台風18号もなんのその!大仁田が“ラスト九州”初戦激勝!佐賀で九州北部豪雨復興支援チャリティー興行を開催!!

■大仁田興行「がんばれ九州!九州北部豪雨チャリティー電流爆破マッチ神埼市大会」
日時:9月17日(日) 13時半~
会場:佐賀・神埼市次郎体育館
観衆:400人

 さる7月5日から6日にかけて、大仁田厚が、福岡、大分、両県下で発生した九州北部豪雨の被災者支援に立ち上がった。
 9月17日、大仁田は母親の故郷でもある佐賀県下の神埼市次郎体育館で「がんばれ九州!九州北部豪雨チャリティー電流爆破マッチ」と銘打ったイベントを開催。同大会は入場無料で、運営費は大仁田のグッズ収益の一部が充てられ、出場選手もボランティアで参戦するなど、まさに手弁当での興行となった。あいにく、大会当日、九州地方には台風18号が接近し、神埼地区にも激しい雨が降り、強風が吹いた。JR九州は始発から全面運休、西鉄も午前9時頃から運休する悪条件下での開催となったが、それでも会場には400人に及ぶ熱心なファンが詰めかけた。

 ちびっ子プロレス教室の後、全3試合が組まれたが、大仁田は約30年ぶりというバトルロイヤルにも出場するハッスルぶり。メインイベントでは大仁田が、橋本友彦、リッキー・フジと組み、雷神矢口、保坂秀樹、NOSAWA論外組と、電流爆破バット6人タッグデスマッチで激突。
 論外の爆破バット攻撃を食らって、窮地に陥った大仁田だが、サンダーファイヤーパワーボム4連発から、爆破バットを叩き込んで、論外から3カウントを奪った。試合後、大仁田は21日の超戦闘プロレスFMW・新木場1stRING大会で、最初で最後の一騎打ちを行う論外に対し、「21日、最後は二人で倒れるまで闘おうぜ!」とマイク。

 イベント終了後、大仁田は「プロレスはよく『乱暴だ』とか言われるけど、ボクはプロレスをこよなく愛してます、形はハードコアかもしれないけど・・・。アメリカでも3000人以上の人が迎えてくれた。プロレスは体育館か広場があればできます。今日は台風でたとえ、お客さんが10人でもやるつもりだったけど、400人も集まってくれた。九州北部豪雨災害の被災者への募金にも多くの人が協力してくれて感謝します」としみじみと語った。
 この日、来場者から集められた募金は、佐賀新聞社を通じて、九州北部豪雨災害の被災者へ寄付される予定。
 なお、会場には民進党の原口一博衆院議員、中村てつじ前参院議員も駆けつけ、大仁田と交流を深めていた。


<第3試合 がんばれ九州!電流爆破バット6人タッグデスマッチ! 無制限1本勝負>
○大仁田厚&橋本友彦&リッキー・フジ
 12分30秒 体固め 
●NOSAWA論外&雷神矢口&保坂秀樹
※爆破バット攻撃

<第2試合 10人参加バトルロイヤル 時間無制限>
○阿蘇山
 8分10秒 回転エビ固め 
●リッキー・フジ
※退場順=大仁田厚、雷神矢口、NOSAWA論外、保坂秀樹、佐野直、パンディータ、HASEGAWA、橋本友彦

<第1試合 3WAYマッチ 30分1本勝負>
○HASEGAWA
 7分30秒 片エビ固め
●パンディータ
 佐野直


■大仁田、“ラスト九州”初戦で激勝! 9・21新木場で一騎打ちのNOSAWA論外との激闘制す!超戦闘プロレスFMW 9月シリーズ「大仁田引退 ラスト2ヶ月前」「開幕戦」
日時:9月16日(土)18:00~
会場:福岡・博多スターレーン
観衆:700人


 10・31 後楽園での引退まで残り1カ月半となった大仁田厚が、16日に福岡・博多スターレーンで開幕した超戦闘プロレスFMW「大仁田引退 ラスト2ヶ月前」シリーズに参戦。生まれ故郷である九州で、ラストファイト初戦に臨んだ。
 同大会のメインイベントで、大仁田は電流爆破バット&爆破イス・トルネード・バンクハウス6人タッグデスマッチで、橋本友彦、リッキー・フジと組み、NOSAWA論外、雷神矢口、ミスター雁之助組と対戦。同シリーズ最終戦となる21日の新木場1stRINGで、“最初で最後の一騎打ち”を行う大仁田とNOSAWA論外が激しくやり合った。

 まずは論外の爆破バット攻撃で大仁田が被弾。深いダメージを負いながら、死力を振り絞った大仁田は、机上パイルドライバー、サンダーファイアーパワーボムの連打から、爆破バット攻撃で論外から3カウントを奪い、勝ちどきを挙げた。やられてもやられても立ち上がった論外は、試合後に握手を求め、大仁田もそれに応じた。9・21新木場でのシングル戦は、これまでの両者の遺恨を超越した闘い模様となりそうだ。

 福岡で最後の試合となった大仁田は「どんどんさびしくなってくるけど、あと20試合くらい、1試合ずつ胸いっぱい闘っていきます」とコメント。論外に対しては、「受けのすばらしい選手。天才。尊敬もしてる。21日は正々堂々とやります」と話し、9・21決戦へ思いを馳せた。
 なお、大仁田は17日、母親の出身地である佐賀県下の神埼市次郎体育館で、入場無料のチャリティー興行「がんばれ九州!九州北部豪雨チャリティー電流爆破マッチ」(イベント開始13時、試合開始13時半)を開催。18日のFMW・熊本市流通情報会館大会(17時開始)が、九州での最後の試合となる。


【試合結果】
<メインイベント 電流爆破バット&爆破イス・トルネード・バンクハウス6人タッグデスマッチ 無制限1本勝負>
○大仁田厚&橋本友彦&リッキー・フジ
 12分21秒、爆破バット攻撃→片エビ固め
●NOSAWA論外&雷神矢口&ミスター雁之助

<第4試合 タッグマッチ 45分1本勝負>
○吉江豊&金本浩二
 13分58秒 ジャンピング・ボディプレス→体固め
●HASEGAWA&保坂秀樹

<第3試合 女子プロレス アイスリボン提供試合 30分1本勝負>
○宮城もち
 7分39秒 メタボリックサンド→エビ固め
●松本都※

<第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
○田中純二&阿蘇山
 11分41秒 ダイビングヘッドバット→片エビ固め
●佐藤恵一&佐野直

<第1試合 電流爆破風デスマッチ 30分1本勝負>
○パンディータ
 7分47秒 バズーカクラッカー攻撃→片エビ固め
●太仁田ブ厚


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