[週刊ファイト12月19日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼MLWエリック・ビッショフOne Shot小島聡OKUMURA-鈴木みのるIクゥオン
photo by George Napolitano 編集部編
・舞台裏重鎮クリューガー、初登場ババサンダー仕留めてコントラ軍入り
・デルミ・エキゾ、エヴァ・エベレット落とし女子王者ジャナイ・カイ挑戦へ
・Uインター・ルール作った自身ボビー・フィッシュ寝る アレックス・ケイン
・元キャメロン・グライムスお客”To The Moon”熟知 マスク賭けミスティコ
・リドル負けたら小島への王座挑戦権失う条件ダイジャック反則での勝利
・AEW解雇C.W.&ブロックのアンダーソンズに愛嬌Pウォルター・ハウザー
・CozyMax小島聡&OKUMURA コントラ軍鈴木みのる&イクオ・クォン退治
・アメプロ2024象徴する母屋横取 リング食パン投げ込まれるフィナーレ
MLWが再びニューヨーク大会を実施。3度目となる『ONE SHOT』名義の今回は、エリック・ビショフが総監督というお膳立てに。ただ、NXTオーランドに出たばかりじゃないかと思うかもだが、これはWWEが独占禁止法で訴えられてMLWに大金を払わされた(本誌バックナンバーに詳細済み)ことに対する嫌がらせ報復なのであって、先にエリックが久しぶりにキャラとしてプロレス大会に出ることを発表したのはMLWである。
まぁいいか。小さい会場とはいえ、画面からは明らかに超満員になっていたのだから、充実回には違いない。
日本からの小島聡や鈴木みのるだけでなく、結局WWEから解雇になってしまったババサンダー(ダバ・カトー、コマンダー・アジーズ)、ドノヴァン・ダイジャック、元キャメロン・グライムスのトレバー・リーも加わり、参加メンバーからも豪華な陣容だったので、本誌はジョージ・ナポリターノを派遣。独占取材詳細をお届けする。
■ MLW Eric Bischoff’s One Shot
日時:12月5日(現地時間)
会場:米ニューヨーク市 クイーンズ メルローズ・ボールルーム
舞台裏重鎮クリューガー、初登場ババサンダー仕留めてコントラ軍入り
<第1試合 シングルマッチ>
○マッズ・クリュー・クルーガー
4分14秒 フォール
●ババサンダー
良くも悪くも、本日の主役はエリック・ビショフなのです。キャラとして、マニアが集結するMLWにも明らかに集客に貢献しているのでご機嫌モードなのでした。そして、マット・リドルとフィルシー・トム・ローラーの”フィルシーBRO”が出てきます。
超・大男同士の対戦になるんだが、元ダバ・カトー、コマンダー・アジーズのババサンダーは、これがMLWデビューとなるんで、やはりお仕事役からでしょう。
舞台裏では実はMLWの重鎮でもあるクリューガーが鈴木みのるらコントラ軍を呼び寄せ、ボディバック(死体袋)を置いて、負けたババサンダーに選択を迫ります。この死体袋に入るか、コントラ軍に加入するか。かくして、コントラ軍は5人なったのでありました。
デルミ・エキゾ、エヴァ・エベレット落とし女子王者ジャナイ・カイ挑戦へ
<第2試合 女子シングル戦>
○デルミ・エキゾ
4分39秒 クローズライン⇒デルミ・ドライバー
●エヴァ・エベレット
本誌ジョージ・ナポリターノがクリューガーにやられてリングサイドから消されたため、写真ありません。デルミ・エキゾがパッケージ・ドライバー決めてジャナイ・カイ戦アピールでした。
Uインター・ルール作った自身ボビー・フィッシュ寝る アレックス・ケイン
<第3試合 UWFIルール戦>
○アレックス・ケイン
8分25秒 立ち上がれず
●ボビー・フィッシュ
なにしろ”プロフェッサー”ボビー・フィッシュと実況でも紹介する通り、格闘技の師範でもある魚先生が、米国ではUWFIと表記されるUインター・ルールで、格闘家出身のアレックス・ケインとやるんだと。マニアだらけのMLWのお客は、それで3カウントなしのUWFスタイル試合だと理解してるんだから、なんか凄い光景だなぁ・・・。
そりゃ魚先生が若いアレックスに寝るんですけど、ここでエリック・ビショフが強権発動! ケインを「気に入らない」とクビ宣告やったから、セキュリティ陣を次々に投げ飛ばしてリング大混乱というセグメントに繋げてました。