週刊マット界舞台裏’09年9月17日号

 武藤敬司、鈴木みのる、天龍源一郎(以下9・27日本武道館のみ)、蝶野正洋、川田利明(以上10・3大阪府立体育館のみ)ら大物日本人レスラーの出場が決定した『三沢光晴追悼興行』。
 まだ全カードは発表になっていないが、上記の他団体からの出場選手や一部対戦カードが発表されると、プロレスファンの間で大きな反響があった。社長就任直後からそれをニオわせてきた田上明が公約を守った格好で、ファンの期待に見事応えたようにも思えるが、例によってタッグマッチのオンパレード。 8月20日号でその辺のことは苦言を呈したが、それ以上にカード編成における田上新社長の“勘違い”が浮き彫りになった!? 他誌では踏み込めないタブーにもズバリ直言いたします。
 一部の業界関係者は「船木誠勝と鈴木みのるはすでに和解しており、徐々に昔の関係に戻りつつあります。そうでないとシングルで対戦できないでしょ?」としたり顔で話す。また大半のプロレスファンも2人の不仲をアングルと思い込んでいるようだ。
 しかし、長年に渡ってパンクラスを支持し続けるA氏は「和解なんてあり得ない!」と断言する。そもそもあれほど仲が良かった船木と鈴木が、タモトを分かった理由を皆さんはご存じだろうか? そこでこのA氏にその原因を分析してもらうことに。これを読むと、全日プロ9・26横浜大会での一騎打ちがどうなってしまうのか心配でならない・・・
 前号で詳しくお伝えしたドラゴンゲートのサル虐待問題。“警察ざた”になるという失態を演じただけに、これまで快進撃を続けてきた同団体でもさすがに窮地に陥ると心配しているファンも多いだろう。 ところが、ドラゲーの快進撃が止まることはなさそうだ。今月中にも今秋のビッグプランを発表する予定という情報をキャッチ! 他団体や格闘技イベントでもなかなかできないビッグプランで、ファンにも夢を与えようとするドラゲーはやはり侮れない!
 今週の『マット界舞台裏アーカイブス2008』では、このコーナーを読んだだけでわかったような気になられても困るくらい衝撃的な内容になっている。それは新日本プロレスの親会社である『ユークス』による全日本プロレス買収計画というスクープ記事である!
 結論的に言えば『ユークス』による全日プロ買収は実現していないので、厳密にはスクープとは言えないかもしれないが、これを単なるガセネタとしてしまうのはあまりにも浅はか。この記事の中にはそこらかしこに細かいスクープが隠されているのだ。武藤や蝶野の25周年記念や三沢追悼興行などで、両団地が再び絡み出しているだけに新たな動きが起こる可能性だってある・・・
 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは豪華2本立て! まずは地下プロレス9・6『EXIT-21』の渾身独占ルポをお届け。ラブホテル街のど真ん中・歌舞伎町二丁目に居を構える“CORE STADIUM”で行われる地下プロレスも、今回の『EXIT-21』で5戦目を数える。今戦は“人間狂気”紅闘志也がスケジュールの都合で欠場というピンチを迎えていたが、どインディー戦士「入道」が“地獄の地下五人掛け”に挑むサプライズで、観る者すべてが度肝を抜かれた。地下の“タッグ版・名勝負数え歌”誕生とも囁かれるメインのタッグ対決詳報も含め、「地下プロレス=ミルホンネット」ならではの完全レポートにこうご期待。
 さたにはミスター雁之助プロデュース興行「鬼神道〜Returns」では、こちらもまた週刊プロレスが取り上げていない興行をインサイド・レポート。「自分が見たいカードを組む」という大会コンセプトの「鬼神道」。9・5新木場1stリングは客入りが心配されたが、ふたを開けてみれば満員の盛況に。田中将斗&藤田峰雄vs.ケニー・オメガ&宮本裕向のメインイベントなどをお伝えします。

 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。
<今週の見出し>
▼ビッグネームが勢揃いした『三沢追悼興行』だが、カード編成に田上社長の“勘違い”が!?
▼和解もアングルもあり得ない! 船木と鈴木がタモトを分かった原因とは
▼スクープ! ドラゲーが今秋、ビッグプランに着手!?
<アーカイブス2008>
▼新日本がプロレス界統合に動く!? 水面下で推し進められる(秘)プランとは…
<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼入道、地獄の五人掛かりに虫の息…“怖いプロレス”が地下に現出した!!
▼緊縛デモンストレーション 古典緊縛継承緊縛師 春兜京
▼ナイト・オブ・キング・ジュリー&マッド光一vs.磯英弥&日龍
▼ 帰ってきたミスター雁之助 プロデューサーとしての船出は大成功!

★合わせて読めばさらに楽しめる!
予想以上に処分が軽かったドラゲーのサル虐待
IWGP王座決定戦・真壁VS中邑の勝敗を予想
選手貸し出しに見られる新日プロのある事情
全日プロ8・30両国大会に感じる物足りなさ
ノアが禁断の外敵である“あの男”の投入を決断!

三沢追悼興行のカードで浮き彫りになった田上社長の勘違いに迫る!

週刊マット界舞台裏'09年9月17日号

商品コード inouejojiz141

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