NXTカイリ・セインがシェイナ・ベイズラ―倒し女子王座戴冠!ジョニー・ガルガノ両足で立てずトマソ・チャンパが王座防衛

photo by George Napolitano

 カイリ・セインがついにNXT女子王座を戴冠した。リングサイドには格闘技版フォー・ホース・ウィメンのロンダ・ラウジーらが集結して見守るだけではない。恐らくは世界中の意識的なファンは、翌日の『サマースラム』よりもこちらを最重要と期待していたハズだ。まして来春4・6の新日本プロレスROH合同のMSG大会と、正面戦争が予定されるブルックリンのバークレイズ・センターへの注目もある。そして会場は本物の札止めに。天井桟敷にまで「カイリ、カイリ」の合唱がこだまするなか、英語実況のマウロ・ラナーロが日本語の「カイゾク」を連呼する。
 ラスト、またもインセイン・エルボーを放つが足でブロックされ、キャッチ・アズ・キャッチキャン・レスリングを継承するシェイナはKIRIFUDA(切り札)クラッチへ。そこをくるっと後方回転して、途中では極まらなかったイカリ(変型逆エビ固め)の要領でのブリッジでシェイナを押さえ込んだ。パイレーツ・プリンセスはクイーンになったのだ。

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■ WWE NXT テイクオーバー:ブルックリン4
日時:8月18日(現地時間)
会場:ニューヨーク市 ブルックリン バークレイズ・センター (観衆14460人超満員札止め=主催者発表)

<メインイベント第5試合 NXT王座戦ラストマン・スタンディング>
○トマソ・チャンパ
 がルガノのヒザが自爆、10カウントで起き上がれず
●ジョニー・ガルガノ

◆消火器まで噴射されたトマソ・チャンパとジョニー・ガルガノの抗争は続く

 アリスター・ブラックが金玉負傷のアクシデントがあったため、スキット上は急遽、フルセイル大学の駐車場で何者かにブラックが襲撃されたことにして、トリプルスレッド(3 way)戦から王者トマソ・チャンパと挑戦者ジョニー・ガルガノのラストマン・スタンディング形式に変更されたカードがメインを務めた。テーブル、チェアが飛び交い、実況席が破壊されるのは無論のこと、リングのマットまで剥がされ板がむき出し、そこに頭から落とすDDT炸裂というハチャメチャな展開に。
 実況席は「もう人間じゃない」を繰り返していたが、試合はひな壇のところへ。手錠をかけられたチャンパが照明機材にくくりつけられたままだったが、そこにガルガノがヒザを放ったものの、勢い余ってそのままヒザが機材に。ヒザが抜けたかも知れないと実況が中継するなか、ガルガノは立ち上がることが出来ず。ラストマン・スタンディング形式は、最後まで両足で立つことができた者が勝者なので、手錠をかけられたままだったがチャンパが王座防衛となった。

<セミファイナル第4試合 NXT女子王座戦>
●シェイナ・ベイズラー
 切り札クラッチの体制を後方回転してブリッジで押さえ込む
○カイリ・セイン

◆カイリ、日本人2人目となるNXT女子王座を初戴冠

 NXTテイクオーバー:ブルックリン4で“海賊姫”カイリ・セインがシェイナ・ベイズラーとのNXT女子王座戦に挑んだ。「シェイナは私の闘争心を見ることになる。そして私がNXT女子王者になる」と悲願の頂上決戦に意気込むカイリだったが、試合序盤からシェイナに右足を集中的に狙われて劣勢に陥った。カイリは足を引きずるも「カモーン」と逆にシェイナを挑発すると、平手打ち3発にバックハンドブロー、スライディングDと波状攻撃を叩き込んで闘争心を剥き出した。
 さらにカイリはセカンドロープからのインセインエルボーを決めると、追撃を回避した場外のシェイナにダイビングクロスボディ、続けてトップロープからインセインエルボーを叩き込んで怒涛の攻撃を見せるもカウント2。粘り強いシェイナにさらにイカリを繰り出したカイリだったが、今度は逆に切り返されてキリフダクラッチに捕まってしまう。意識が遠のくも辛うじてロープエスケイプで回避したカイリは、この日3発目のインセインエルボーをシェイナに両足で迎撃されると再びキリフダクラッチを狙われてしまう。しかし、カイリは間一髪でこれを素早く後方回転すると、逆にシェイナをフォールしてカウント3。一瞬の隙を逃さず勝利を掴み取ったカイリが見事宣言通りNXT女子王座を奪取した。
 カイリは2017年に獲得したメイ・ヤング・クラシック優勝に続き、アスカ以来で日本人2人目のNXT女子王座戴冠となった。8月31日に開催されるWWE大阪公演「WWE Live Osaka」には王者として凱旋し、ベルトをお披露目することになる。

<第3試合 ノースアメリカン王座戦シングルマッチ>
○リコシェ
 630スプラッシュ
●アダム・コール

◆“ミスター・ハイフライ”リコシェがNXT北米王座を奪取

 ミスター・ハイフライ”リコシェがアダム・コールとのNXT北米王座戦に挑んだ。「コールの名前はベルトから消されて、リコシェに置き換えられる」と王座奪取に自信を見せたリコシェと、「お前は特別な存在ではない」とリコシェを否定するコールは両者トップレベルの攻防を展開。しかし、リコシェが空中に舞って攻撃を狙うと、コールのカウンタースーパーキック、さらにラスト・ショットまで食らってしまう。これをカウント2で辛うじて返したリコシェは背後からのコールの攻撃をかわすと、フランケンシュタイナーで応戦。さらにトップロープに登って攻撃を狙うもコールがエプロンに回避。するとリコシェはトップロープを飛び越えてハリケーンラナでコールを場外に投げ飛ばすと、最後はトップロープから630°スプラッシュを豪快にコールに叩き込んで3カウント。リコシェが死闘を制してNXT北米王座を奪取した。

◆噂通り、元EVOLVE王者マット・リドルとNXT契約が客席映像により発表された

※詳細拡大完全版は金曜24日発売の週刊ファイト8月30日号に収録されます。
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◆中邑真輔ら、ニューヨーク証券取引所のクロージングベルを鳴らす

 中邑真輔、カーメラ、ボビー・ラシュリーが日本時間8月20日に開催となる「サマースラム」のプロモーションのため、WWEも上場するニューヨーク証券取引所を訪れ、8月17日(金)の取引終了を告げるクロージングベルを鳴らすセレモニーに参加した。WWE株価は現在79.49ドル。本誌がお伝えしてきている通り、一時は85.93ドルの高値を記録している。


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