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19日、といっても日本時間ではメインが始まったのは20日になっていたが、One Championshipがインドネシアで『ETERNAL GLORY』を開催。インドネシアと言えば、大きな地震によりコンサートの真っ最中に津波が押し寄せてくる映像が世界で繰り返し流された記憶が新しいが、首都のジャカルタでは無事に大会が開催された。長い大会となったがトリのカードでは、鈴木隼人がメディカルをクリア出来ず、12・7クアラルンプール大会で元王者アレックス・シウバにONEデビュー戦で勝利したばかりの猿田洋祐が急遽、王座戦に抜擢されることに。
千載一遇のチャンスとなった経緯だが、テイクダウンが鮮やかだ。一方、王者のジョシュア・パシオも格段の進歩をみせており試合は5Rの接戦に。やはりスプリット判定になってしまったが、なんとか上になっている場面が印象に残った猿田が制して、ONEストロー級の世界王者に輝いた。
会場が沸いたのは女子アトム級戦。V.V MEIのいる階級になるが、1R、インドのプジャ・トーマルがパンチ連打で地元インドネシアのプリシッラ・ガオールを追い詰め、なんとかゴングに救われる格好だったが、やはり会場の声援が力になったのか、じわじわとガオールが挽回。勝ったんじゃないかと思ったが、判定はスプリットでインドの選手が接戦を制している。しかし、アジアの国別対抗戦が堪能できるのはONE Championshipの醍醐味だろう。
■ ONE: ETERNAL GLORY
日時:1月19日
会場:インドネシア・ジャカルタ:スタジアム・イストラ
<第12試合 メインイベント ONEストロー級(56.7kg)王座戦 MMA 5分5R>
●ジョシュア・パシオ(フィリピン/王者)
判定1-2
〇猿田洋祐(和術慧舟會HEARTS/挑戦者、修斗ストロー級(52.2kg)世界王者)
※猿田が新王者
ONE Championship世界ストロー級王者になりました‼️
ONEと契約して1ヶ月半で2試合して自分の人生変えたぞ👊
I'm world champion👑#ONEchampionship #YosukeSaruta#AbemaTV #HEARTS #猿田洋祐 #shooto #修斗 #MMA #WeAreONE pic.twitter.com/bvWjTtuSp1— 猿田 洋祐 Saruta Yosuke (@tobizaru0708) 2019年1月19日
<第9試合 女子アトム級(52.2kg) 5分3R>
○プジャ・トーマル(インド)
判定 2-1
●プリシッラ・ガオール(インドネシア)
<第6試合 フェザー級(70.3kg) 5分3R>
〇ブルーノ・プッチ(ブラジル)
1R 3分32秒 チョークスリーパー
●朴 光哲(KRAZY BEE/元ONE世界ライト級王者)
<第4試合 MMA ライト級(77.1kg) 5分3R>
●ラスール・ヤキャエフ(ロシア)
判定2-1
〇安藤晃司(NEVER QUIT)
なお、月曜21日の19時から、JR京浜東北線『大森駅』にあるGOLD’S GYMにて、デメトリアス・ジョンソン、エディ・アルバレス、アンジェラ・リーらスターが集結する公開ワークアウトがある。一般の観覧も可能だ。
※490円電子書籍e-bookで読む(カード決済ダウンロード即刻、銀行振込対応)
▼猿田洋祐がジョシュア・パシオとの接戦をモノにして新Oneストロー級王者
’19年01年31日号WWE新日AEW Rランブル ONE修斗 ブル中野 Color’s旗揚 越中詩郎R小川