
〇ルーシラー・プーケットトップチーム
 3R 判定3-0
●MOMTARO
 ONEスーパーシリーズ・ムエタイ・フライ級、ムエタイレジェンドのルーシラー・プーケットトップチームが3-0の判定で日本のMOMOTAROを下した。ルーシラーは組相撲、蹴り技で試合をコントロールした。

<第2試合 ONE女子アトム級>
◯ビー・ニューイェン
 1R 3分55秒 パウンドTKO 
●ドゥイ・アニ・レトノ・ウーラン
 “キラービー”ビー・ニューイェンが第1ラウンド、ドゥイ・アニ・レトノ・ウーランをTKOで下し、鮮烈なONEデビュー戦を飾った。

<第1試合 ONEフライ級>
〇ラモン・ゴンザレス
 1R 1分19秒 ギロチンチョーク
●藤沢彰博
 フィリピン出身のラモン・ゴンザレスが第1ラウンド開始直ぐ、日本の藤沢彰博からギロチンチョークで一本勝ち。ONEデビュー戦を白星で飾り、地元の観衆を沸かせた。