紫雷イオがカイリ・セイン救出!Aブラックvs.Jガルガノ、Tチャンパvs.Vドリーム至宝2連発~NXTテイクオーバー年間最高大会

photo by George Napolitano

■ WWE NXTテイクオーバー:War GamesⅡ
日時:11月17日(現地時間)
会場:カリフォルニア州ロサンジェルス ステイプル・センター 観衆13,598(=主催者発表)

<発表ナシ第1試合>
○マット・リドル
 07秒 ランニングニー(魂のスリーカウント)
●カシアス・オーノ

 オープニングはkick offショーに続いてマット・リドルのメジャーなお披露目デビューから。先週のNXT見てたら、カシアス・オーノはW★INGのプエルトリコ軍団Tシャツだったのがお笑いなんだが、日本のプロレス見てます世代が、マイク入れたら5分の尺を冒頭に与えられた。演説からして予想通りなんだが、またも1秒?の秒殺でマットがヒザを顎に叩き込んでフォールするも、お仕事役のカシアスに感情移入してしまうのは果たして本誌だけなのか。

<第2試合 NXT女子王座戦3本勝負>
○シェイナ・ベイズラー
 1本目 切り札クラッチ
 2本目 インセイン・エルボー
 3本目 合計10分55秒 インセイン・エルボーひっくり返しての抑え込み
●カイリ・セイン
※2-1でシェイナの王座防衛

 ケツの読みは本誌11月15日号(発売11月9日)に出している通りだから速報エントリーに重複はしない。お約束で1本目から格闘技4ホース・ウィメンが登場。漢字からも「柔道」軍団ということのようだ。対してベビーフェイスはスターダム軍というか、ダコタ・カイが救出に飛び込み、これも予想されたこととはいえ、ジーパン姿の紫雷イオはコーナーポストからのpicture perfectムーンサルトを披露して、お披露目という試合構成になった。

「今度は3本勝負で・・・」というのは、日本の女子プロレスの伝統芸踏襲でもある。まぁ、尺はひとつひとつは短くなってしまい、スポット構成も、これまでの名勝負数え歌より、これも削り、あれも削りと濃縮版にする回だったが、あのステイプル・センターの満員大観衆を前に、二人はそつなくこなせていた。凄いことなのだ。

<第3試合>
○アリスター・ブラック
 18分10秒 ブラックマス
●ジョニー・ガルガノ

 金玉が破れてしまい、番組上では駐車場で襲撃されたアングルをやっていた”ダッチ・デストロイヤー”アリスター・ブラックが復帰。体を絞ってきている。女子戦に続いて、こちらもNXTユニバースには(トマソ・チャンパ三つ巴入れて)定番の名勝負数え歌シリーズになり、本誌は現在世界最高峰のプログラムだと繰り返している通りである。
 こちらも、キックを多用する日本のプロレスを、いかに北米向きに進化&深化させるかをテーマにしており、さらに今回は、あの見た目より実際はもの凄く小さいフルセイル大学ではなく、アカデミー賞の中継会場でもあるステイプル・センターの大観衆を前に、なにを削って組み立てるのか。インパクト瞬間の力の抜き方とか、やる側・作る側から楽しんでいる大人のファンには教科書のような展開になった。
 NXTとRAWやSmackDownの最大の違いはなにかと問われれば、LIVEではなく放送までに編集ができる、ミス・スポットは消せるということになり、選手たちは、どう編集されたのかを繰り返し見ている。もちろん今宵はLIVE中継だ。純化とはなにか、なにを削るのか。どういう順番で組み立てるか。現場監督なら、「この試合を繰り返してみなさい」と諭すことになろう。

<第4試合 NXT王座戦>
○トマソ・チャンパ
 22分25秒 2台リングの継ぎ目アルミ金具箇所にDDT
●ベルベティーン・ドリーム

 若手黒人のベルベティーン・ドリームは大口を叩くキャラだが、NXTを見ているなら滅茶滅茶凄いとは高評価されている要注目の新鋭だ。そしてトマソ・チャンパ。別の観点からプロレスを見続けている者には、2018年年間MVPはトマソ・チャンパだと断言することになろう。そしてon paperでは、ベルベティーン・ドリームが大抜擢で王座戦に挑むということになるんだろうが・・・。
 やってくれました、究極のカウント2.99プロレス。さて、本当に「日本のプロレスの方がレベルが高い」という信仰は正しいのか? 単なる宗教の思い込みなのではなかろうか。
 もうこの時点で、この大会はどんなに凄いことになるんだろうという期待に震える。そして、巨大な2つのケージが天井から降りてきた。

 会場にはこれまでアイバニーズのギターで入場曲をやってきたニタ・ストラウスが紹介。本大会公式曲のひとつとしてインスト曲♪Mariana Trenchが会場に流れた。

 他にはBRING ME HORIZONも採用されている。全世界のNXTユニバースとロック/メタル趣味は志向が一致するようだ。

<第5試合 ウォーゲーム戦>
●アダム・コール ボビー・フィッシュ カイル・オライリー ロデリック・ストロング
 47分10秒 ファイヤーバードスプラッシュ
○リコシェ ロウ ハンソン ○ピート・ダン

 これまでもウォーゲーム形式は何度もやっているにせよ、これは新しい、この繋ぎは見たことないと、さすがにカリスマ=アダム・コールを中心に、よくねった斬新な内容には仕上げてきた。もっとも、運動会徒手体操の山車よろしく、全員が投げられてとかは、漫画になってしまっていると言われたら反論が難しい。「こんなのはバレエじゃないか」とか、やや長すぎる尺なこともあり、好みが分かれるかもなのだ。

 しかし、リコシェが金網最上段から450°スプラッシュとか、こんなの世界でやれるのはリコシェだけと、それぞれの持ち味を練りに練って遂行しており、最初に出てきたアダム・コールが全体を仕切っていたがケツは寝る役と。「お前、全部覚えられるんか?」と反論されたら、これまたなにも言い返せない。


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