YES!ダニエル・ブライアンSmackDown GMがリング復帰宣言!205 Liveヒデオ・イタミ攪乱中!MMCアスカ&MIZ決勝へ

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 現地時間3月20日テキサス州ダラスの同じ会場で、RAWに続いて開催されたスマックダウン冒頭で、ダニエル・ブライアンGMがリング復帰を電撃発表、YESチャントの大合唱になり、『レッスルマニア』での顔見世が暗示された。さらにコミッショナーに暴行を加えたケビン・オーエンズとサミ・ゼインに解雇を告げる波乱が起きている。中邑真輔はルセフに快勝。AJスタイルズが放送席で試合を見守っていた。

■ WWE SmackDown
日時:2018年3月20日(現地時間)
会場:アメリカ・テキサス州ダラス アメリカンエアラインズセンター

<タッグマッチ>
○リブ・モーガン、サラ・ローガン
 ピンフォール
●ベッキー・リンチ、ナオミ

<シングルマッチ>
○ルーク・ハーパー
 ピンフォール
●ジミー・ウーソ

<シングルマッチ>
○ナタリア
 ピンフォール
●シャーロット・フレアー

<シングルマッチ>
○バロン・コービン
 ピンフォール
●タイ・デリンジャー

<シングルマッチ>
○中邑真輔
 ピンフォール
●ルセフ

◆ダニエル・ブライアン、リング復帰を電撃発表もストレッチャー・ジョブ(担架のお仕事)遂行に

 スマックダウンGMのダニエル・ブライアンがWWEリング復帰を電撃発表した。オープニングに現れたブライアンは「2年前の引退は自分の人生で一番辛い出来事だった。リングに復帰したいのにできなくて落ち込んだ時期に私の妻が“諦めるな。夢のために戦え”と励ましくれた。復帰は不可能に思えたが、ついに許可を出してくれる医者に出会うことができた。サポートしてくれた妻ブリー・ベラ、医師、WWE、そしてファンに感謝を伝えたい」とWWEのリングに復帰できることを報告した。さらに復帰時期が決まっていないことを伝えると、ファンからは会場のサインを指差して“レッスルマニア”チャントが発生。「レッスルマニアでの復帰はいいアイデアだと思うかい?どうなるかわからないけど、俺はWWEのリングに復帰するぞ!」とブライアンが力強く復帰宣言するとファンはYesチャントで声援を送った。ブライアンは2016年2月に自身のツイッター、及び番組で医療上の理由により引退することを発表。同年7月にはスマックダウンGMに就任しながらも復帰を目指していた。WWEでブライアンとの対戦を望んでいた中邑真輔も「素晴らしいニュースだ。もう誰も願う必要はない。自分たち自身の目で見ることができる」と「#NakamuravsBryan」のハッシュタグを付けTwitterで英語でコメント。さらなる夢の対決を予感させた。今回のブライアンの復帰でWWEに再び “Yesムーブメント”が巻き起こるのは間違いないだろう。

◆中邑、快勝してスタイルズにキンシャサ勝利宣言

 リングサイドでAJスタイルズが見守る中、中邑真輔がルセフとのシングル戦に挑んだ。「カモーン」とルセフを挑発した中邑はターンバックのルセフにヒザを叩き込んでキンシャサを狙うと、逆にルセフのハイキックを食らってしまう。ダメージが残る中邑だったが、襲い掛かるルセフをかわしてそのまま飛び付き腕十字固めを決めると、これをルセフが持前のパワーで返したが、さらに中邑が巧みにルセフを丸め込んで3カウント。中邑が技量を見せつけてルセフからピンフォールを奪って勝利した。
 しかし、試合が終わってルセフとセコンドのエイデン・イングリッシュが2人がかりで中邑に襲い掛かると、リングサイドのスタイルズが立ち上がって助けようとするが、中邑はハイキック、スピンキックで2人を蹴散らすと“助けはいらない”と言わんばかりにスタイルズに余裕の笑みを浮かべた。バックステージで中邑はスタイルズに「助けは必要なかったよ。レッスルマニアではお前の顔面にヒザを叩き込んで倒す」と大一番でのキンシャサ勝利を宣言した。
 スタイルズと中邑のWWE王座戦が行われる「レッスルマニア34」は日本時間4月9日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。

◆オーエンズ&ゼインに解雇通告で波乱

 先週コミッショナーのシェーン・マクマホンに暴行を加えたケビン・オーエンズとサミ・ゼインがダニエル・ブライアンGMの呼び込みでリングに現れた。ブライアンのリング復帰をお祝いする2人だったが、真剣な表情を崩さないブライアンGMが暴行映像を見せると「笑いごとじゃない。これは事件だ。シェーンはお前たちのためにレッスルマニアの試合を組んでくれたのに」と事の重大さを伝えると、続けて「こんなことはしなくないけど、2人はクビだ」と突然の解雇通告をした。
 呆然とする2人だったが、怒りがこみ上げてくるとブライアンGMを襲撃。一時は串刺しドロップキックの連打で反撃するブライアンGMだったが、2人に捕まるとゼインのヘルヴァキック、さらにオーエンズが場外からエプロンの固い部分へポップアップ・パワーボムを決め、シェーン・コミッショナーに続き、ブライアンGMにも暴行を加えた。ブライアンは担架で運ばれていった。

◆ヒデオ、因縁のドラドと対戦も不完全決着

 205 Liveでヒデオ・イタミがリンセ・ドラドとのシングル戦に挑んだ。先週のタッグ戦後に因縁が発生した両者にとって負けられない一戦となったが、ドラドがプランチャ・スイシーダを決めれば、ヒデオがカウンターのクローズラインを決めて互角の攻防を展開。しかし、ヒデオが場外に落ちるとセコンドのグラン・メタリックがヒデオを挑発。ヒデオが「黙れ」とメタリックを弾くと乱闘に発展してしまう。セコンドの戸澤陽がなだめるも感情が抑えられないヒデオは挑発を繰り返してリングを後にした。

◆アスカ&MIZ組がストローマン&アレクサ下しMIXED MATCH CHALLENGE決勝進出


 アスカ&MIZのTeam Awe-sukaが、ブラウン・ストローマン&アレクサ・ブリスのTeam Little Bigを下して、本誌予想通りMIXED MATCH CHALLENGEの決勝進出を決めた。ストローマンのアレクサへのKISSはまたも実現せず。



 男女混合トーナメント「ミックスド・マッチ・チャレンジ」準決勝第1試合で、アスカがザ・ミズとタッグを組んでブラウン・ストローマン&アレクサ・ブリス組と対戦した。ストローマンとの対戦を避けたいミズはアスカに交代を繰り返し、一方、アレクサはその美貌と色気を使ってストローマンを巧みに操作。しかし、ミズの攻撃でアレクサとのいい雰囲気を邪魔されたストローマンが憤慨すると、場外でミズに突進して衝突。頑丈なバリケードを突き破って両者ともにダウンしてしまう。これで交代ができなくなったアレクサは得意のDDTを狙うも、アスカがこれを反転してかわすと、そのままアスカロックでアレクサからタップを奪って勝利。見事、ザ・ミズ&アスカ組は決勝進出を決めた。ミズ&アスカ組はファン投票による敗者復活となったフィン・ベイラー&サーシャ・バンクス組とボビー・ルード&シャーロット・フレアー組の勝者と決勝で対戦することになる。「ミックスド・マッチ・チャレンジ」決勝戦は日本時間4月6日WWEネットワークで配信される。

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【関連サイト】
WWEオフィシャルサイト:http://www.wwe.co.jp/

WWEネットワーク: http://network.wwe.com
 ※生放送終了後、ビデオオンデマンド方式で視聴可能。
※WWEネットワークは英語でのサービスで日本語字幕はなし。
※1カ月無料トライアル実施中

DAZNオフィシャルサイト: http://www.dazn.com/
※1カ月無料体験

J SPORTSオフィシャルサイト: http://www.jsports.co.jp/

GYAO!:https://gyao.yahoo.co.jp/sports/


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’18年03月22日号武藤月面宙ノア元営業伊調馨オブザーバーJewelsパンクラス江幡睦