オースチン・エリーズが王座防衛!インパクト・レスリング

(C)TNA

 9月20日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 インパクト・レスリング(Impact Wrestling)は、アメリカ合衆国のプロレス団体。運営はアンセム・レスリング・エキシビジョンズ(Anthem Wrestling Exhibitions, LLC)。過去に団体名を幾度か変更しており、古い順にNWA-TNA(National Wrestling Alliance : Total Non Stop Action、2002年 ? 2004年)、TNA(Total Non Stop Action Wrestling、2004年 ? 2016年)、GFW(Global Force Wrestling、2017年7月 ? 2017年9月)を名乗っていた。 多くのインディー団体が収入不足により倒産していく中で、経費の最小化で収入を確保する戦略を取っている。それは興行の開催場所の固定と安定した放映収入、そして選手の契約形態に反映されている。ほとんどの選手は専属契約という形ではないため他団体へ出場する選手も多い。また、ほぼ契約選手のみで興行を行うWWEとは対照的に、日本やメキシコなど海外の他団体との交流も積極的に行っている。
 今放送は、メキシコ収録となり、提携団体AAAからも選手が参戦して盛り上がった。
 メインでは、現インパクト世界王者であるオースチン・エリーズが、地元メキシコ勢からの挑戦を受けるとして、テル・テハノJr.の挑戦を受けた。いつも通り、ムース、キラー・クロスという怪物を従えてのエリーズに対し、テハノJr.も得意のブルロープを使って攻めたてるも、最後は、テハノJr.のパイルドライバーを切り返して、得意のブレーンバスターでエリーズがフォール勝ちして王座防衛を果たした。試合後、スクリーンにエリーズの王座を狙うジョニー・インパクトが映り、エリーズを挑発。それに気を取られている間にインパクトがリングに乗り込み、背後からエリーズを急襲。慌ててムース、クロスに助けを求めるエリーズだが、更に、エリーズに恨みを持つエディ・エドワーズも現れて、エリーズを襲ったのだった。リングはインパクトとエドワーズに占拠され、エリーズらは追い出されてしまった。インパクト・レスリング年間最大大会「バウンド・フォー・グローリー」ではエリーズの王座に満を持してインパクトが挑戦する事が決定しており、それまでこの抗争は激化しそうだ。
 更に2018年のインパクト・レスリング殿堂入りとして怪物アビスが発表された。

■ Impact Wrestling
日時:2018年9月20日(現地時間・放送日)
場所:メキシコ・メキシコシティ

<インパクト世界王座タイトルマッチ>
○オースチン・エリーズ(王者)
 ピンフォール
●エル・テハノJr.

<タッグマッチ>
○ペンタゴンJr.、フェニックス
 ピンフォール
●リッチ・スワン、マット・サイダル

<シングルマッチ>
○ファービー
 ピンフォール
●アリッサ・エドワーズ

<シングルマッチ>
○エディ・キングストン
 ピンフォール
●クロノス

<シングルマッチ>
○イーライ・ドレイク
 ピンフォール
●トレヴァー・リー

<6人タッグマッチ>
○サミ・キャラハン、oVe
 ピンフォール
●アエロスター、ラレド・キッド、イホ・デル・バイキング


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