ラウェイ王者トゥントゥン・ミン敗退!ルールに対応できず『巌流島 WAY OF THE SAMURAI 公開検証 Final』

 7月31日(日)、有明コロシアムで開催した『巌流島 WAY OF THE SAMURAI 公開検証 Final』第5試合に登場したラウェイ無差別級王者・トゥントゥンミン(ミャンマー)は、当初対戦予定だったカポエラMMA選手マーカス・ヴィニシアス(ブラジル)が負傷を理由に欠場。変わってボクシングとMMA参戦歴のあるディディヤー・ニェンベ(コンゴ)がビザ問題で出場できず、大会前日の計量日にDEEP、GRACHANなどに参戦している在日コンゴ選手のルクク・ダリがボビー・オロゴンの紹介で参戦となり、試合は無事行われた。
 MMAに慣れたダリが押し出し転落で場外ポイントを先取し、トゥントゥン・ミンもナタを振り回すようなら強烈なローを放つが、ダリはスタンドでの打撃に突き合わず、道着を掴んでの押し出しで場外ポイントを追加する。そしてルールに戸惑うトゥントゥン・ミンをダリは押し倒し、グランドパンチでのパウンドで動きの止まったトゥントゥン・ミンを見てレフェリーが試合を止め、一本勝ちで緊急参戦のダリが勝利をおさめた。
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試合後ダリも強烈だったと述べたトゥントゥン・ミンのローキック
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ダリは、トゥントゥン・ミン押し倒してのグランドパンチでレフェリーストップ一本勝ちとなった
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 緊急参戦のダリは来週8月7日『GRACHAN24×1MC.vol.2』ディファ有明大会への参戦が決定しており、ボビー・オロゴンからの紹介で大会前日での参戦となったが、日本の所属ジムHoney Trap、翌週参戦が決まっているGRACHANにも許可をとっておらず問題視されることは間違いなく、無断で選手を使った巌流島側の対応も気になる。

試合後のインタビューでは頭突き、肘打ち攻撃が禁じられていたことと、円形のロープのない「闘技場」がやり難かった。巌流島に関しては「機会があれば」と述べ、キック、K-1、ムエタイルールの打撃格闘技の方に興味を示していた。

試合前の動きもキレがあり調子はよさそうだった。

■ 巌流島 WAY OF THE SAMURAI 公開検証 Final
日時:7月31日(日) オープニングマッチ開始 14:00 開始 15:00
会場:有明コロシアム
主 催 巌流島実行委員会/株式会社ひとだんらく
放 送 CS 放送「フジテレビ NEXT」「NEXT smart」で当日生中継
詳細版は週刊ファイト8月18日号内藤哲也G1昭和の新日W1稲葉大樹ノア限界RIZIN巌流島アリ猪木に収録されました。

<第5試合 80kg契約 >
●トゥントゥンミン(ミャンマー/ラウェイ)
 1R 2分03秒 一本 パウンド
○ルクク・ダリ(コンゴ/MMA/Honey Trap)
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パンドラの箱を開けてしまった以上、40年後のコールドケースが蒸し返される時が来た。真実の扉が開かれる7・31巌流島の全容と詳細は金曜12日発売『週刊ファイト8月18日号』に収録されました。

トゥントゥンミン次戦は8・21『第一回ラウェイワールドチャンピオンシップ/1St L.W.C』でムエタイ選手と80㎏契約で対戦することが発表されている。
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■「第一回ラウェイワールドチャンピオンシップ=Lethwei WC」
日時:2016年8月21日 開始17:00
会場:ミャンマー・ヤンゴン トゥワナスタジアム
主催:MMG(Myanmar Media Group)
公認:MTBFミャンマーラウェイ連盟=(Myanmar Traditional Booxing Federation)

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