三又GM体制となって初の新木場となった11・13ZERO-1風林火山タッグトーナメントが盛況のうちに終了した。
冒頭、登場した三又GMは、前回より好調な動員を、『アメトーーク』でフィーチャーされた働き者、オッキー沖田リングアナの影響と謙虚に分析。
KHB『三又の番組』で、ZERO-1を取りあげることで新日本プロレスより浅い時間帯での地上波進出を予告すると、「ひい、ふう、三又」のかけ声で開幕を宣言し、弁舌も滑らか。
GM就任から1ヶ月、確かな手応えを感じていることが伝わってきた。
この日の興行は、デビューしたての新人2選手に続いて、ブードゥーマーダースKAMIKAZEとスーパー・タイガーの抗争を中心にしたイルミネーションマッチ、タッグトーナメント風林火山と、濃厚な全5試合。
メーンでは、木髙イサミを招集し、優勝最右翼と目された田中将斗から小幡優作が初勝利。
「一発一発が重い」「もう負け犬同盟じゃない」と成長を認められた。
個々のレスラーの力は他団体に比べて勝るとも劣らないものの、どこか力を発揮できなかったZERO-1が、三又GM体制となったことをきっかけとして、欠けていたギアが噛み合ったかの様に、興行としての一体感が出てきた印象。
優勝候補敗退で風雲急の風林火山タッグトーナメントと平行してスーパー・タイガー対KAMIKAZEの抗争が展開されることでシリーズの厚みも増した。
新間顧問のお眼鏡にかなえば、リアルジャパンのリングにも飛び火して全面対抗戦となっていく可能性もあり、大仁田厚引退のプロレス界の穴をZERO-1が埋めそうな勢いとなってきた。
■ 風林火山タッグトーナメント2017
11月13日 (月) 開場18:15 開始19:00
会場:東京・新木場1stリング
<第1試合 シングルマッチ30分1本勝負>
〇大谷晋二郎
vs.
●岩崎永遠
<第2試合 シングルマッチ30分1本勝負>
〇日高郁人
vs.
●福島昇治
福島昇治は新人離れした運動量で日高郁人を相手に大健闘。張り手を見舞って場内をどよめかせた。
<第3試合 4vs.4 イリミネーションマッチ>
ショーン・ギネス スーパータイガー 〇将軍岡本 SUGI
vs.
TARU KAMIKAZE ●ハートリー・ジャクソン 菅原拓也
イルミネーションマッチは、先週、マスクを剥がれて怒り心頭のスーパー・タイガーがKAMIKAZEを追い込むも、一瞬の隙を突いてマスクを奪われる。
退場となった後に乱入したスーパー・タイガーは、11・23後楽園ホールで、マスクとベルトをかけて決着戦を要求。
それでも収まらず会見場に乱入して怒りをぶちまけた。
凶器をシゴいてプ女子を挑発するTARU
試合後、奪ったマスクを被って「ブードゥー・タイガー誕生だ! 」と吠えるKAMIKAZE
怒りの収まらないスーパー・タイガーが会見場を急襲!
<第4試合 風林火山タッグトーナメント2017 トーナメント1回戦 タッグマッチ30分1本勝負>
佐藤耕平 〇鈴木秀樹
vs.
●高岩竜一 横山佳和
三又GMからカツアゲする横山佳和
<第5試合 風林火山タッグトーナメント2017 トーナメント1回戦 タッグマッチ30分1本勝負>
●田中将斗 木髙イサミ
vs.
〇小幡優作 宮本裕向
試合前、鈴木秀樹に、12・28新宿『地上最大武道会』の召集令状を手渡す木髙イサミ
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