アンドレイ・コレシュコフ新王者！7・17『Bellator 140』+『Legacy FC 43』

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　2015年7月17日にコネチカット州アンキャスヴィルで『Bellator 140: Lima vs. Koreshkov』が開催された。
　今大会のメインは、ブラジリアン柔術猛者として名門アメリカン・トップチームに所属し、アメリカローカル大会、カナダMFCを経てベラトール入りし、連勝を重ね王者となったダグラス・リマに対し、こちらも現在3連勝中で、ロシアローカル大会で実績を重ねベラトール入りし、勝利を積み上げ遂に王座挑戦となったアンドレイ・コレシュコフのウェルター級王座戦だ。打撃でKOの山を築いてきた両者だけに、早いKO決着が期待されたが、なんと5R判定までもつれ込んだ。パンチ主体のリマに対し、コレシュコフはバックスピンキック、更にテイクダウンまで繰り出し、じわじわと試合を優位に進める。グランドで上を取ることも多かったコレシュコフが見事に判定勝ちし、新王者となった。

　また、あのポール・デイリーも参戦。ベラトールと契約するも過去の逮捕歴（酒場での喧嘩）でアメリカに入国が出来なかったが、2015年の2月に遂に入国が許されベラトールで勝利。続く2戦目で連勝を狙いたいところだ。対戦相手は、デニス・オルソンでなんと契約体重を守れなかったようで、キャッチウェイト戦となった。
　試合は、デイリー相手に打撃勝負を避けたいオルソンが、テイクダウンを奪いグランドに移行するもデイリーがなんとか立ち上がり、スタンド打撃で優勢になるという展開。そして2R、遂にデイリーがオルソンを捕らえ、パンチラッシュでダウンを奪う。倒れているオルソンにデイリーが更にパンチを叩きこみレフェリーがストップ。デイリーがTKO勝利した。

■　Bellator 140: Lima vs. Koreshkov
日時：2015年7月17日
場所：アメリカ・コネチカット州アンキャスヴィル

＜ウェルター級王座タイトルマッチ＞
○アンドレイ・コレシュコフ（挑戦者）
　判定　3-0
●ダグラス・リマ（王者）

＜キャッチウェイト＞
○ポール・デイリー
　2R 1分12秒 TKO
●デニス・オルソン

＜ウェルター級＞
○ブレナン・ワード
　1R 2分06秒 TKO
●ロジャー・キャロル

＜ウェルター級＞
-クリス・ハニーカット
　ノーコンテスト（頭突き）
-ポール・ブラッドリー

＜ウェルター級＞
○マイケル・ペイジ
　1R 1分05秒 TKO
●ルディ・ベアーズ

　2015年7月17日にミネソタ州ヒンクリーで『Legacy FC 43: Larson vs. Krantz』が開催された。
　今大会はミドル級王座決定戦が行われた。王座決定戦に臨むディリック・クランツは、レガシーFCを主戦場に活躍するファイターであるのに対し、もう一方のブロック・ラーソンは元UFCでONE FCにも参戦してあのメルヴィン・マヌーフにも勝利している。下馬評では当然、ラーソンだったが、試合はなんとクランツがTKO勝ち。試合が長引きスタミナが切れてきたラーソンを金網際に追い込みパンチラッシュするクランツの左がラーソンの顎に命中にダウンを奪う。追撃のパウンドをレフェリーが止めて、クランツが見事に新王者に輝いた。

■　Legacy FC 43: Larson vs. Krantz
日時：2015年7月17日
場所：アメリカ・ミネソタ州ヒンクリー

＜ミドル級王座決定戦＞
○ディリック・クランツ
　3R 2分38秒　TKO
●ブロック・ラーソン

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