11月15日(水)東京・後楽園ホールで開催されたILFJ年内最終大会「ラウェイ グランプリ ジャパン 2017」。今大会は常連ミャンマー選手や上位選手の現地での試合が重なり比較的新人クラス、中堅クラスが多く日本、外国人選手にはチャンスの多いマッチメークといえたが、真剣勝負は蓋をあけてみなければわからない結果となった。
☆ミャンマーナショナルTV(ミャンマー地上波:MNTV)にて11月23日21:10より「120分特番放送」が決定
☆ILFJオフィシャルサイトyoutubeチャンネルにて過去大会のアーカイブを配信中
https://www.youtube.com/c/ILFJofficial
■「ラウェイ グランプリ ジャパン 2017」※2017ラウェイ日本大会最終戦
日時:2017年11月15日(水)開場17:30 開始18:30
会場:東京・後楽園ホール
全6試合MTBF公認ラウェイルール
<第6試合 ミャンマーラウェイ公式ルール・63㎏契約・3分5ラウンド・インターバル2分>
△トゥン・ルイン・モー(ミャンマー/LWC2016&2017 60㎏王者)-60.70kg
時間切れ引分
△東修平(日本・AACC)-62.90kg
今大会来日ミャンマー選手ではいちばんの実績を持つ軽量級無敗の新鋭トゥン・ルイン・モーと対戦した東は、ラウェイ初参戦とは思えぬ対応力で、一進一退の攻防の末、引分に持ち込みこの日の日本人選手でいちばんの活躍を魅せた。
試合後両者に自由民主党幹事長杯が贈呈された。
<第5試合 ミャンマーラウェイ公式ルール・65㎏契約・3分5ラウンド・インターバル2分>
○パッキャウ・リン・ナイン(ミャンマー)-61.15kg
3R終了TKO ※蓮實側が試合放棄
●蓮實光(日本・パラエストラ栃木)-64.60kg
ラウェイ4戦めとなる蓮實の相手は今大会いちばん実績のない若手のパッキャウ、1Rには蓮實のパンチで鼻血も出して劣勢となるが、2Rからはパッキャウも打ち返し挽回してくる。3R動きの落ちてき蓮實に対し、逆にパッキャウは攻勢をかけ倒れる場面も多くなり、蓮實はタイムを利用。3R終了後左瞼をカットした蓮實陣営よりタオルが投入されパッキャウが勝利した。
<第4試合 ミャンマーラウェイ公式ルール・72㎏契約・3分5ラウンド・インターバル2分>※当初70㎏契約だったが計量前日 渡慶次サイドの申し出により、ミャンマー側も認めて72㎏契約となった。
△ヤン・ナイ・アウン(ミャンマー)-69.95kg
時間切れ引分
△渡慶次幸平(日本・クロスポイント吉祥寺)-71.85kg
計量前日70㎏から72㎏に体重変更を申し出て許可された渡慶次と減量をしないミャンマー選手(ヤン・ナイ・アウン)との対格差は明らか。前戦頭突きによるTKO敗けを喫した渡慶次はラウェイの闘いも研究しており、体格差を活かしたサウスポーからの左ミドル、ローキックを蹴りまくるがヤン・ナイ・アウンも引かず5R闘い抜き時間切れ引分となった。
<第3試合 ミャンマーラウェイ公式ルール・80㎏契約・3分4ラウンド・インターバル2分>
●久保輝彦(日本:禅道会)-79.65kg
1RTKO 2分58秒 ※出血によるストップ、久保はその前にも出血でタイム使用
○ルクク・ダリ(コンゴ:Honey Trap)-79.35kg
ラウェイルール2戦めのダリが久保に何もさせず1R出血によるストップTKO勝利
この勝利によりダリは来年2018年ミャンマーでミャンマーの英雄トゥントゥンミン選手と対戦資格を獲得。ラウェイルール1戦めの金子大輝戦では体格差がありすぎたので何ともいえないが身体能力と適応能力はラウェイルールでもトゥントゥン・ミンに勝利できそうな勢いがあった。(※ダリは昨年2016年7月31日『巌流島』でトゥントゥン・ミンに勝利している。)
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<第2試合 ミャンマーラウェイ公式ルール・72㎏契約・3分4ラウンド・インターバル2分>
△ソー・テット・ウー(ミャンマー)-71.30kg
時間切れ引分 ※クォン・ドンヒョンは3Rタイムを使用
△クォン・ドヒョン(韓国)-71.85kg
代打出場となったMMA選手のクォン・ドヒョンは、韓国人初のラウェイ挑戦選手。減量をしないミャンマー選手とは体格の差もあり、圧力をかけて投げも使い奮闘。ラウェイ歴も豊富なソー・テット・ウーの試合運びに疲労とダメージも蓄積して3Rタイムを使用して4Rを乗り切り引分に持ち込んだ。
<第1試合 ミャンマーラウェイ公式ルール・女子62㎏契約ILFJベルト贈呈試合・3分4ラウンド・インターバル2分>
●ブロニカ(ミャンマー)-59.20kg
2RTKO 45秒 ※ブロニカ脚の負傷によりタイム使用後棄権、ユリアは1Rヒザ蹴りと右ヒジの連打でダウンを奪う
○ユリア・ストリアレンコ(リトアニア:SEI☆ZA)-61.85kg
ユリアがフィジカル差で1Rから圧力をかけ、ダウンを奪取。劣勢のブロニカは2R開始すぐに脚の負傷を訴え、2分のタイムを使用するも回復できず試合を放棄。ユリアがILFJ女子ベルトを獲得した。
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