(C)ROH
12月15日(現地時間)にニューヨーク州ニューヨークで『ROH ファイナルバトル2017』が開催された。
ROHは、WWE、TNAに次ぐ第3のプロレス団体として注目を集めている。アメリカの北東部と中東部を中心に興行を行っており、熱心なファンが多いことで知られている。ROHのレスリングの特徴としては、高度なレスリング技術が挙げられる。ギミック、マイクパフォーマンス、ストーリーラインに重きを置く前述の2団体と差別化を図っている。この点で日本の団体と似ており、スポット参戦ながら日本人選手が多数参戦したことがあるのも特徴だ。
今大会はROH年間最終大会にして、年間最大大会であるファイナルバトルであり、メインは当然、ROH世界ヘビー級王座戦、王者コーディ・ローデスが、ダルトン・キャッスルの挑戦を受けた。2017年6月にクリストファー・ダニエルズを破り、王座を奪ったローデスは、現在、半年に渡る長期政権を築いている。対するキャッスルはきらびやかなコスチュームと派手な入場、ボーイズと呼ぶ召使を引き連れてのショーマン派としてブレイクしたが、最近は実力派としても頭角を現してきており、遂に王座挑戦なった。試合は大番狂わせが起こり、なんとキャッスルがローデスからバン・ア・ランを決めてフォール勝ち。遂に悲願の王座戴冠となった。
また、残りのタッグ王座、6人タッグ王座、TV王座の王座戦もそれぞれ組まれ、TV王座戦は、4WAYマッチで争われ、サイラス・ヤングが王者ケニー・キングから直接フォールを奪って新王者に。タッグ王座戦は、モーターシティ・マシンガンズ、6人タッグ王座戦はバレット・クラブと王者組がそれぞれ防衛を果たしている。
■ ROH FINAL BATTLE 2017
日時:2017年12月15日(現地時間)
会場:アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク ハマースタインボールルーム
<ROH世界王座タイトルマッチ>
○ダルトン・キャッスル(挑戦者)
ピンフォール
●コーディ・ローデス(王者)
<ROH世界6人タッグ王座タイトルマッチ>
○バレットクラブ(王者/ヤングバックス&ハングマン・ペイジ)
ピンフォール
●フリップ・ゴードン、ドラゴン・リー、ティタン(挑戦者)
<タッグマッチ>
○ブリスコ・ブラザーズ(ジェイ&マーク・ブリスコ)
ピンフォール
●ブリー・レイ、トミー・ドリーマー
<ROH世界TV王座フェイタル4WAYマッチ>
勝者 サイラス・ヤング
ケニー・キング(王者)、パニッシュメント・マルティネス、シェイン・テイラー
<ROH世界タッグ王座タイトルマッチ>
○モーターシティ・マシンガンズ(王者/アレックス・シェリー&クリス・セイビン)
ピンフォール
●ベストフレンズ(挑戦者/バレッタ&チャッキーT)
<シングルマッチ>
○ジェイ・リーサル
ピンフォール
●マーティ・スカル
<タッグマッチ>
○ウォー・マシーン(レイモンド・ロウ&ハンソン)
ピンフォール
●アディクション(クリストファー・ダニエルズ&フランキー・カザリアン)
<シングルマッチ>
○マット・ターバン
ピンフォール
●ウィル・オスプレイ
The American Nightmare IS the champion. #FinalBattle pic.twitter.com/d3nBQ9JkOo
— ROH Wrestling (@ringofhonor) 2017年12月16日
Dalton Castle sure makes a champion's entrance! #FinalBattle pic.twitter.com/0MRtxRJzKN
— ROH Wrestling (@ringofhonor) 2017年12月16日
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