[ファイトクラブ]元TNAスコット・ダモールのMaple Leaf Pro (MLP)-裏WM目玉ベガス

[週刊ファイト5月14日]期間 [ファイトクラブ]公開中

▼元TNAスコット・ダモールのMaple Leaf Pro (MLP)-裏WM目玉ベガス
  photo by George Napolitano 編集部編
・懲りない男スコット・ダモール新団体カナダMaple Leaf Wrestling母体
・トリ6人はAレッド&マスカラ・ドラダ&ミスティコ-現AEWラスカルズ成敗
・ギゼール・ショウ防衛CMLLペルセフォネ怪力-ショッツィ・ブラックハート
・ポール・ウォルター・ハウザー集客主役!QTマーシャルとStreet Fight
・CMLL世界ヘビー級王座戦エチセロ魔法使いxジョナサン・グレシャム
・AEWのリコシェらThe Demand-マイケル・オク&Rスワン&Sアキーム
・Sting顔そっくり息子スティーヴ・ボーデンMLPデビュー+ベガス初見参
※記事別永久保存凝縮PDF各500円販売中


■ MLP Multiverse in Paradise
日時:4月17日(現地時間)
会場:米ネバタ州ラスベガス パール・シアター@PALM SPRINGS RESORT

懲りない男スコット・ダモール新団体カナダMaple Leaf Wrestling母体

 2024年初頭に親会社Anthemから解雇された”懲りない男”スコット・ダモール元TNA社長の新団体Maple Leaf Pro (以降、MLP)が、満を持して『レッスルマニア週間』のラスベガスに乗り込んできた。

 本誌ジョージ・ナポリターノ記者が現場取材しているのだが、なにしろWM週間からGWまで、日本の専門媒体としては余りにも過密スケジュールでカバーした全部を紹介出来てない。日本人選手が出ているわけではないとなると、後回しにしてしまったことを詫びなければなるまい。

 しかし、詳しくない方にあらためて現地事情を説明するなら、レッスルマニア週間には内外から主な団体だけで20を超える大会が開催されるのだから、いくら便乗商法とはいえ、客の奪い合いになってしまう。ただ、あとから振り返っても、スターダムのと、このMLPが”裏WM”の目玉だったことには疑う余地がない。

【ジョージ・ナポリターノ現地取材】
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トリ6人はAレッド&マスカラ・ドラダ&ミスティコ-現AEWラスカルズ成敗
<第6試合 トリオ戦>
アメージング・レッド マスカラ・ドラダ ○ミスティコ
 いつものラクダ固め
●ラスカルズ(デズモンド・ゼイビア マイロン・リード ザッカリー・ウェンツ)

 デズモンド・ゼイビアとは、オリジナルのラスカルズとはいえ、NXTのウェス・リーとして大活躍した選手である。WWE解雇リストに入った際は驚きだったが、その後は古巣のTNAに戻り、現在はAEW所属である。
 今回はそのデズモンドが、いつも同じ試合展開のミスティコ様の受け役を務めることに。ただミスティコ側も、インディーで評価の高いアメージング・レッドと組めたことが特筆されよう。

 大会を締めたのは再びスコット・ダモール代表なのだった。確かに大会は成功、評価も高かったのだから自画自賛も許されよう。ただ、MLPは現段階では不定期開催のプロモーションに甘んじている。

ギゼール・ショウ防衛CMLLペルセフォネ怪力-ショッツィ・ブラックハート
<第5試合 MLPカナディアン女子王座4way戦>
[王者]○ギゼール・ショウ
[挑戦者]●キラー・ケリー
他にペルセフォネ、ショッツィ・ブラックハート

 CMLL代表としてAEWにも出ているペルセフォネ、元NXTで現在はMLWなど、インディー界の大物扱いになっているショッツィ・ブラックハートが参戦したセミファイナルの女子戦。
 MLPはカナダのMaple Leaf Wrestlingを継承する団体なので、ギゼール・ショウが防衛になるケツはわかっていたことだが、当初の発表では3way戦だったのに、補充されたキラー・ケリーは、恐らく何度もショウと戦っていると思われる。要するにダウン役で追加されたのであろう。

 セミにしたんだから、スコット・ダモール現場監督にしたら自信作なのだろう。ギゼール・ショウ、悪くはないんだが、目立っていたのは怪力ペルセフォネなのだった。

ポール・ウォルター・ハウザー集客主役!QTマーシャルとStreet Fight
<第4試合 Sin City Street Fight>
○ポール・ウォルター・ハウザー
 逆エビ固め
●QTマーシャル

 ポスターには業界での「格」からもミスティコなんだし、トリのトリオ戦出場となるのだが、現地からのインサイド・レポートだと、大会の目玉かつ集客の主役なのは圧倒的に俳優・コメディアンのポール・ウォルター・ハウザー「プロレス参戦!」なのである。なにしろTV界の権威であるエミー賞を連続殺人犯の役『ブラック・バード』で受賞してお茶の間の知名度が高い。
 この男、ガチのプロレスファンであり、夢がずっと「プロレスラーになること」だったのだから、2024年からMLWなどのリングに上がりだしたことは本誌も取り上げている。


▼AEW解雇C.W.&ブロックのアンダーソンズに愛嬌Pウォルター・ハウザー

[ファイトクラブ]MLWエリック・ビショフOne Shot小島聡OKUMURA-鈴木みのるIクゥオン

 プロレスファンなら必見作である『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2017)での、実在の人物ショーン・エッカート役で大幅に増量。トーニャ・ハーディングの実録ドキュメンタリーを見ているような錯覚すら覚えたものだ。続くクリント・イーストウッド監督の映画『リチャード・ジュエル』では主演を務め、映画マニアにも覚えられた。
 現在は俳優だけでなく、脚本家や映画監督としても活動中。しかし、カネにならなくとも夢だったプロレスラーも続けている。そりゃ彼のベガス登場がMLP”最大の売り”なのに納得である。

 一方のQTマーシャルは、AEW創生期に彼のナイトメア・ファクトリーがある種の旗艦道場の役割も担っていたことは知る人ゾ知る。但し、いったんAEWの解雇リストになったこともあり、人間関係は永続するものではないとの教訓にもなった。2024年からはAEW傘下のROHに選手として出るなど復帰はしているから、AEW所属になるのかどうか?
 ポール・ウォルター・ハウザーが試合となれば、そりゃ毎度流血のStreet Fight戦なので、今回のQTマーシャル先生は、敵役に徹して試合をリードすることになります。

 ポール・ウォルター・ハウザー、応援するしかありません!

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