Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images
現地時間9月16日(土)、ペンシルバニア州ピッツバーグのPPGペインツ・アリーナにて『UFCファイトナイト・ピッツバーグ』が開催された。
メインイベントでは元ミドル級王者ルーク・ロックホールド(アメリカ 15勝3敗)がデビッド・ブランチ(アメリカ 21勝3敗)を迎え撃ち、王座陥落から15カ月ぶりとなる試合に臨んだ。序盤はブランチが勢いをつけてロックホールドに襲いかかる場面もあったが、第1ラウンドを乗り越えたロックホールドは次のラウンドでブランチをケージに押し込み、足をかけてテイクダウンを奪うと、逃げるブランチに馬乗りになってパウンドを見舞った後、仰向けにさせて追い打ちをかける。ブランチは抵抗できずに防戦一方であったが、レフェリーは様子見を決め込み、最終的にはブランチが自らタップアウトしてロックホールドの勝利が決まった。
試合後、ロックホールドは「勝ててうれしい。時間をかけてじっくりいきたかったけど、相手が突進してきた。彼にとっては良かったんじゃないか。やるべきことをやったと思うよ。ただ、俺も俺でやるべきことをやった。ベルトを取り戻す。この階級は俺のものだ。今回の相手はかなりハードにきた。忍耐強くいきたかったし、自分は忍耐強さと正確性に優れていると思っている。準備は整った。ケガもない。11月に向けてバッチリだ」とコメントした。
また、セミメインイベントではチアゴ・アウベス(ブラジル 26勝11敗)の代役を引き受けたアレックス・レイエス(アメリカ 13勝2敗)がマイク・ペリー(アメリカ 10勝1敗)に挑んだが、直前の試合決定で準備期間が短かったのもあり、開始直後からペリーのプレッシャーを受けてケージ際に押し込まれ、クリンチから右膝を顔面に食らってしまう。これで膝が崩れたレイエスにペリーが追い打ちをかけようとしたところ、レフェリーが止めに入り、ペリーのKO勝利となっている。
次回のUFCイベントはいよいよ2年ぶりに開催される『UFCファイトナイト・ジャパン』だ。9月23日(土)、さいたまスーパーアリーナを舞台にメインイベントではオヴィンス・サン・プルーと岡見勇信が対戦する。マウリシオ・”ショーグン”・フアの負傷欠場で直前の対戦カード変更となる。
■ UFCファイトナイト・ピッツバーグ (UFN 116)
日時:2017年9月16日(土)現地時間
会場:PPGペインツ・アリーナ(アメリカ・ペンシルバニア州ピッツバーグ)
【メインイベント】
<ミドル級マッチ 5分5ラウンド>
○ルーク・ロックホールド
2ラウンド(4分05秒)打撃によるタップアウト
●デビッド・ブランチ
【メインカード】
<ウェルター級マッチ 5分3ラウンド>
○マイク・ペリー
1ラウンド(1分19秒)KO
●アレックス・レイエス
<ミドル級マッチ 5分3ラウンド>
●ヘクター・ロンバード
3ラウンド(2分33秒)TKO
○アンソニー・スミス
<ライト級マッチ 5分3ラウンド>
○グレゴール・ガレスピー
2ラウンド(2分11秒)サブミッション(肩固め)
●ジェイソン・ゴンザレス
<ウェルター級マッチ 5分3ラウンド>
○カマル・ウスマン
1ラウンド(2分48秒)KO
●セルジオ・モラエス
<ヘビー級マッチ 5分3ラウンド>
○ジャスティン・レデット
判定2-1(29-28、28-29、29-28)
●ズー・アンヤンウー
【プレリム】
<ライト級マッチ 5分3ラウンド>
○トニー・マーティン
判定2-1(28-29、29-28、28-29)
●オリビエ・オービン・メルシエ
<ヘビー級マッチ 5分3ラウンド>
●アンソニー・ハミルトン
1ラウンド(0分24秒)TKO
○ダニエル・スピッツ
<ミドル級マッチ 5分3ラウンド>
●クリストフ・ヨトゥコ
2ラウンド(2分25秒)KO
○ユライア・ホール
<ライト級マッチ 5分3ラウンド>
●ジェイソン・サッゴ
2ラウンド(4分55秒)KO
○ギルバート・バーンズ
※月額999円ファイトクラブで読む(クレジットカード、銀行振込対応)
▼[ファイトクラブ]Ultimate Underdogマクレガーを10Rキャリーしたメイウェザー完勝のツボ
▼[ファイトクラブ]メイ・ヤング・クラッシク配信~女子ガチAAAトリプレマニア~世紀の一戦メイマク~裏ネタ日本
※490円電子書籍e-bookで読む(カード決済ダウンロード即刻、銀行振込対応)
’17年09月07日号全日両国メイマク金商売トリプレマニアTAKAタイチ新日キック