[ファイトクラブ]『ALL IN』がもたらす地殻変動!コーディ新NWA王者 クリス・ジェリコ乱入

[週刊ファイト9月13日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼『ALL IN』がもたらす地殻変動!コーディ新NWA王者 クリス・ジェリコ乱入
 photo by George Napolitano text by タダシ☆タナカw/現地通信員
・映画俳優としても活躍のニック・オールディスとコーディのNWAブランド
・オカダ・カズチカ-マーティー・スカル「1分overしただけ」の26分05秒
・飯伏幸太&ヤングバックス-レイ・ミステリオ&フェニックス&バンディード
・やはり主役ケニー・オメガ!そしてペンタゴンjr衣装のクリス・ジェリコ参上
・WWE株価$87.10財力とコーディ、Kオメガ、Bレスナーの去就相関
・ビジネス分析深淵!どうなる新日プロの北米放送権料、そしてWWE…


■ ALL IN
日時:9月1日(現地時間)
会場:シアーズセンターアリーナ 11,263人(超満員札止め=消防法上の限界数字)

<第6試合 NWA世界王座戦>
●[王者]ニック・オールディス
 22分01秒 ニックのサンセットフリップにコーディが丸め込まれずに座り込んでのピン
〇[挑戦者]コーディ w/ブラディ・ローズ

 今のNWA王座、しかもロックバンドSmashing Pumpkinsのビリー・コーガンが私財を投げうって管理しているタイトルに、どれほどの価値があるのかはともかく、親父ダスティ・ローデスが巻いていたのと同じデザインのベルトが、1万人規模のシアーズセンターを前売り完売させたプロモーターでもあるコーディの腰に巻かれるというのは、やはり感慨深いものがある。
 試合順は第6試合。直前に発表されていた順番とも違うものだったし、大会を通してのベストマッチとかでもないどころか、大人のファンならケツはお見通しのカードだったであろう。しかし、やはり様々な業界の地殻変動を象徴する戴冠劇には違いない。なにしろ、WWE以外のインディーが、1万人規模の大会を満員にして成功させたというのは米国内では1993年以来の快挙なのだ。

 試合展開を見れば両雄は最初から20分強を予定していたのは明らか。要は、大会に唯一ケチをつけるとすればやや全体で長すぎる尺になり、PPV中継はメイン終了直後に慌てて終わった。つまり飯伏幸太とヤングバックスが組んで、最後となるレイ・ミステリオ組が11分48秒のメインになったのは、当初は14分レイアウトだった説もあるのだが、いずれの試合も良かったことは間違いない。大会は本物のSold outだっただけでなく、Tシャツとかグッズ類だけでも週末合計50万ドル売り上げてすべてを売り切った以下、史上最大のインディー興行としてすでに伝説になっている。この成功のおかげで来春4・6ROH新日本プロレスMSG進出が可能になったし、後半に詳細するが、WWEのビジネス戦略に大きく影響を及ぼした。


※ダイアモンド・ダラス・ペイジも祝福にかけつけた。

 マグナスことニック・オールディス(妻はRAWに復帰したミッキー・ジェームス)と、コーディ(妻は、ご存知ブランディ・ローズ)が、年間最高試合をやれたかと言われたら、それは高望みであろう。再び、NWA世界王座というブランドが輝いたことは疑う余地がない。

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