狂乱！鈴木秀樹！崔領二を絞め落とし担架送り～10・17後楽園で３Wayマッチ！ZERO1 vs. W-1は一勝一敗・・

　新木場に戦慄が走った。事件はメインイベント試合序盤で起こる。鈴木秀樹の首絞めに崔領二が完全KO。「ダメだ！落ちてる！リングから降ろせ！」中村代表の叫びに、エプロンサイドから、場外に降ろされる崔。青白い顔で動く気配がない崔を尻目に「社長、呼んで来い！」怒号が飛び交う。大谷晋二郎が駆けつけ、崔の回りには沖田リングアナ、中村代表、大谷社長、横山佳和らが取り囲む、まもなく、テーブルを担架代わりに崔が控え室へ運んで行かれる。
　凍りついた館内、リング上では残された、パートナーのTARUと、鈴木秀樹、佐藤耕平、2対1のハンディーキャップ・マッチの様相を呈し、試合が淡々と続く・・・
　今回のメインイベントは、９・１９後楽園大会で勃発した鈴木秀樹、佐藤耕平、崔領二、3代王者の三つ巴の抗争の流れの中で、マッチメークされたタッグマッチ。ここのところ、独自の動きをする崔にすり寄るブードゥーのTARU。そんな各々の思惑が混じり合う背景で行われた試合である。
　しばらくして、控え室から、復活して戻ってきた崔が、試合に参入するが、動きがやはり鈍い。そんな崔に非常にも、攻撃していく鈴木。またしても、スリーパーホールドに捕えると、狂ったように締め上げる。TARUが後ろから、鈴木の後頭部はミドルキックでカットプレー。更に、鈴木をネックハンギング・ツリーで持ち上げ、マットに叩きつけると、崔がコーナーポストに登り那智の滝で大逆転勝利を掴む。
　今回、新たに生まれた遺恨、10月17日・後楽園大会で３Wayマッチで決着がつけられる。

■　ZERO1
日時:10月2日（木）開始:19:30
会場:新木場・１ｓｔリング

＜第5試合　タッグマッチ30分1本勝負＞
佐藤耕平、●鈴木秀樹
　那智の滝⇒片エビ固め
○崔領二、TARU

＜第4試合　ZERO1 vs. W-1タッグマッチ30分1本勝負＞
田中将斗、●小幡優作
　スプラッシュ・プランチャー
征矢学、○KAI

＜第3試合　ジュニア6人タッグマッチ30分1本勝負＞
○藤田峰雄、日高郁人、菅原拓也
　スワントーンボム
ジェイソン・リー、●丸山敦、brother’YASSHI’
※試合前に公開抽選を行い組合せを決定。

＜第2試合　シングルマッチ30分1本勝負＞
○大谷晋二郎
　ジャーマン・スープレックス・ホールド
●横山佳和

＜第1試合　ZERO1 vs. W-1タッグマッチ30分1本勝負＞