[ファイトクラブ]天龍源一郎がクイズ番組に出演!奇跡の優勝なるか!?

[週刊ファイト3月1日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼天龍源一郎がクイズ番組に出演!奇跡の優勝なるか!?
 by 安威川敏樹
・意外に(?)空気を読む天龍!自分のキャラがわかっていた!?
・天龍は女性ファッションに詳しかった!?
・初日はまさかの2位フィニッシュ!チャンピオン大会進出もあるぞ
・思わず飛び出した天龍の恋バナ!初チューの相手と場所は?
・「天龍源一郎、今日も元気です!」


 2月12日(月)と13日(火)の両日、我らが『風雲昇り龍』天龍源一郎が、BSフジの『クイズ!脳ベルSHOW』に出演した。もちろん、解答者としてである。

『クイズ!脳ベルSHOW』とは、月~金曜日に放送している、午後10時から1時間のクイズ番組である。1時間枠のクイズ番組で帯番組とはBSならではだ。
 40歳以上の4人が解答者となり、月曜日と火曜日は同じメンバー、水曜日と木曜日も同じメンバーである。月曜および火曜日の上位2名が、金曜日に行われる週間チャンピオン大会に進出、水曜と木曜も同様だ。金曜日の週間チャンピオン大会では、月・火の代表者2名と水・木の代表者2名の計4名で優勝を争い、1位になった人が週間チャンピオンとなる。
 この週では、天龍は月曜日と火曜日に登場。この両日で2位以内に入れば金曜日の週間チャンピオン大会に進出し、そこで1位になれば天龍が優勝ということになるが、果たして結果は?

 去年の11月11日には『クイズ!脳ベルSHOW』の11時間生放送が行われ、天龍は出題者として参加した。もちろん、解答者は天龍が何を言っているのか理解するのに四苦八苦。
 さらに、このときには獣神サンダー・ライガーも参戦、しかも長州力、藤波辰爾、武藤敬司らも登場して『叩いてかぶってジャンケンポン』をやっていた。

『クイズ!脳ベルSHOW』の出題レベルは……、ハッキリ言って低い。特に月曜日など、テレビ朝日の『Qさま!!』を見た後に『クイズ!脳ベルSHOW』を見ると、あまりのレベルの違いに愕然としてしまう。ロザン宇治原あたりが『クイズ!脳ベルSHOW』に出演したら、アホらしくて途中で帰ってしまうだろう。

 とはいえ、クイズはクイズ。天龍がどれぐらい解答できるのか見ものだ。それでは『クイズ!脳ベルSHOW』スタート!

意外に(?)空気を読む天龍!自分のキャラがわかっていた!?

『クイズ!脳ベルSHOW』の司会はスベリ芸でお馴染み、漫才コンビ『ますだおかだ』の岡田(先日、離婚した方)、そしてフジテレビの川野良子アナ。この日の解答者は、天龍(68歳)を含めて小牧ユカ(52歳)、中島めぐみ(55歳)、大出俊(77歳)の4人。
 なお、得点は『ノーベル』という単位で示され、基本的には1問正解すれば10ノーベルを得ることになる。早押し問題以外では、複数の正解者がいることもあるという、ゆる~いルールだ。

 まずは、ますおか岡田による解答者の紹介。ますおか岡田は、ここで解答者をイジリまくる。当然、天龍もその標的となった。

岡田「天龍さんには11時間生放送で、出題者として出ていただいて」
天龍「問題を出す方はいいけど、答える方はイヤだから……」
岡田「そうですか……って、天龍さんの言葉、なんか聞き取れるようになったぞ!なんでや!?」
天龍「やめてくださいよ。職業を失っちゃうから」

 なんと天龍は、自分の滑舌の悪さを自覚しているだけではなく、それを自ら売りにしていたのである。案外、空気を読むというか、自分のキャラをわかってらっしゃったのね。
 レボリューション時代はいつも不機嫌で、ジャンボ鶴田にピン・フォール勝ちしたときでも、ニコリともせずにテレビのインタビューに答えていた頃には考えられなかったことだ。

 クイズが始まった。天龍は1,2問を答えられず。答えがわかるかどうかよりも、そもそも問題の意味が理解できているのか心配。
 第3問は『し』から始まる、長い文字数の言葉を答えよ、という問題。広辞苑に載っている言葉で、4人の中で最も長い文字数の言葉を答えた人が正解という出題だ(解答例:シンクロナイズドスイミングなど)。
 ここで天龍が書いたのは『嶋田源一郎』。それ、自分の本名やん!もちろん、天龍の本名が広辞苑に載っているはずもなく不正解。ここまで天龍は0ノーベル。

 第4問、アットランダムに並んだ16文字(漢字とひらがな)に隠れている、漫画家3名を答えよという問題。ここで天龍は赤塚不二夫、長谷川町子、水木しげるの3人全てを答えて初得点!しかも解答が最も速かった!
 うーん、意外にも天龍は漫画に精通していたのか。

 サーチライトの問題。暗闇の中でサーチライトに照らされた名言を答えるというクイズで、答えがわかった人は、ますおか岡田が耳に当てたメガホンにそっと答えを言うという解答方法。
 ここでも天龍はトップで、ガガーリンの名言「地球は青かった」を答えた!ウーム、天龍はひょっとすると博学なのかも知れない(って、常識問題だけど)。
 しかし、正解を出したのに天龍は不満そう。

天龍「それよりも、メガホンを通して言ったのに、(岡田に)理解されたのがショックだよ!」
岡田「すいません、1回目は『聞こえへんやん』と言うべきでしたね(爆笑)。なんでか言うたらね、収録時間が押してるんですよ!」

 なんと天龍は、ますおか岡田に笑いの基本についてダメ出し。天龍はお笑いにも精通するようになったのか。

天龍は女性ファッションに詳しかった!?

 ここで一旦クイズは小休止。記憶力を鍛える脳エクササイズが始まった。お題を与えられて、連想される7つのワードを20秒以内に答えるという頭の体操。
 天龍に与えられたお題は『ジャイアント馬場』。天龍は20秒間で、馬場さんに関する7つのワードを以下のように答えた。

①プロレス界で一番背が高い
②16文キック
③ランニング・ネックブリーカー
④空手チョップ
⑤河津落とし
⑥ドロップ・キック
⑦ブレーンバスター

「ほとんど技ばっかりやん!」

と、ますおか岡田にツッコまれていた。もっと馬場さんに関するエピソードとか無いんですか、と。
 そもそも馬場さんがブレーンバスターをしているところなんて、ほとんど見たことがないぞ。天国にいる馬場さんに「馬場ちゃん、もっと怒れよ!」と言いたいところだ(漫画『プロレススーパースター列伝【原作:梶原一騎、作画:原田久仁信】』より引用)。

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