[ファイトクラブ]神興行KNOCK OUT2019年も健在! 渋谷O-EAST堂々凱旋!!

[週刊ファイト1月24日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
 Photo & Text by こもとめいこ♂

・かつてはサブカルの中心地、渋谷の思い出…
・karafina愛vs.背水の陣、勝者は…
・稀勢の里引退に考えるガチンコと30代
・あおみん、青山ひかるさん&谷かえさん画像!

 埼玉南部に住んでいるせいもあるが、渋谷は特にイベントが無ければ行く気にならない街だ。人が多いし、浄化された歌舞伎町以上に何やら犯罪に巻き込まれそうな空気も苦手だ。何より、広大な新しい駅舎の不便さは異常。
 もっとも、平成に生まれた皆さんにはぴんと来ないかもしれないが、かつてサブカルの中心地はアキバでも中野でもなく渋谷だった時期があった。JAC、ウェスタンアームズというガン&ミリタリーショップ、まんだらけ、まんがの森、アニメイトといったまんが・アニメ誌・グッズの専門店、ブシロードの現社長、橋本義賢氏が居たアニメ・ゲームコスプレ専門ショップコスパ、変わったところでは、恐らく世界初の・ゲームコスプレ専門の風俗店(聖・コスプレ学園)も渋谷だった。アキバが電気街だった90年代初頭にそういう“アキバ系”のショップは全て渋谷にあったのだ。当時はコスプレという、コミケなど特殊な場での楽しみだった文化を認知させるのに必死で、立ち上がったばかりのコスプレ業界では『ハロウィン』をいかに日本に定着させるのに智恵を絞っていたのが懐かしい。

 そんな、今やハロウィンに輩がコスプレして集い、車を引っ繰り返す様な街にすっかり変貌してしまった渋谷で、2016年9月に森井洋介vs.髙橋一眞戦から始まったKNOCK OUT。
 この生誕の地に、一昨年7月20日以来となる『ROAD TO KNOCK OUT vol.3』として戻ってきた。

 本誌推奨神興行は2019年も健在、KNOCK OUT今年最初の興行もそんな感慨を抱かせた。およそ2時間という、映画一本を観る気持ちで来れて6試合中4試合が2Rで決着のKO連発というのは平日夜の格闘技興行としてこれ以上無いユーザーフレンドリーな内容。
 同じブシロードグループの新日本プロレスが同時間帯に幕張でバッティングするという厳しい日程だったが、満員札止めも当然と言える。

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