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現地時間3月12日、ミシガン州デトロイトで開催されたRAWでアスカが登場。ロウ女子王者アレクサ・ブリスと舌戦を繰り広げ、さらにミッキー・ジェームスと対戦し、アスカロックで勝利した。
デトロイト出場が予定されながら、またもブロック・レスナーがボイコット。シナリオを練る首脳陣はなんとかロマン・レインズに客の味方にさせようと、ビンス・マクマホンが嫌われ役に出演した。
また、『レッスルマニア』はジョン・シナvs.アンダーテイカーが事実上の公式発表、噂の女子バトルロイヤルの名称が、ファビュラス・ムーラ杯と発表されている。本誌既報通り、これでカイリ・セインが4・8本戦に登場することは確実となった。
◆レインズ、ビンスに詰め寄る
オープニングでカート・アングルGMがリングに現れ、予定していたレスナーの番組出演がなくなったことを伝えると、PPV「レッスルマニア34」で対戦予定のロマン・レインズが現れた。レインズは「レスナーにはWWEやファンにリスペクトがない。ビンスのお気に入りだから仕事をさぼっているんだ。ビンスからもリスペクトがないのなら、やってられない」とバックステージのビンス・マクマホンに詰め寄った。
レインズとの話し合いを終えたビンスは「レスナーは優遇されているが、それは彼が勝ち取ったものだ。来週には登場するし、レッスルマニア34ではレスナー対レインズとの王座戦を行われる。しかし、レインズには責任を取ってもらい、一時的に謹慎処分とする」と状況説明した。レスナーが一向に現れず、雲行きが怪しいユニバーサル王座戦。WWE最大の祭典「レッスルマニア34」は日本時間4月9日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。
◆シナがアンダーテイカーに「もう1試合」と挑発
レッスルマニア出場を模索するジョン・シナがリングに登場。昨日のPPV「ファストレーン」のシックスパック・チャレンジWWE王座戦に敗戦したシナは「レッスルマニア出場はすべてのスーパースターの夢。だが俺は失敗してしまった。」と失意のコメントをするも、ファンの声援を受けると「でも俺は諦めない。俺はレッスルマニアでアンダーテイカーに挑戦する!この試合の実現は本人次第だ。俺がアンダーテイカーならもう1試合するはずだ」とすでに引退したとされるアンダーテイカー本人に語りかけて挑発した。果たしてこれまでレッスルマニアで一度も対戦したことがないアンダーテイカー対シナ戦は実現するのだろうか。
WWE最大の祭典「レッスルマニア34」は日本時間4月9日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。
◆アスカ、「強い方に挑戦する」とアレクサ相手に舌戦
前夜のFastlane大会より
前夜のPPV「ファストレーン」でレッスルマニアの対戦相手としてスマックダウン女子王者シャーロット・フレアーに挑戦を表明したアスカ。そのアスカがリングでインタビューに応じるとロウ女子王者アレクサ・ブリスとミッキー・ジェームスが現れた。アレクサは「アスカはスマート。勝てない相手には挑まないのがアスカの戦略。だから私を選ばず、Bショーのシャーロットを選んだのよ」と皮肉ると、アスカは「シャーロットを選んだのは強い方のチャンピオンに挑戦したかったからよ」と言い返して両者は舌戦を展開。
そして、そのアレクサがアスカの対戦相手を呼び出すが、誰も出てこないことが判明するとミッキーとアスカのシングル戦に発展した。序盤、ヒップアタック、スライディングキックとその攻撃力でミッキーを圧倒するアスカだったが、右ハイキックをコーナーポストで誤爆すると状況は一変。ミッキーに痛めた右足を攻撃され、さらにトップロープからサンセットフリップパワーボムを決められて大苦戦。しかし、粘り強いアスカは攻撃をかわすとミッキーをアスカロックで捕まえてタップを奪って勝利した。
#RAW #WomensChampion @AlexaBliss_WWE will face off against the undefeated @WWEAsuka, NEXT WEEK! pic.twitter.com/RPtm4mmR8j
— WWE (@WWE) 2018年3月13日
▼「レッスルマニアで生ける伝説となります」アスカ大阪弁インタビュー
いよいよ #レッスルマニア34 でシャーロット・フレアーとの対戦が決まった @WWEAsuka の闘志あふれるコメントを入手!大舞台で新王者に君臨できるのか!レッスルマニアは4/9(月)朝8時より #WWEネットワーク で生配信!日本から応援の声を届けよう! #無敗の女王 #連勝無敗記録更新中 #wwe_jp pic.twitter.com/CDry6wYjwj
— WWE Japan (@WWEJapan) 2018年3月13日
来週のRAWはテキサス州ダラスのアメリカン・エアラインズ・センターから、アスカvs.アレクサ・ブリスの究極の「デリート(削除)」戦が組まれる。
◆カイリセイン参戦!4・8『レッスルマニア34』はファビュラス・ムーラ杯女子バトルロイヤル
歴史改ざん、団体記録の「文章書き換え」常習犯のWWEがまたやった(笑)。ファビュラス・ムーラが伝説の英雄となり、本年は大巨人アンドレ・ザ・ジャイアント杯バトルロイヤルに変わって、女子バトルロイヤルがマッチメイク。RAW、SmackDown、NXTの選抜女子選手が本戦出場機会を得るという。ビデオにはカイリ・セインも出ていたから、彼女の『レッスルマニア34』出場は確定であろう。
◆タッグチームバトルロイヤルにストローマンが1人で乱入して勝利
PPV「レッスルマニア34」でのロウタッグ王者セザーロ&シェイマスへの挑戦権を賭けて5組によるオーバー・ザ・トップルールのタッグチームバトルロイヤルが行われた。しかし、そこへ予告なく“巨獣”ブラウン・ストローマンが乱入すると1人でそのまま参戦。強引にゴングを鳴らすように指示するとアポロ、ヒース・スレーターを続けて排除した。一度はスチール階段を使って5人がかりでストローマンにダメージを負わせるも、ストローマンはすぐに回復してミズトラージュをランニングパワースラムで沈めて排除。さらに1人残ったカール・アンダーソンも捕まえると「俺はレッスルマニアに行く」と叫びながら乱暴にリングから放り投げると5組10名を相手に勝利した。勝ち誇るストローマンはステージにいたセザーロ&シェイマスを見つけると、2人を指差してロウタッグ王座への挑戦を主張した。WWE最大の祭典「レッスルマニア34」は日本時間4月9日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。
■ WWE RAW
日時:2018年3月12日(現地時間)
会場:アメリカ・ミシガン州デトロイト リトルシーザーズアリーナ
<タッグチームバトルロイヤル>
勝者:ブラウン・ストローマン
参戦チーム
ギャローズ、アンダーソン
リバイバル
ミズトラージ
オニール、アポロ
スレーター、ライノ
<シングルマッチ>
○ナイア・ジャックス
ピンフォール
●ジョアン・キング
<シングルマッチ>
○アスカ
アスカロック
●ミッキー・ジェームス
<シングルマッチ>
○フィン・ベイラー
ピンフォール
●セス・ロリンズ
<タッグマッチ>
-シェイマス、セザーロ
ノーコンテスト
-ミズトラージ
<シングルマッチ>
○サシャ・バンクス
ピンフォール
●ソーニャ・デヴィル
◆キッド・ロックがセレブリティ部門として2018年のWWE殿堂入り
WWEは日本時間3月13日、キッド・ロックの2018年度のWWE殿堂入りを発表した。2018年度の殿堂者としてはゴールドバーグ、ダッドリー・ボーイズ、アイボリー、ジェフ・ジャレットに続き第6人目となる。 デトロイト出身のキッド・ロックは90年後半に音楽業界に登場するとロック界の風雲児として多くの人を魅了した。ラップ、ロック、カントリーミュージックが融合した独自のスタイルを築き、アルバムセールスは合計2600万枚以上にのぼった。
WWEとの縁は深く、過去のPPV大会のテーマ曲(”Cocky” や “All Summer Long”)やスーパースターのエントランス曲(アンダーテイカーの”American Bad Ass”やステイシー・キーブラーの”Legs”)として幾度となく使われて来た。また、番組やPPV大会、また軍人の慰労行事として毎年開催しているトリビュート・トゥ・ザ・トゥループスにも参加し、ライブパフォーマンスを行って来た。WWEにとっても、WWEユニバースにとっても思い入れの深いミュージシャンである。今回はWWEの音楽への貢献を讃え、セレブリティ部門としてWWE殿堂入りが発表された。
なお、『WWE殿堂(WWEホール・オブ・フェーム)』はWWEを含め、スポーツエンターテイメント業界で顕著な活躍をした人物を表彰する制度。選手だけでなくマネージャーやプロモーターなどの関係者、さらにWWEに登場したタレントや著名人なども表彰されている。
また、生前スポーツエンターテイメント界に大きな軌跡を残したヒーロー、アルティメット・ウォリアーような精神で勇気と力にみなぎる個人に与えられる賞として2014年に設立されたウォリアー・アウォードに15歳のジャリウス “JJ” ロバートソン君の受賞が発表された。
ジャリウス君は二度の肺移植手術を生還。その明るいカリスマ性で周りの皆に勇気と希望を与え続けるだけではなくドナー推進活動を積極的に行っている。ウォリアー・アウォードの授賞式も、ホール・オブ・フェーム殿堂式にて同時に開催される。
殿堂入りセレモニー『WWEホール・オブ・フェーム2018』は、米国現地時間4月6日にルイジアナ州ニューオリンズのスムージー・キング・センターで行われる。その模様は日本時間4月7日に「WWEネットワーク」で生配信される。
【関連サイト】
WWEオフィシャルサイト:http://www.wwe.co.jp/
WWEネットワーク: http://network.wwe.com
※生放送終了後、ビデオオンデマンド方式で視聴可能。
※WWEネットワークは英語でのサービスで、日本語字幕はなし。
※1カ月無料トライアル実施中
DAZNオフィシャルサイト: http://www.dazn.com/
※1カ月無料体験
J SPORTSオフィシャルサイト: http://www.jsports.co.jp/
GYAO!:https://gyao.yahoo.co.jp/sports/
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