武藤敬司 暴力団排除キャンペーン特命大使任命!W-1 火野裕士インタビュー

■暴力団排除キャンペーン特命大使として武藤敬司が神奈川・相模大野駅でキャンペーンに参加!
 本日、武藤敬司選手が小田急電鉄「相模大野」駅にて、神奈川県相模原南警察署が主催した暴力団排除キャンペーンに特命大使として参加。
 同駅北口デストリアンデッキにて行われた開会式にて特命大使の任命を受け、暴力団排除キャンペーングッズを集まった多数の方々に手渡し暴力団排除をPRした。

<武藤敬司選手コメント>
「こういったキャンペーンにお呼び頂き大変光栄ですね。自分が参加する事で身も引き締まる思いになる。良い背中をみんなに見せれる様にこれからも日々鍛錬して行きますよ。そして、寒い中集まってくれた方に感謝ですね。今後も積極的にこういったイベントには参加させて頂きたいですね」


■「誰でもわかるぐらい強いチームなんですよ 火野&ジェイクは」勝って当たり前 ベルトも獲って当たり前!? W-1 火野裕士インタビュー 12月10日(日)の後楽園ホール大会で、土肥孝司&熊ゴローのW-1タッグチャンピオンシップの初防衛戦の相手となった火野裕士&ジェイク・オーメン組。先に行われた『WRESTLE-1 TAG LEAGUE 2017』では公式戦を全勝で突破するという強さを見せつけた。
 敗れた試合は決勝トーナメントの準決勝での土肥熊戦のみで、その後も連勝を続けている。タッグ戦線の真打ちがいよいよタッグ王座に挑むこの一戦。火野は自信たっぷりにタッグ王座奪取を誓った。

──12月10日の後楽園ホール大会でついにジェイク選手とのタッグでW-1タッグ王座に挑戦することになりましたけど、そもそもジェイク選手をパートナーに選んだ理由ってあるんですか?

火野 いや、最初は勝手に組まれたカードで、パートナーがジェイクだったっていうだけなんですよ。でも、その初戦が児玉&立花やったかな?

──9月18日の後楽園ホール大会ですよね。圧勝だったというイメージがありますね。

火野 そう。まだ半年間欠場して、復帰したてだったのに5分ぐらいで終わってしまって。ジェイクには興味があったから楽しみにしていたんやけど、ジェイクのことがほぼ何もわからず終わってしまったと(笑)。

──ジェイク選手には以前から興味はあったんですか?

火野 6人タッグで組んだりしたことはあったんですよ。ただ、身なりが海賊みたいやし、外国人というだけで気になる存在だったんですよ。やっぱり文化の違いっておもしろいじゃないですか? ちょいちょいジェイクと一緒に遊んだり飲みに行く機会があって、あいつはお酒は飲まないんですけど、なんか気が合うんですよね。

──言葉のコミュニケーションは大丈夫なんですか?

火野 そこは適当ですね(笑)。自分英語はわかんないし、ジェイクも日本にまあまあいるんでそろそろ日本語を覚えていけよって思うんですけど、なんか日本に関してはプロレスしか興味がないみたいで(笑)。

──覚える気がない(笑)。

火野 日本語はあんまり興味ないみたいです。でも、コミュニケーションで困ったことはないですね。それに試合していても自分にないものを持っているというか、身長高くて、ファイトスタイルも全然違うじゃないですか? こっちはわかりやすいパワーで攻めるし、ジェイクは動き回って攻めていく感じなんで。

──タイプの違う同士で組むのがタッグチームとしては最適ということなんですかね。

火野 自分はそれがいいと思うんですよね。パワー&パワーで組むよりもパワー&テクニックで組んだほうが強いと。もちろんスピード&スピードで組んでもおもろいと思いますけど、片一方がパワーのほうがチームとしては強いんちゃうかなって思いますよ。あと見ていておもろい試合って、似た者同士のタッグよりも違うタイプで組んだタッグのほうじゃないですか? パワーとパワーのコンビだと、どっちが出てきても見せることは同じやし。だから、ジェイクと自分はちょうどいいタッグやと思いますね。
──まあ、結果がすべてを物語っていますよね。

火野 そうなんですよ。ハッキリ言って、ジェイクとのタッグでは負ける気がしないんで。

──9月から10月にかけて行なわれた『WRESTLE-1 TAG LEAGUE』では公式戦は全勝でしたし、勝って当たり前みたいな感じで試合しているようなところはありますよね。

火野 もう勝ちしか頭に浮かんでこないというか。ただ、2人とも落ち着いちゃっているからね。バンバン来られるのは苦手かもしれないですね。なんか気合いを入れて、初っ端から飛ばして来る連中は苦手ですよ。こっちはスロースターターだから(笑)。

──それこそタッグリーグの決勝トーナメントの準決勝で負けてしまった土肥熊は初っ端からガンガン来ますよね。

火野 ああ、気合いが入ってましたね。スロースタートが仇になってしまったというか、足元を掬われた感じですよね。

──そして、12.10後楽園大会ではその土肥熊に挑戦するわけですから、その借りを返しにいくということですよね。

火野 ああ、あいつらチャンピオンやったか。そうですね、借りを返さんといけないですね。

──改めてお聞きしますけど、土肥熊というチームについてはどのように思われていますか?

火野 元気はいいですよね。年齢的にそんなにめちゃくちゃ若いわけではないと思うんですけど、言っても20代なんで元気ですよね。この間、熊ゴローとシングルでやったんですよ。

──11.12伊佐沼大会ですよね。

火野 なんか身体も大きくなっていたし、馬力が凄いというか当たりが強かったですね。だから、ただ太っただけじゃなくて、ちゃんと鍛えて身体を大きくしているっていうことがわかりますよね。自分もその大変さはよくわかってるんで。自分もデビューした時は90kgぐらいしかなかったし、鍛えて大きくなったのか、ただ太っただけなのかという違いはやってみてよくわかりましたよ。土肥くんも身体が大きくなっていたし、がんばってますよね。

──土肥熊はそれこそ2人ともパワータイプのタッグですよね。

火野 そうですね。ただ、パワーでは負ける気はしないですけどね。まあ、向こうも相当気合いを入れてこないとウチら相手にそう簡単には勝てないですよ。なんせ勝つのが当たり前だと思っている2人ですからね(笑)。

──逆にお前らが挑戦者なんだぞ、というお気持ちなんですか?

火野 ああ、あっちがチャレンジャーですよ。だって、その辺を火野&ジェイクと土肥熊が歩いているとします。「チャンピオンはどっちでしょう?」って街を歩く人に尋ねたら、どっちのほうが多いと思います? 当然ウチらでしょう。誰でもわかるぐらい強いチームなんですよ、火野&ジェイクは。

──自信たっぷりですね。ただ、火野選手が欠場している間に、W-1のリングでは若い選手が続々と台頭してきています。今回の相手である土肥熊も今回がタッグベルトは今年3回目の戴冠になりますし、その象徴的な存在でもありますよね。

火野 なんか別の団体にいるような気になりましたよね。ただ、ベテラン組がちょっとおとなしすぎますよ。ベテランって言っても、まだまだそんな老け込むようなキャリアの人間もいないし、ちょっとおとなしすぎる気がします。所属の選手たちはそれでええのかなと。フリーの自分のほうが目立ってんじゃねえかっていうぐらいおとなしいですよ。だって、言うても若造ですよ? ベテランがもっとがんばんないと。力が強いとか蹴りが強いとか、チョップが強い、投げ技が強いとか言っても、若造ですよ。ベテランはベテランでやってきたことがあるんやから、それを出していかんとダメですよ。

──では、後楽園で火野&ジェイクがそのベテラン勢の先頭に立つぐらいの活躍を期待してもいいですか?

火野 そうですね。とりあえず後楽園でベルトを獲らないと。負ける気がしないし、そもそも負けても負けた気がしないんでね(笑)。前回も土肥熊に負けたけど、まったく負けた気がしないんですよ。勝てる気しかしない。

──負けた気になるないぐらい攻め込まれていないっていうことですかね?

火野 確かにジェイクは強烈なセントーンを食らってましたけどね。あれは食らいたくないけど、だからなんだっていうぐらいですよ。ジェイクが痛そうだったぐらいで、まったく負けた気がしない。

──俺は痛くなかったし、と(笑)。では、この試合を楽しみにしているファンの方も多いと思うんですけど、どのような試合を見せたいですか?

火野 自分は何もないんですよ。イケメンみたいに媚を売るわけでもないしね。まあ、あれはあれでいいし、全然嫌いじゃないんで。ムカつくことはよくあるんですけど、客観的に見たらいいと思うんでね。ただ、ウチらはカッコつける選手じゃないし、お客さんが喜ぶ試合をしたいとか、そういうのはないですね。自分は自分のスタイルがあるんで、いつも通りやるだけです。それを見ていたらおもしろいだろうと。

──普段通りの試合が一番おもしろいと。

火野 だって、どこでこんな身体のおっさんが人にチョップを叩き込んでいる姿を見られるんやって話ですよ。

──しかも、こんなでかい身体で高い所から飛んでくるし。
火野 飛んでくるし、リングが割れそうなパワーボムを誰がするんやと。

──普通に試合するだけで、お客さんが喜ぶということですね。

火野 そうです。だから、いつも通りやるだけです。そして、勝つのはウチら。これもいつも通りやね。

■12・10「WRESTLE-1 TOUR 2017 SHINING WINTER」大会詳細

WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ開催!12・10東京・後楽園ホール大会全対戦カード決定


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