9月23日(土)にさいたまスーパーアリーナで開催されるUFCファイトナイト・ジャパンのメインに出場予定だったマウリシオ・“ショーグン”・フアの負傷欠場が決定した。
代打として岡見勇信(36=和術慧舟會東京本部)の出場が決定した。
岡見は、2006年にUFCに参戦し、2011年に当時ミドル級で“絶対王者”と呼ばれたアンデウソン・シウバの王座に挑戦し、2RTKOで敗れた。
その後2013年、当時ミドル級ランキング6位ながら、UFCをリリースされ、以後はWSOF(ワールド・シリーズ・オブ・ファイティング)を主戦場にしていた。14年11月にはデヴィッド・ブランチのWSOFミドル級王座に挑むが、4RTKOで敗れて戴冠ならず。
昨年はDEEPやパンクラスで連勝、年末のWSOFのNYマディソン・スクエア・ガーデン大会でもポール・ブラッドリーに勝利、そして今年7月には米ワシントン州で行われたPFLでアンドレ・ロバトに判定勝ちしている。現在4連勝中だ。
しかし、ここ5試合はミドル級からウェルター級に階級を落として戦っており、今回の試合はライトヘビー級なので、2階級上げることになる。
しかも、相手はショーグンを秒殺KOしたオーヴィンス・サンプルー(34=米)だ。
この一戦は岡見にとって、4年ぶりのUFC復帰であり、世界最高峰の舞台であるUFCに再度継続参戦するビッグ・チャンスだが、サンプルーの壁は非常に高い。
UFCでの戦績は13勝5敗を誇る岡見が、サンプルーをみごと破って、UFCとの再契約をモノにすることができるか?