■ 全日本プロレス「第5回 王道トーナメント」開幕戦 後楽園ホール大会
日時：2017年9月12日（火）
会場：後楽園ホール
観衆：1130人
9月12日（火）全日本プロレス「第5回 王道トーナメント」開幕戦が東京後楽園ホールにて行われた。平日にも関わらず会場は満員。その期待に応えるかのごとく試合も大熱戦が繰り広げられた。
メインイベントでは王道トーナメント1回戦として、三冠王者 宮原健斗とKAIが激突。チャンピオンカーニバルでの名勝負に続いて、またも大熱戦が繰り広げられた。KAIは足四の字固めや、延髄斬り、トップロープからのボディスプラッシュなどで、王者をあと一歩という所まで追い詰めたが、最後はブラックアウトからのシャットダウンスープレックスで宮原が3カウントを奪取。宮原は鬼門であったトーナメント1回戦を突破した。
試合後、同じくトーナメント1回戦を勝ち上がったヨシタツがリングインし、次戦に向けてマイクでアピールを行った。
宮原は試合後のコメントで「KAIよ。最高なレスラーじゃねぇか。俺の次ぐらいに最高なレスラーだよ」と絶賛。互いに人差し指を立てて再戦を誓い合った。
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[ファイトクラブ] 9・12 全日本プロレス「王道トーナメント開幕戦」満場のKAIコールに宮原憮然・・最高の好敵手と名勝負再び！後楽園ホール大会レポート
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セミファイナルでは崔領二とゼウスが激突。先に入場した崔の表情には、気迫がみなぎり気合十分。ゼウスが入場して来るやリングへ上がる為の階段を鉄柵へ放り投げるなどして、険悪なムードが立ち込める。
試合は大きな体がぶつかり合うど迫力の攻防が展開され、会場のすみまで響き渡る強烈な打撃の衝撃音とパワフルな投げ技の応酬でどよめきの連続であった。最後はゼウスがジャック・ハマーで3カウントを奪取。崔も強さと存在感を示し、好勝負を見せた。
第4試合は、TAJIRIとヨシタツの元WWE対決。序盤はじっくりとしたレスリングの攻防が展開されたが、ヨシタツがロープ渡りからのアームホイップを繰り出すと、試合は徐々に加速して行く。最後はTAJIRIがグリーンミストを噴射しようとした所、ヨシタツが先に紅い毒霧を浴びせかけると、そこからのバックドロップで試合を決めた。
第3試合は元エボリューションのメンバーによるタッグマッチ。先の両国大会では、小島聡との対戦するためにリングインした諏訪魔を、ジョードーリングが急襲し因縁が更に深まる事となった。
今大会のオープニングでは、王道トーナメントの前年度覇者である諏訪魔が、トロフィーを返還するセレモニーが行われたが、ジョードーリングはこれをボイコット。そして、第3試合で先に入場したジョーは一度はリングインしたものの、すぐにリングを降りると入場して来た諏訪魔を急襲。そのまま場外乱闘が始まり、大荒れの中で試合開始。最後はレボリューションボムで、青木から3カウントを奪った。
しかし、試合後も暴走は止まらなかった。ジョーは握手を求めて来たパートナーの佐藤をKOする暴走ぶり。両者はトーナメントを勝ち進めば、準決勝で当たる可能性がある。
【試合結果】
＜メインイベント 第5回王道トーナメント 公式戦 一回戦 時間無制限1本勝負＞
○宮原健斗
19分22秒 シャットダウンスープレックスホールド
●ＫＡＩ
＜セミファイナル 第5回王道トーナメント 公式戦 一回戦 時間無制限1本勝負＞
○崔 領ニ
19分24秒 スプラシュマウンテン→エビ固め
●ゼウス
＜第5試合 第5回王道トーナメント 公式戦 一回戦 時間無制限1本勝負＞
○石川修司
06分51秒 スプラシュマウンテン→エビ固め
●ボディガー
＜第4試合 第5回王道トーナメント 公式戦 一回戦 時間無制限1本勝負＞
○ヨシタツ
09分28秒 バックドロップ→片エビ固め
●ＴＡＪＩＲＩ
＜第3三試合 タッグマッチ 30分1本勝負＞
○ジョー・ドーリング、佐藤光留
03分41秒 レボリューションボム→エビ固め
●青木篤志、諏訪魔
＜第2試合 8人タッグマッチ 20分1本勝負＞
○大森隆男、秋山準、渕正信、西村修
08分09秒 アックスボンバー→片エビ固め
●阿部史典、野村直矢、岩本煌史、青柳優馬
＜第1試合 8人タッグマッチ 20分1本勝負＞
○ウルティモ・ドラゴン、鈴木鼓太郎、マッシモ、ダニー・ジョーンズ
03分45秒 ラ・マヒストラル
●岡田佑介、中島洋平、田中稔、丸山敦
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