[週刊ファイト06月11日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼専門誌で特集コディ・ローズと葉巻 ダスティ・ローデス家族の肖像
Mike Lano提供 編集部編
・Mike Lano現地報告:コーディ・ローズが葉巻専門誌の表紙に!
・コーディ・ローズは無視できない存在だ
・パンチを受けることはローデス家の血筋でもある
・コーディは新たな人格「アメリカン・ナイトメア」として復帰
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Mike Lano現地報告:コーディ・ローズが葉巻専門誌の表紙に!

週刊ファイト西海岸担当のマイク・ラノ通信員(WReaLano@aol.com)から、WWEのトップスターであるコーディ・ローズに関する興味深い話題が届いた。
コーディ・ローズが葉巻愛好家向けの著名専門誌『Cigar Aficionado』2026年3-4月号の表紙を飾り、大規模な特集記事が掲載されたのである。プロレス専門誌やスポーツ誌ではなく、葉巻文化を扱う専門誌の表紙に現役WWEスターが起用されるのは異例であり、アメリカでも話題となった。
表紙では、コーディがスーツ姿で葉巻を手にした洗練された大人のイメージを披露。誌面では「Wrestling With Success(成功と格闘する)」と題したロングインタビューが掲載され、プロレスラーとしてだけでなく、一人の男性としての人生観や家族観が深く掘り下げられている。
特集の中で特に印象的なのは、父である故ダスティ・ローデスとの思い出である。コーディは幼少期から父の影響で葉巻文化に触れており、ダスティが愛した銘柄についても語っている。父が残した葉巻の記録帳を現在も受け継いでいるというエピソードは、単なる趣味の話を超えた家族の物語として紹介されている。

また、兄のダスティン・ローデスを含めた“ローデス一家”のプロレス史についても詳しく語られており、二世レスラーとしての葛藤や責任感、そして現在の成功へ至るまでの道のりが振り返られている。
もちろんWWEでのキャリアについても触れられている。最初のWWE時代の苦闘、団体を離れてインディーシーンや他団体で経験を積んだ時期、そして「アメリカン・ナイトメア」として再びWWEへ戻り頂点へ上り詰めた過程が語られた。
インタビューでは、華やかな世界の裏側にも言及。椅子攻撃やテーブルクラッシュの本当の痛み、長期ツアー生活の現実、家族との時間の大切さなど、リング上では見えない部分についても率直に語っている。
撮影はラスベガスの高級シガーラウンジで行われ、プロレスラーというより映画俳優や実業家を思わせるビジュアルに仕上がった。近年のコーディはWWEの顔としてだけでなく、メディア露出や企業案件でも評価を高めており、今回の表紙起用もその象徴と言えるだろう。
SNS上でも「コーディらしい上品な表紙」「父ダスティへの愛情が伝わる内容」「プロレスラーの枠を超えたスターになった」といった好意的な反応が多く見られた。一方で葉巻愛好家の間からも「本当にシガー文化を理解している人物が表紙になった」と評価する声が上がっている。
今回の特集が興味深いのは、単なる有名レスラーのライフスタイル紹介ではない点だ。ダスティ・ローデスから受け継いだ価値観、ローデス一家が歩んできた歴史、そしてWWEの頂点に立った現在もなお父の存在を大切にしているコーディの人間性が随所に描かれている。
リング上では“アメリカン・ナイトメア”として観客を熱狂させるコーディ・ローズだが、その根底には今も“アメリカン・ドリーム”ダスティ・ローデスから受け継いだ精神が生き続けているようだ。
以下、Mike Lanoから提供された雑誌記事を翻訳してお届けする。
コーディ・ローズは無視できない存在だ

身長は6フィート2インチ(約188cm)。ツンと立ったブリーチブロンドの髪、濃いグレーのスーツには太いピーチカラーのチョークストライプが入り、その下にはオレンジ色のネクタイが完璧に収まっている。力強い顎のラインが印象的だ。青い瞳は好奇心に満ちて輝き、葉巻をくゆらせている。そのスーツは一般的な役員室で見かけるものより少し派手だが、もしテレビで彼を見たことがなければ、葉巻バーでくつろぐ重役だと思われても不思議ではない。
ただし彼が身につけているのはベルトだ。ドレスベルトではなく、チャンピオンベルトである。
11月現在、コーディはWWE(ワールド・レスリング・エンターテインメント)の現王者だ。WWEは年間約14億ドル規模のビジネスであり、世界で最も有名なプロレス団体である。彼がどこへ行こうとも、そのベルトは常に近くにある。彼はそれを「タイトル」と呼ぶ。
それはブルーノ・サンマルチノ、ザ・ロック、ストーンコールド・スティーブ・オースチンら伝説たちも手にした栄誉である。その存在は決して控えめではない。中央に巨大なWをあしらった金属と革の塊で、鮮やかな赤の差し色が施されている。見た目以上に重く、およそ8ポンド(約3.6kg)ある。
コーディはWWEの顔であり、多くの前任者と違ってスーツ姿で公の場に現れることが多い。ラインストーンだらけのローブや羽根飾り付きのボア、あるいは奇抜なTシャツではない。今日のようにスリーピーススーツを選ぶこともある。
「私は常にスーツ姿で見られたいんです」
そう語るコーディは、手にフエンテ・フエンテ・オーパスX・リザーブ・ド・シャトーという葉巻を持っている。彼は慣れた様子で一服しながら続ける。
「私はいろいろなタイプのスーツが好きです。最高級のものも、安物も。見た目が良ければそれでいいんです」