(C)2017 WWE, Inc. All Rights Reserved.
[週刊ファイト9月7日号]収録 [ファイトクラブ] 公開中
▼メイ・ヤング・クラシック配信~女子ガチAAAトリプレマニア~世紀の一戦メイマク~裏ネタ日本
タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・『メイ・ヤング・クラシック』ジム・ロス起用がスロー展開の元凶?
・AAAガチ女子ローズマリーの腕折Sexy Star業界追放!浜田文子も?
・映画本業、パートタイムのジョン・シナとロマン・レインズのシュート演説火花
・WMC(World Money Championship)メイマクの3億ドルとか1億ドルのおとぎ話
・裏ネタ日本マット界!両国の小島聡-諏訪魔~猪木ISM第二弾~WAVE
―― WWEはいよいよ『メイ・ヤング・クラシック』が始まりました。結果は遠の昔に漏れているテレビ収録番組なんですが、やはり見入ってしまいますね。お気に入りのトニー・ストームも、カイリ・セインこと宝城ちゃんも目玉なんですから、結局はWWEネットワークがわかりやすい、と。新日ワールド999円は、テレビに飛ばせないですから、種類が違います。4話まとめてとかの配信方法もNETFLIX世代には馴染みになります。
オフレコ 結果知ってるからって、だからなんなのかと。映画でも、海外TVドラマのシリーズでも、ネタバレ解説をネットで先に読んで、これは面白ろそうだと見る場合が増えてきた以上、結末知らないで見るのが正しい映画の鑑賞法とは言えなくなった。それと同じじゃないのか。
―― 「結末は、決して話さないでください」と、宣伝の叩き文句にもしている映画も少なくないんですが・・・。あっと驚くどんでん返しとか。
オフレコ 予備知識なしに見て、ミステリー作品とか堪能することはあるんだけど、知ってても、面白いものは面白いからなぁ。アガサ・クリスティーの『オリエント急行殺人事件』なんか、みんな犯人わかっているけど、色んなバージョンを楽しんでいる。こんどまたケネス・ブラナーがポワロ役かつ、監督もやるリメイクが公開されるけど・・・。
―― ガチンコだろうがプロレスだろうが、想像力を上回った内容を提示してくれたら、結末わかってようが文句なんかありません。メイウェザーvs.マクレガーは、すでにファイトクラブでpart1を独立して公開してますけど、本稿でも後半でやりましょう。
オフレコ それで、いざ実際に見て、WWEの提示する女子プロレス革命はどうだったか、専門マスコミがきっちり分析しないといけない核心なんやけど、正直、試合のテンポが全部スローに見えたんだなぁ。JR(ジム・ロス)の南部なまりのゆっくりしたしゃべり方のせいもあると思った。
―― JRは、新日中継の英語版の切り札扱いされてきてるんですが、女子プロに合っているのかどうか。確かに、例えば宝城カイリvs.テッサ・ブランチャード戦にせよ、スターダムでやっていたスピードより、ずっとゆっくりやっています。
オフレコ まず、今回はイントロダクションなんだと、booker(現場監督)がわかりやすく、ゆっくりやれと指示していたかもなんで、選手は言われた通りスポット順番でこなしただけなのかもだけど。
―― それにしても、スターダムとかREINAを軸に、日本で馴染みの選手ばかりという。
オフレコ ジャジー・ガーベルト(アルファ・フィメール)は、すでにNXTと契約しているアビー・レイス(キンバー・リーとしてREINAに来日)に一回戦負けなんだけど、ダントツの存在感だったなぁ。勝った負けたはどうでもイイんだから、RIZINの負け役から這い上がって欲しいよ。
―― アルファはCZW/WSUでの米国デビュー戦も撮ってますね。仕事で撮ってる選手ばかりじゃないですか。FUJIYAMA FIGHT CLUBは『誰がギャビを殺るのか』終了とかテロップ出てましたよ。
オフレコ その観点からも、気になってしまう番組だよね。ただ、紹介Vの時間が長くて、肝心の試合は短いものが多い。今回、編集に時間をかけられたので、うまいこと繋いでいる凝縮版なのだろうけど、生の荒々しいところが削られてしまった。