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12月22日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコでCMLL 金曜日定期戦が開催された。
今大会のメインは初代ミスティコことカリスティコとボラドールJr.のシングルマッチという非常に珍しいテクニコ同士の対戦となった。ルチャリブレでは、テクニコ(善玉)とルード(悪役)の対戦が基本になっており、テクニコ同士、ルード同士での対戦はあまり組まれない。しかし、トーナメントやリーグ戦などでは当然、戦う事になり、この両者も2017年のエル・サント杯(レジェンダ・デ・プラタ)の決勝で激突し、その時はボラドールJr.が勝利したものの、その後も因縁が続いており、タッグマッチなどで小競り合いをしていた。そして遂にシングルマッチで決着をつける事になったのだ。試合はお互いに1本づつ取って、運命の3本目に突入。因縁があるものの、悪質な反則や乱入などはなく、お互いに技を出し合っての熱戦となり、最後はカリスティコが必殺のミスティカを極めて勝利。エル・サント杯の雪辱を果たした。
そして、青の伝説レジェンダ・デ・アスール、つまりブルー・デーモン杯が開催された。これはルチャリブレ最大のスター、エル・サントと双璧をなすカリスマ的ルチャドールであるブルー・デーモンを称えるものだ。今回の参戦メンバーはルーシュ、ニエブラ、ウルティモ・ゲレーロ、テリブレ、ショッカー、サンソン、クラネオ、エウフォリア、マスカラ・アニョ・ドスミル、レイ・ブカネロ、グラン・ゲレーロ、フォラステロ、ピエロー、エチセロ、ミステリオッソ、バンジェリスと、一応テクニコ扱いだが、制御不能なルーシュ以外はルード勢となっている。試合は、次々と脱落していく中、優勝候補のルーシュとウルティモ・ゲレーロ、そしてピエローとエウフォリアが残ったが、ここで、ルーシュは父親ピエローのアシストでゲレーロからフォールを奪う。当然、ゲレーロは抗議するも、レフェリーは見てないと認めない。その後、エウフォリアはピエローを仕留めたものの、最後はルーシュがエウフォリアからルーシュドライバーでフォールを奪い優勝。ルーシュが伝説のスペルエストレージャ、ブルー・デーモンのベルトと盾をもらい優勝をアピールした。
■ CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦
日時:2017年12月22日(現地時間)
会場:メキシコ・アレナメヒコ
<シングルマッチ>
○カリスティコ
2-1
●ボラドールJr.
<レジェンダ・デ・アスール 青の伝説>
優勝 ルーシュ
ニエブラ、ウルティモ・ゲレーロ、テリブレ、ショッカー、サンソン、クラネオ、エウフォリア、マスカラ・アニョ・ドスミル、レイ・ブカネロ、グラン・ゲレーロ、フォラステロ、ピエロー、エチセロ、ミステリオッソ、バンジェリス
<6人タッグマッチ>
○ミスティコ、アンヘル・デ・オロ、ニエブラ・ロハ
2-1
●ネグロ・カサス、バルバロ・カベルナリオ、クアトレロ
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