[ファイトクラブ]オーストラリア開催UFC Fight Night:元王者撃破や新鋭覚醒の衝撃

[週刊ファイト5月14日期間] [ファイトクラブ]公開中

▼オーストラリア開催UFC Fight Night:元王者撃破や新鋭覚醒の衝撃
 Photo:(C)Zuffa LLC /UFC by 野村友梨乃
・熱狂のUFC豪州パース大会:地元勢躍動と新世代が刻んだ存在感
・カーフで崩壊し圧勝:プラテス、元王者再起戦のマダレナをTKO葬
・新鋭がベテランを喰う:サルキルド、右フックTKOでダリウシュ撃破
・序列を揺るがす:ペリチッチ、右フックKOでガジエフ沈めランク戦線へ
・新鋭の台頭が示す現在地:加速する世代交代、その先に待つ大一番


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■ UFC Fight Night: Della Maddalena vs. Prates
日時:2026年5月2日(土)
会場:豪州パース RACアリーナ

<メインイベント ウェルター級 5分5R>
○カルロス・プラテス(ブラジル)
 3R 3分17秒 TKO
●ジャック・デラ・マダレナ(豪州)

<コメインイベント ライト級 5分3R>
○クイラン・サルキルド(豪州)
 1R 3分29秒 パウンド⇒TKO
●ベニール・ダリウシュ(米国)

<フライ級 5分3R>
○スティーヴ・エルセグ(豪州)
 判定 3-0
●ティム・エリオット(米国)

<フェザー級 5分3R>
○マルワン・ラヒキ(モロッコ)
 1R 2分47秒 KO
●オリー・シュミット(ニュージーランド)

<ヘビー級 5分3R>
○ブランド・ペリチッチ(豪州)
 2R 3分44秒 KO
●シャミル・ガジエフ(バーレーン)

<ヘビー級 5分3R>
○ルイ・サザランド(英国)
 判定 3-0
●タイ・トゥイバサ(豪州)

<ミドル級 5分3R>
○キャム・ラウストン(豪州)
 判定 3-0
●ロベルト・ブリチェック(ポーランド)

<ライトヘビー級 5分3R>
○ジュニア・タファ(豪州)
 1R 2分42秒 KO
●ケヴィン・クリスチャン(ブラジル)

<ミドル級 5分3R>
○ジェイコブ・マルクーン(豪州)
 判定 3-0
●ジェラルド・マーシャート(米国)

<バンタム級 5分3R>
○コルビー・シックネス(豪州)
 判定 3-0
●ヴィンス・モラレス(米国)

<ミドル級 5分3R>
○ウェス・シャルツ(米国)
 3R 1分50秒 ギロチンチョーク
●ベン・ジョンストン(豪州)

<ウェルター級 5分3R>
○ジョナサン・ミケイレフ(豪州)
 判定 2-1
●テンバ・ゴリンボ(ジンバブエ)

<ライト級 5分3R>
○コーディ・スティール(米国)
 1R 3分56秒 ヒールフック
●ドム・マー・ファン(豪州)

熱狂のUFC豪州パース大会:地元勢躍動と新世代が刻んだ存在感
 2026年5月2日、豪州パースのRACアリーナで開催された『UFC Fight Night: Della Maddalena vs. Prates』は、地元オーストラリア勢の躍動と、新鋭たちの台頭が色濃く刻まれた一夜となった。大歓声を背にケージへ向かうファイターたち、そしてその期待に応えるかのように結果を残す選手たち。開催地の熱量がそのまま試合内容に反映されるような大会だったと言えるだろう。

 その一方で、ただの“地元興行の成功”にとどまらなかったのも今大会の特徴だ。元王者を沈めたカルロス・プラテス、ベテランを打ち抜いたクイラン・サルキルド、そして序列を覆したブランド・ペリチッチ――それぞれの勝利が示していたのは、いまUFCで確実に進んでいる世代交代の波だった。

 経験か、勢いか。その問いに対して、新しい世代が明確な答えを突きつけた一夜。そしてその流れは、すぐ次の大一番へとつながっていく。

 加速する新旧交代の中で、次に主役の座をつかむのは誰なのか――その視線は、すでに次週のタイトルマッチへと向けられている。

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カーフで崩壊し圧勝:プラテス、元王者再起戦のマダレナをTKO葬
<メインイベント ウェルター級 5分5R>
○カルロス・プラテス(ブラジル)
 3R 3分17秒 TKO
●ジャック・デラ・マダレナ(豪州)

 ウェルター級5分5Rで行われたジャック・デラ・マダレナとカルロス・プラテスの一戦は、元王者の再起戦という期待とは裏腹に、プラテスが“削り切る強さ”を見せつける結末となった。地元パースで大歓声を浴びたマダレナに対し、プラテスはブーイングの中でもどこか余裕の表情。試合開始前から距離を詰める両者の姿に、会場のボルテージは一気に高まった。

 1R、マダレナはガードを固めながら慎重に距離を測る。一方のプラテスはノーガード気味に構え、長いリーチを活かして圧力をかける。終盤、マダレナがタックルからテイクダウンを奪うも、時間切れで有効打にはつながらず。

 2Rに入ると、試合の流れが大きく傾き始める。距離を詰めたいマダレナに対し、プラテスは徹底して間合いを管理。膝蹴り、そして1Rから積み重ねてきたカーフキックが確実にダメージとして表れ始める。足を引きずるマダレナ。ラウンド終了間際、カーフに耐えきれず崩れる場面は、この試合の行方を決定づける象徴的なシーンだった。

 迎えた3R、マダレナは起死回生を狙いタックルを仕掛けるが、プラテスは冷静にディフェンス。逆に膝蹴りとエルボーで削り続け、最後は再びカーフでダウンを奪う。倒れたマダレナに対し、容赦ない鉄槌が振り下ろされ、レフェリーが試合を止めた。3R3分17秒、TKO決着。

 王座陥落からの再起戦で、マダレナに突きつけられたのは厳しい現実だった。一方のプラテスは、レオン・エドワーズ戦に続くインパクトある勝利で、タイトル戦線に一気に名乗りを上げる。

 試合後、プラテスは家族をケージに呼び込み勝利を分かち合い、「オーストラリアは第二の故郷だ」と語りながらも、「次はベルトを獲りに行く」と宣言。さらにマハチェフの名前を挙げ、ビッグマッチへの意欲を隠さなかった。

 ノックアウトでしか勝たない男が、元王者を沈めた意味は重い。プラテス――その名は、もはや“勢いの挑戦者”ではなく、“次を担う存在”として無視できない位置に来ている。

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