[週刊ファイト8月24日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
※盆と正月は電子書籍ジャーナル[週刊ファイト]はお休みとなります。金曜8月11日発売の電子書籍はありませんが、ファイトクラブ公開中の記事は随時追加されています。
▼大仁田軍CZW上陸の裏側:インサイド・ルポタージュ
photo & text by Bret Querner, Tony Myers, Burning Hammer Photography, Weekly Fight MIRUHON/他
・Combat Zone Wrestling 大仁田(笑)劇場版舞台裏ルポ詳細
・NXT入りRushのノー・セルにスマート層激怒!MASADA竹串刺し
・保坂誕生日!矢口輝く!パンディータ、チェーンソー・トニーもFMW軍
・電流爆破はバットだけ!大仁田劇場の英語ワカラナイが現場の本音
・曲がりなりにも大会が実現したことを称賛すべし!大仁田厚FOREVER
テリー・ファンクを師匠とする大仁田厚と渕正信の米国武者修行は1981年のこと。以来、30年ぶりとの専門誌もあったが、より正確には25年ぶりの引退前の米国遠征が本当に実現した。主催したのはCombat Zone Wrestlingで、本誌も2014年のCZW15周年記念大会を取材している。
▼ハードコアCZW15周年記念大会~挑戦者AJスタイルズ反則勝ちもドリュー・グラック王座防衛、「おかえり」ドレイク・ヤンガー急遽決定トリ、アルファ・フィーメル衝撃の北米デビューWSU
ハードコアCZW15周年記念大会~挑戦者AJスタイルズ反則勝ちもドリュー・グラック王座防衛、「おかえり」ドレイク・ヤンガー急遽決定トリ、アルファ・フィーメル衝撃の北米デビューWSU
場所は、ホッケーのフィラデルフィアFlyers本拠地にして、住所はニュージャージー州だがフィラデルフィアとの境界地の施設にあり、スケート場の反対側がイベント会場だ。発表は2000人だが、1000人入れたらもはや消防法違反になるのに、CZW史上最高値の$45、$75をチャージして、マジに1000人を詰め込んで会場側と揉めていた(笑)。札止め超満員だったのにはウソ偽りない。
なにしろ本誌ネットワーク基盤の東海岸だけに、終わったあとからも「俺も行った、○○も来ていた」と、あっちからもこっちからも報告が届く。本誌人脈関連者の集合密度が異常に高い大会となったため、インサイド・ルポタージュをやらざるを得なくなった経緯もある。
■ Combat Zone Wrestling
日時:8月5日(土)現地時間8pm~
会場:ニュージャージー州ブアヒーズ Flyers Skate Zone
<メインイベント Once in a Life Time(生涯に一度の奇跡)>
大仁田厚 ○雷神矢口 保坂秀樹
サンダーストラック
マット・トレモント リッキー・シェーン・ペイジ ●ダニー・ハボック
▼長年の夢が実現!アメリカ初電流爆破とレジェンド大仁田厚に2150人札止めの観衆が大熱狂!
速報ブログは公式リリースなので、以下は大勢の現地通信員とインサイダーからのレポートをまとめた大仁田(笑)劇場版となる。
南部ニューオリンズ在住のブレットは、「白人青年水道橋紀行」などで本誌にはお馴染みの特派員だ。日本語が読めるわけではないが、電子書籍は地域バリアフリーなので、写真だけのためにダウンロード購入をしてくれているお客様でもある。
▼7・10IGF予定調和考 佐山総監原理主義とは? 白人青年日本プロレス紀行~別冊ミルホンネット069
▼二見T-1ミクロガチ逃亡/断罪白人青年水道橋紀行BJWハヤブサDDT竹田~別冊ミルホンネット090
なにしろ、ブレットのブログは北米というか、英語圏における大仁田厚関連情報の総本山とされ、多くに読まれている「日本通」の一員であり、今回はPW Insiderのマイク・ジョンソンから、DVD版収録のためにインタビュー収録したいから、当日早く来て欲しいと言われ、フィアンセと供にルイジアナ州からの大掛かりな移動をこなした。DVDには、大仁田軍ご一行の到着からドキュメント映像を収録しているそうだ。
ブレットのブログbahufmw
質問のなかには、「6人タッグに変更されるんじゃないか?」といった、想定外のものもあったという。レスリング・オブザーバーは、腕にばい菌が入って入院していたマット・トレモントは、このチャンスを逃すわけにはいかないと病院を抜け出してまで大仁田厚戦に臨んだと紹介しつつ、そのせいで大仁田軍が6人タッグに変更したのだろうと推測を活字にしているが、余り大仁田のことも、ケチで有名なDJハイドが引き継いだ現在のCZWのやり方をわかってないらしい。大仁田は最初から6人タッグしかやるハズもなければ、DJハイドは現地感覚では異常な高額チケットを売るための言い訳として、シングル一騎打ちを煽ったに過ぎない。客が、6人タッグじゃ約束違反だと怒ったとしても、それがCZWなのを納得すべきだろう。
Once in a Life Time(生涯に一度の奇跡)と、大袈裟な大会名をつけて日章旗をあしらったバナーで宣伝してきた大一番。案の定、5分としないうちに6人タッグにすり替わってしまったが、オブザーバーなんかはシングル戦で煽った手前、せめてケツは大仁田がトレモントをフォールすべきだったみたいに記している。だけど、これもどうなのか? こういうシチュエーションなら、間違いなく矢口さんが取るに決まっているのではないのか? また、引退までにトレモントを呼ぶ計画もある以上、フォール・ガイはCZW幹部のダニー・ハボックというのも、現地事情に詳しいなら難しくはない。
新日本のTシャツまで勝手に売られているのはいつものことだ(笑)。矢口とブレット通信員
ちなみに日本のTシャツが高いことを知らない現地では$70かもと懸念されたが$40で売られた。