ザ・グレート・サスケが3月19日(月)、20日(火)の両日にBSフジの『クイズ!脳ベルSHOW』というクイズ番組に出場した。
この番組は毎週月~金曜まで放送されている帯番組で、午後10時から1時間のクイズ番組だ。40歳以上の解答者が4人、月曜日と火曜日でクイズを競い、上位2名が金曜日に行われる週間チャンピオン大会に進出する。
そして水曜日と木曜日ではメンバーを変えて、やはり40歳以上の解答者4人でクイズを争い、上位2名が金曜日の週間チャンピオン大会に進出するという仕組みだ。金曜日には代表者4名による週間チャンピオン大会が行われ、1位になった人が優勝である。
司会は漫才コンビ・ますだおかだの岡田と、フジテレビの川野良子アナ。今週の月・火曜日の解答者はサスケ(48歳)の他には加藤純平(58歳)、内田春菊(58歳)、新山やすこ(70歳)の4人。
なお、得点は『ノーベル』という単位で示され、基本的には1問正解すると10ノーベルを獲得する。
初日となった19日、サスケは70ノーベルで3位。2位の加藤純平(80ノーベル)と1位の内田春菊(130ノーベル)を追う展開となった(最下位の新山やすこは20ノーベル)。
そして20日、トータルで2位以内に入れば金曜日に行われる週間チャンピオン大会に出場する。果たして、サスケは決勝進出なるか!?
またもやサスケのUFO目撃談!チャンピオンになれたのはUFOのおかげ!?
2日目のオープニング、司会のますおか岡田は、いきなりサスケにUFO話を振ってきた。サスケが18歳のとき、太陽の10倍もあるUFOを目撃して(なぜか)プロレスラーになる決意をした、という話を初日にしたからだ。
「みちのくプロレスの試合が終わった夜、車のサンルーフを眺めていたら何やら光る物体が2つ、危険なデッドヒートをしているわけですよ。そのスピードが戦闘機の50倍ぐらい」
「わからないです!昨日も戦闘機の10倍とか(筆者注:昨日のサスケは100倍以上のスピードと言っていた)。そのときにまた、何か感じたんですか?」
「そのUFOを見て自分に自信を持って、世界タイトルに挑戦するんだー!と。そしてその後、9本のベルトを巻きました!」
UFOとチャンピオンにどういう関係があるのかサッパリわからないが、太陽の10倍の大きさで、戦闘機の50倍や100倍のスピードで移動する物体があればビッグ・ニュースになりそうなものだ。しかし、そんな話は寡聞にして聞かない。
他に目撃者はいなかったのだろうか?
クイズが始まった。小銭の合計金額を当てる問題で、サスケのメキシコ時代の写真が紹介された。メキシコではプロレス(ルチャ・リブレ)が国技で、毎試合超満員でしかも親日家が多かったから良くしてもらった、という話をした。
さらに岩手県議会議員の話まで飛び火。でも大変だったから1期で辞めたと語った。
そういえば、覆面を被ったまま県議会に登院して物議を醸したこともあって、全国ニュースにもなったものだ。
次のクイズでは、答えが『獣医』だったのだが、ますおか岡田は、答えはひらがなで書いてもいいですよ、と言った。
ところがサスケは『獣』の左側を『単』と書いてしまう大失態。
「ん~?何ですか、この漢字は??」
「すみません。『獣医』です」
「私、ひらがなで書いてもいい、と言いましたよね?しかも2,3回。あなたに向けて言ってたんですよ!サスケさん、自信満々で書いてたじゃないですか!」
しかし、こんな誤字でもオマケで正解となった。『脳ベルSHOW』は実にユル~いクイズ番組なのである。テレビ朝日の『Qさま』だったら、容赦なく不正解になるところだ。
2位で最終問題へ!このままキープすれば決勝進出だが……?
いよいよ最終問題を迎えた。ここまでの順位は、
①内田春菊 220ノーベル
②ザ・グレート・サスケ 160ノーベル
③加藤純平 150ノーベル
④新山やすこ 70ノーベル
となっている。サスケは2位で1位の内田春菊を60ノーベル差で追う。すぐ下には僅か10ノーベル差で3位の加藤純平が迫って来ていた。サスケがこのまま2位をキープすれば、金曜日の週間チャンピオン大会に進出する。
最後のクイズは『奇跡のアイディア・クイズ!その時どうした!?』。正解者には200ノーベルが加算。最下位の新山やすこにも逆転首位のチャンスがある。
……って、200ノーベルも貰えるんなら、前日から今までのクイズは何だったんだ!?
題材となったのは、昔懐かしい『象が乗っても壊れない筆箱』で、その強度を実現するために開発者は、暴走族が暴れるニュースを見てヒントを得た、というものだった。
暴走族が壊そうとしても壊れなかった『ある物』を見て、その素材を筆箱に使おうと思ったのだ。暴走族が壊そうとした『ある物』とは?という問題。
この問題をサスケは『(工事現場などに置いている)コーン』と解答。もし、これが正解ならサスケは2位をキープとなるので、週間チャンピオン大会進出は決定となる。果たして答えは?
ブー!
正解は『信号機のランプ』だった。もし3位の加藤純平か4位の新山やすこが正解していればサスケは逆転され、週間チャンピオン大会進出は幻となる。
正解者はいたのか!?
正解者はただ1人、内田春菊だけだった。これで内田春菊は200ノーベルを獲得した。最終結果は以下の通り。
①内田春菊 420ノーベル
②ザ・グレート・サスケ 160ノーベル
③加藤純平 150ノーベル
④新山やすこ 70ノーベル
内田春菊がダントツの1位でトップ通過。そして2位は、我らがザ・グレート・サスケだった!
これで金曜日の週間チャンピオン大会に進出が決定!ここで1位を取れば週間チャンピオンとなる。
しかし『獣』の字を間違えていても、優勝のチャンスが残されるとは。もし、厳しい(というより普通の)クイズ番組だったら不正解で、最終順位は加藤純平と同点の2位タイとなっていた。
そうなれば番組のルールで年長者が優先されるため、サスケは週間チャンピオン大会に進出はできなかったことになる。
サスケはユル~いクイズ番組に助けられた。
さて、いよいよザ・グレート・サスケは3月23日(金)の午後10時から、BSフジの同番組に出演し、週間チャンピオンを狙います!
しかも、この日は『週刊ファイト』の発売日、さらに私事で恐縮ですが、この日は筆者の、大台に乗る誕生日。サスケには優勝してもらって、筆者の誕生日をお祝いしてもらいたいものです(関係ないやん)。
さあ、みんなでザ・グレート・サスケを応援しよう!
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